登録者数約10万人!クリプトYoutuberのあの方と対談
2023.11.14
先週BitLendingの第3四半期レポートを公開した。この期間の収益率は3.37%(年利換算14.19%)となった。最近市場が盛り上がっているせいか新規でご登録いただく方が増えた。BTCの価格が上昇するにつれて世間の興味関心が増えることは我々にもメリットがある。その一方、リテラシーという面ではまだまだ環境整備がされていないように思う。
BTCのプライスに関しては私の心は相変わらずどっちでも良い。ベアマーケットを乗り越えた昨年に比べれば今の状況でもだいぶマシだ。重大な事件が起こらなければそれで良い。
さて、日本もすっかり冬になった。先日約1ヶ月の日本滞在を終えドバイに帰った。今年初めには1AED38円ほどだったディルハム(UAEの現地通貨)もいつの間にか41円を超えていた。表示価格の40倍でお釣りがくる概算はもうできない。近い将来1ドル200円の未来すら来てしまうのだろうか。BitLending先行版リリース時の説明会資料に1ドル150円の未来の話をしていたのが懐かしい。
情報は自分で取り選択する時代。描いた未来を実現するには自分の頭で考え行動するしかない。クリプトの業界にいると毎年のルーティンというものがあまりないように思う。なぜなら、毎年毎年が新しいチャレンジだからだ。ベストエフォートを出し続けることは当たり前で、結果が目に見えて現れることで次の扉が開かれる。途中で脱落すれば退場。
頑張っただけでは飯は食えない。気持ちが人一倍あってもそれは同じ。行動できないと未来は変えられない。現状に不満を垂れるくらいなら自分で行動したほうがマシ。そうやって自分自身の環境も変えた。今年という短い期間を切り取っても得られた未来は少しずつ変わって来た実感がある。
だからドバイに帰ると身が引き締まる。何故なら物価が高いこの国では明確な目的がないと滞在する為の収支すら合わないからだ。FIREなんて言葉はこの国ではちっとも響かない。どれだけ成功しても終わりはない。挑戦し続けるスピリットが結果的に国の発展へと繋がるのだろう。ドバイはそういった空気を肌で感じることができる街だ。国のトップである首長が政治や経済の舵取りをトップダウンで行うことで驚異的なスピードで成長を遂げて来たのだ。その意味では検討を加速する我が国とは異なり、世界中からヒト、モノ、金、情報が集まる。
いつもながら久しぶりのコラムになってしまい申し訳ない。冒頭でもお伝えしたが新規のユーザー様も増えたので改めて挨拶をさせていただく。
いつもお世話になっております。ビットレンディング長友です。
この文章はビットレンディングの問い合わせフォームの返信でこれまで何百件と打って来たが実はコピペはしていない。いつも手打ちだ。
少しクセのある文章と忖度のないありのままの表現スタイルが一部のお客様から熱烈に支持されており、私が書くコラムは少しばかりアクセスが良いそうだ。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
本当は9月にシンガポールで開催されたTOKEN2049に関して、国際的なカンファレンスがどれだけ重要で有意義なものかを書きたかった。だが、その週末にご招待いただいたF1のRed Bullチームのパドック席があまりに刺激的過ぎてPCに向き合えなかったのが正直なところだ。F1ドライバーとして最高年俸である84億円を稼ぎだすRed Bullのマックス・フェルスタッペンのマシンを目の前で見せられたらTOKEN2049の記憶も飛んでしまう。
こういったコラムは感情が高まっている鮮度の高いうちに書かないと明日には賞味期限が切れている。誰かに必要とされると筆が進むが、残念ながら私は日々情報発信をしているインフルエンサーでもない。ただBitLendingに365日張り付いてカスタマーサポートをしているだけのBitLending長友だ。だが、その裏で僕が見ている景色はクリプト業界の最先端であることは間違いない。
幻冬舎のGOETHE(ゲーテ)という雑誌をご存知だろうか。先月下旬に発売された最新号はドバイ特集だった。光栄なことに「7人の日本人」というコンテンツにBitLending長友としてではなく、コラムニスト・ナガトモヒロキとして選んでいただき、わざわざドバイで取材をしていただいた。
これは私がこれまで取材活動を続けてきたご縁が繋がった結果でもある。紙媒体の存在価値は非常に大きい。コラムニストとして活動をしているだけで、ただのレンディングサービスのカスタマーサポートをしている長友でさえも、業界の最先端で活躍しており多忙を極める方々にもアポイントが取れ、生の話が聞けるのだ。ちなみに来月アポイントを取っているシンガポール在住の方もとても著名な方だ。
そんなコラムニストの肩書きをフル活用して最近お近づきになった方がいる。
Joe Takayamaさんだ。
Joeさんと言えばYoutuberとしてご存知の方も多いだろう。ドバイに帰り最初の仕事はJoeさんへのインタビューだった。
JoeさんはYouTube登録者数約10万人の日本のクリプト業界ではダントツトップのインフルエンサーだ。今はドバイを拠点に活動している。モルガン・スタンレー出身という外資系金融機関のバックグラウンドから成る豊富な知識と分析力は他のYouTuberでは敵わない。安心して情報を取れる数少ないインフルエンサーの1人だろう。私も毎朝ジムでトレーニングしながらJoeさんのチャンネルを聞いている。Joeさんにはこれまで何度かお会いしているが動画で拝見する通りのとても優しい方である。
外資系金融機関出身ということもあり頭も良い方なのでお話しの中で理解できない専門用語がたまに出てくるのだが、実は私はその時はわかったふりをして後からこっそり調べているのは内緒にしてほしい。
余談だが、つい先日も取引先とのやり取りでALTという単語が出てきてすぐに理解ができなかった。ALTと言えば、どこぞの中学校に毎週月曜日か火曜日の午後にいるひたすら明るいアメリカ人の英語の先生(Assistant Language Teacher)しか思い浮かばなかったのだが、ALTとはアルトコインのことだったのだ。反省。
そんなJoeさんはYouTuberでもあるが企業やプロジェクトのサポートなども行なっており、ご自身も投資家として30以上のプロジェクトに投資もしている。私が知る限り日本人の個人でこれだけ初期から検証をしている方はほとんどいないと思う。
Joeさんのように情報を発信する系統のYouTube チャンネルの場合、信頼の積み重ねが最も大事だ。SNS全体で見ればX(旧Twitter)やInstagram、TikTokなど様々なチャネルがあるが、滞在時間で見ればYouTubeはまだまだ圧倒的に優位性があるメディアだ。
最近、広告単価や再生数の減少などでやってみた系Youtuberの収益が急激に下がっているニュースも見受けられるが、メディアとして確立されたチャンネルは再生数や広告収益に頼らなくてもマネタイズができる。そもそも目的がある視聴者は広告など見ないでプレミアム課金をするだろう。月額1500円ほどのサブスクを渋る客層が100万人いて意味があるだろうか。トレンドを永遠と錯覚してしまうことに根本的な間違いがあると思う。
それで言えばクリプトの場合、ここ数年は世の中のニュース、特に米国経済がマーケットに及ぼすインパクトが大きくなってきたこともありマクロの視点で解説できる方がいなかったこともJoeさんが日本という小さなクリプト市場で10万人もの支持を得られている所以だろう。
いま新たなチャレンジのフィールドに立っているJoeさんだが、この取材の様子は今月末発売号の弊社雑誌「Iolite(アイオライト)」の私の連載ページである「Crypto Journey(クリプトジャーニー)」にて公開される。
このような第一線で活躍しているインフルエンサーを見ていれば業界の動きや自身が取るべき方向性も見えてくるだろう。
どうぞお楽しみに。Joeさん、取材ありがとうございました。
Joe Takayama
- Youtube▶︎https://www.youtube.com/@Joe_Web3
- Twitter▶︎twitter.com/TakayamaJoe
初心者にもわかりやすい仮想通貨初心者向けチャンネル。 「仮想通貨を楽しく、より身近なものに」
- ●ヘッジファンドトレーダーとしてキャリアをスタート
- ●株・債券・為替・不動産を対象に投資運用
- ●米投資銀行にて企業買収(M&A)業務も経験
- ●南カリフォルニア大学(USC)ビジネス学部卒業
- ●海外生活合計約10年
- ●仮想通貨の取引は2016年からスタート