【2026年版】ビットコインが使える店一覧|日本の実店舗・通販・支払い方法

監修:株式会社J-CAM 金融アドバイザー AFP認定者 倉本 佳光 Yoshimitsu Kuramoto

慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、山一証券株式会社に入社し金融業界でのキャリアをスタート。その後、メリルリンチ日本証券株式会社マネージメント・コミッティーメンバー、岡三アセットマネジメント株式会社理事などを歴任。
執筆:BitLending編集部 更新日:2026年7月22日

倉本 佳光

日本にも、ビットコイン(BTC)で支払いができる店やサービスはあります。代表例は、ビックカメラ、ビットコインモール、メルカリ、Coincheckでんきなどです。

ただし、同じ「ビットコインが使える店」でも、店舗へBTCを直接送る方法と、保有するBTCを売却して日本円の残高へ換えてから支払う方法があります。利用できる場所だけでなく、支払い時にBTCがどのように動くのかまで確認することが大切です。

この記事では、日本でビットコインが使える店・通販・サービスの一覧、コンビニやAmazonでの対応状況、支払い方法、税金や誤送金の注意点を整理します。

店舗やサービスの対応状況は変更されることがあります。掲載内容は2026年7月22日に公式情報を確認していますが、実際に利用する直前にも、各社の公式ページや店頭表示をご確認ください。

免責事項(投資助言ではありません)

本記事は、ビットコインに関する情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買・投資行動を推奨するものではありません。暗号資産は価格変動が非常に大きく、短期間で大きな損失が発生する可能性があります。投資判断は必ずご自身の責任で行い、必要に応じて専門家へご相談ください。

利益相反に関する開示:本記事を掲載するBitLendingは、暗号資産レンディングサービスを提供しています。記事内には当社サービスへの導線が含まれる場合がありますが、特定の投資行動や暗号資産の貸出を推奨するものではありません。

ビットコイン決済に対応する店のイメージ

日本でビットコインが使える店・サービス一覧

2026年7月22日時点で、公式情報からビットコインの利用方法を確認できた主な店・サービスは次のとおりです。

店・サービス 利用場所 利用方法 主な条件・注意点
ビックカメラ 全店舗・ビックカメラ.com bitFlyer経由のBTC決済 bitFlyerのウォレットが必要。店舗は1会計30万円相当まで、通販は注文金額10万円まで
BitcoinMall オンライン通販 指定アドレスへ暗号資産を送金 送金先・数量・入金期限を確認。入金後のキャンセルには制限がある場合がある
メルカリ メルカリアプリ内 BTCを売却してメルペイ残高へ自動チャージ 直接送金ではない。メルカリShopsとWeb版は対象外。1取引の使用額は100万円未満
Coincheckでんき 電気料金 CoincheckのBTCで料金を支払う 供給エリア、契約条件、対象プランを申し込み前に確認
BTC Map掲載店 飲食店・宿泊施設・小売店など 店舗ごとにオンチェーンまたはライトニング 掲載情報と実際の対応状況が異なる場合があるため、来店前に店舗へ確認

この一覧で重要なのは、「BTCを直接送れるか」という点です。メルカリのように、BTCを売却して円建ての残高へ変えてから支払うサービスもあります。

ビットコイン自体の仕組みから確認したい場合は、ビットコインの仕組み・価値・リスクも参考にしてください。

《出典》
お支払い方法|ビックカメラ
ビットコインモールの特徴・支払い方法|BitcoinMall
ビットコインの使用|メルカリ
Coincheckでんき|Coincheck
BTC Map|BTC Map

店・サービス別の利用条件

店名が掲載されていても、全店舗・全商品・すべてのウォレットで使えるとは限りません。ここでは、公式ページで確認できる利用範囲と、支払い前に注意したい条件を見ていきます。

ビックカメラは全店舗と通販でビットコインを使える

ビックカメラ公式の支払い案内では、ビックカメラ全店とビックカメラ.comでビットコインを利用できると案内されています。

  • 実店舗:1会計につき30万円(税込)相当分まで
  • ビックカメラ.com:注文金額10万円(税込)まで
  • 利用できるウォレット:bitFlyerのウォレット

コジマ・ソフマップについては一部店舗のみです。「ビックカメラグループだからどの店舗でも使える」とは限らないため、公式の対象店舗一覧を確認してください。

《出典》
お支払い方法|ビックカメラ
ビットコインでのお支払い方法|ビックカメラ.com

メルカリはBTCを売却して買い物に使う

メルカリの「ビットコインの使用」は、出品者へBTCを直接送る決済ではありません。保有するBTCを売却し、売却額をメルペイ残高へ自動でチャージして支払う仕組みです。

メルカリアプリ内の買い物で利用でき、メルカリShopsとWeb版メルカリは対象外です。1取引のビットコイン使用額は100万円未満とされています。

取引がキャンセルされた場合は、使用したBTCではなく、売却額相当のメルペイ残高で返金されます。値動きによって同じBTC数量を買い戻せないことがあります。

《出典》
ビットコインの使用|メルカリ

BitcoinMallでは通販商品を暗号資産で購入できる

BitcoinMallは、情報家電、カメラ、パソコン用品、オフィス用品、キッチン用品などを扱う仮想通貨決済専門の通販サイトです。

商品を選んで配送先を入力すると、メールで支払い用リンクが届きます。表示された入金アドレスまたはQRコードを使い、指定された数量を送金します。

暗号資産の送金は、クレジットカード決済のように利用者が後から取り消せる仕組みではありません。通貨、送金先、数量、入金期限を送信前に確認してください。

《出典》
ビットコインモールの特徴・購入手順|BitcoinMall

飲食店や宿泊施設はBTC Mapで探す

個人経営の飲食店、宿泊施設、小売店などは、閉店や決済方法の変更が反映されにくいため、記事内の固定一覧だけで判断するのは安全ではありません。

BTC Mapでは、OpenStreetMapの情報をもとにビットコイン対応店を地図上で探せます。ただし、地図への掲載だけで現在の利用可否が保証されるわけではありません。来店前に店舗の公式サイト、SNS、電話などで確認してください。

《出典》
ビットコイン対応店マップ|BTC Map

スマートフォンでビットコインが使える店を確認するイメージ

コンビニ・Amazon・家電量販店では使える?

検索されることが多い店については、「BTCを直接送って支払えるか」と「別の決済手段へ換えて使えるか」を分けて確認する必要があります。

店・サービス BTCの直接決済 確認結果
ビックカメラ 対応 全店舗とビックカメラ.comで利用可能。bitFlyerのウォレットが必要
コンビニ 一般的な共通決済としては未確認 通常のレジでBTCを直接送る方法が全国共通で導入されているわけではない
Amazon.co.jp 公式の支払い方法として未確認 Amazonの案内する支払い方法にBTCは掲載されていない
ヨドバシカメラ 公式案内を確認できず ビックカメラの情報と混同しない。利用前に店舗へ確認
ヤマダデンキ 公式案内を確認できず 利用可能と決めつけず、店舗の最新支払い方法を確認

暗号資産を売却してチャージしたプリペイドカードなどを使える場合でも、それは店がBTCを直接受け取る決済とは異なります。また、カード発行会社・加盟店・商品によって利用制限があります。

《出典》
お支払い方法|ビックカメラ
利用可能な支払方法|Amazon Pay

ビットコイン決済の仕組みを表すブロックチェーンのイメージ

ビットコインで支払う3つの方法

日本でビットコインを買い物に使う方法は、大きく3つに分かれます。利用先だけでなく、支払いの過程でBTCが売却されるかを確認しましょう。

方式 資金の動き 主な利用先 注意点
オンチェーン決済 BTCのブロックチェーン上で店舗へ送金 BitcoinMall、一部の店舗・通販 送金手数料や承認時間が変動する
ライトニング決済 ライトニングネットワーク経由でBTCを送金 対応する飲食店・宿泊施設など 対応ウォレットと請求書の確認が必要
間接利用 BTCを売却・円換算して残高やカードで支払う メルカリ、対応するカード加盟店など 売却損益が発生し、直接決済ではない

暗号資産には決済以外の利用方法もあります。本記事では店舗での支払いに範囲を絞っているため、全体像は暗号資産の主な使い方と注意点で確認してください。

ビットコインとウォレットを使って支払うイメージ

店頭や通販でビットコインを支払う手順

支払い画面に表示されたQRコードをすぐ読み取るのではなく、最初に店舗が対応する方式とウォレットを確認します。

1.店舗が対応する決済方式を確認する

店員または支払い画面に、オンチェーン、ライトニング、特定サービス経由などの指定があるか確認します。オンチェーン用アドレスへライトニングで送るなど、異なる方式を混同しないでください。

2.QRコードと請求内容を確認する

ウォレットでQRコードを読み取り、次の項目を確認します。

  • 支払先の名称
  • BTC数量または日本円換算額
  • ネットワーク
  • 送金手数料
  • 請求書の有効期限

3.送信前に金額と送金先を再確認する

暗号資産の送金は、送信後に利用者側の操作だけで取り消すことが困難です。桁数、通貨、ネットワーク、送金先を確認してから確定します。

4.店舗側の決済完了を確認する

ウォレットに送信済みと表示されても、店舗側では入金確認中の場合があります。決済完了画面やレシートを確認するまで、その場を離れないようにしましょう。

購入したBTCの保管場所や取引履歴の残し方は、購入後のウォレット・記録・税金の確認ポイントで詳しく説明しています。

ビットコインで支払う前に注意点を確認するイメージ

ビットコインで買い物するときの注意点

支払い自体ができても、日本円の決済とは異なる点があります。利用前に、誤送金、価格、手数料、返金条件を確認してください。

送金後は自分で取り消すことが難しい

誤った送金先や異なるネットワークへ送った場合、通常のカード決済のような取消処理はできません。少額であっても、送信ボタンを押す前の確認が必要です。

商品価格とは別に送金手数料がかかる場合がある

オンチェーン決済では、ネットワークの混雑状況によって送金手数料が変わります。少額の買い物では、商品価格に対して手数料の割合が大きくなることがあります。

返品時に同じBTC数量が戻るとは限らない

返金方法は店舗や決済サービスによって異なります。支払ったBTC数量ではなく、購入時の日本円相当額やサービス残高で返金される場合があります。

メルカリでは、BTCを使った取引がキャンセルされた場合、売却額相当のメルペイ残高で返金されると案内されています。

《出典》
ビットコインを使用した場合の返金と注意事項|メルカリ

店舗情報は利用直前に再確認する

暗号資産決済は、店舗の閉店、端末変更、提携サービスの終了などによって利用できなくなる場合があります。「以前使えた」という記事や投稿だけで判断せず、公式サイトと店頭の最新表示を確認してください。

ビットコイン決済の取引記録と税金を確認するイメージ

ビットコイン決済と税金

日本では、保有する暗号資産で商品やサービスを購入した場合、支払い時点の価額と取得価額との差額が所得計算の対象になることがあります。

例えば、1万円で取得したBTCが1万5,000円相当になった時点で買い物に使った場合、その差額を確認する必要があります。BTCを売却して残高へ変えるメルカリのような方法でも、売却損益が発生します。

支払いのたびに、少なくとも次の情報を残しておきましょう。

  • 支払日
  • 使用したBTC数量
  • 支払い時の日本円換算額
  • BTCの取得価額
  • 送金手数料
  • 取引履歴または取引ID

税率、所得計算、確定申告の詳細は、ビットコインを支払いに使ったときの税金で確認してください。個別の申告判断は税理士または所轄税務署へご相談ください。

《出典》
暗号資産等に関する税務上の取扱い|国税庁

ビットコイン決済のFAQ

ビットコインが使える店に関するよくある質問

日本の店舗や通販でビットコインを使う際に、特に疑問になりやすい点を整理します。

日本でビットコインを直接使える店はありますか?

あります。公式情報では、ビックカメラ全店とビックカメラ.com、BitcoinMallなどでBTCを利用できます。地域の飲食店や宿泊施設はBTC Mapでも探せますが、来店前の確認が必要です。

コンビニでビットコインは使えますか?

全国のコンビニで共通してBTCを直接送金できる決済方法は、2026年7月22日時点で確認できません。BTCを売却してチャージしたプリペイドカードなどを使える場合はありますが、店舗がBTCを受け取る直接決済とは異なります。

Amazonでビットコインは使えますか?

Amazonが公式に案内する支払い方法には、BTCの直接決済は掲載されていません。プリペイドカードなどの間接手段を使える場合でも、カード会社や商品による利用制限を確認してください。

ビットコインで買えるものは何ですか?

家電、パソコン用品、日用品、メルカリの商品、電気料金、対応する飲食店・宿泊施設の代金などに利用できます。ただし、利用できる商品や上限額は店・サービスごとに異なります。

支払いに失敗したらBTCはなくなりますか?

送金自体が成立していなければ、通常はBTCも移動していません。ただし、送金済みなのに店舗側で確認できない場合は、再送せず、取引IDと決済画面を提示して店舗または決済事業者へ確認してください。

少額の買い物でも税金は関係しますか?

支払い時の価額が取得価額を上回っている場合は、少額の買い物でも所得計算が必要になることがあります。支払い日時、BTC数量、日本円換算額、取得価額を記録してください。

ビットコインが使える街や店舗のイメージ

まとめ|店名だけでなく決済方式と利用条件を確認する

日本にもビットコインが使える店はあります。公式情報から確認できる代表例は、ビックカメラ、BitcoinMall、メルカリ、Coincheckでんきなどです。

ただし、すべてがBTCの直接決済ではありません。メルカリのように、BTCを売却して円建ての残高へ変えてから支払うサービスもあります。

  • どの店舗・商品が対象か
  • BTCを直接送るのか、売却を伴うのか
  • 利用できるウォレットと上限額
  • 送金手数料と返金条件
  • 支払い時の損益と取引記録

「使える店」という情報だけで判断せず、実際にBTCがどのように移動するのかを確認したうえで、自分に適した支払い方法かを判断しましょう。