仮想通貨(暗号資産)Oasys(オアシス/OAS)とは?特徴やリスク、将来性について徹底解説!
2024.09.20
ブロックチェーン技術は決済やアプリ開発などの用途以外にも多くの目的で利用されます。特に身近なものとしてブロックチェーンゲームが挙げられ、今も世界中で楽しまれていることはご存知ではないでしょうか。
しかし、ブロックチェーンゲームの中には仕様がマッチせず利用しにくいものも少なくありません。このような問題を解決したのが仮想通貨(暗号資産)のOasys(オアシス/OAS)です。
今回は、Oasys(OAS)についてどのような仮想通貨(暗号資産)か解説していきましょう。
引用元:https://www.oasys.games/
仮想通貨(暗号資産)Oasys(オアシス/OAS)とは?
Oasys(OAS)は、ブロックチェーンゲームに特化したプラットフォームです。プラットフォームとは、システムを動かす環境のことで、Oasys(OAS)はブロックチェーンゲームをプレイしやすい環境を提供しているブロックチェーンです。
ここで利用される通貨が今回紹介する仮想通貨(暗号資産)のOasys(OAS)になります。リリースされたのが2022年と、比較的新しい仮想通貨(暗号資産)です。
Oasys(OAS)は、従来のイーサリアム(ETH)を利用したブロックチェーンでは手数料が高い、処理能力に限界があるといった問題を解消するものとして注目を集めています。
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Oasys(オアシス/OAS)の特徴について解説
Oasys(OAS)には次の特徴が挙げられます。
- 有力なバックアップ企業
- ブロックチェーンを2つ運用できる
- ゲームプレイに特化した仮想通貨(暗号資産)
これらについてみていきましょう。
有力なバックアップ企業
仮想通貨(暗号資産)のプロジェクトは、有名なものほど多くのバックアップ企業がついています。たとえば、リップル(XRP)はUFJやSBI、バンク・オブ・アメリカなど国内外の金融機関、イーサリアム(ETH)であればマイクロソフトやJPモルガン銀行などの大手企業です。
一方、Oasys(OAS)もバックアップ企業として主にゲーム関連の企業がサポートを行っているのが特徴です。
具体的な企業として、アサシン クリードなどのUbisoft、日本企業ではバンダイナムコ、GREE、SEGA、そしてスクウェア・エニックスが名をつらねています。
これらの企業をはじめとする21社が新たなブロックチェーンを生み出すネットワーク参加者、バリデータとしてOasys(OAS)に参入しています。
ゲーム分野におけるバックアップ企業としてこれほど充実したメンバーはいないはずです。
ブロックチェーンを2つ運用できる
レイヤー2ブロックチェーン「Verse」と呼ばれるブロックチェーンを用意しているのも特徴です。
これは、ブロックチェーン上に自分たちのオリジナルのブロックチェーンをさらに追加できるものを言います。
たとえば、あるブロックチェーンゲームの基本的な部分をOasys(OAS)のブロックチェーンにして、ゲームを動かす部分は独自のブロックチェーンを動かします。
これによって、ゲーム内独自で利用できるトークンやNFTを用意するといった運用が可能です。
ゲームプレイに特化した仮想通貨(暗号資産)
Oasys(OAS)はゲームに特化した仮想通貨(暗号資産)なのも特徴です。その理由として、トランザクションのスピードに優れていること、分散性を開発者に依存すること、データの安定性に優れていること、そしてガス代が無料にできることが挙げられます。
まず、トランザクションと呼ばれるデータ取引のスピードを従来のブロックチェーンゲームよりも高速化しています。
これによって、ブロックチェーンゲームにありがちな動きの遅いゲームではなく、スマホのゲームのようなスピーディーさが売りのゲームも開発可能です。
分散性も開発者に依存できる点もポイントです。Oasys(OAS)のシステムに依存した分散性では、どうしても処理能力が遅くなってしまいますが、ゲーム開発者によってコントロールすることで高速処理が可能になります。
最後のガス代は、Oasys(OAS)最大の特徴です。通常のブロックチェーンゲームではガス代と呼ばれる取引手数料を支払いながらプレイしなければなりません。そのため操作をするたびにお金がかかることすらあります。
一方、Oasys(OAS)の上で動かすもう一つのブロックチェーンでゲームを動かせば、ガス代を無料にできるので、どんどんプレイできます。
Oasys(オアシス/OAS)を取得する際のリスクは?
Oasys(OAS)はゲームに特化した個性的な仮想通貨(暗号資産)です。さらに国内外の有名ゲーム企業が参画し、ガス代を気にすることなくプレイできる魅力的なブロックチェーンでもあります。しかし、取得するにあたっては次のリスクも考慮に入れなければなりません。
- 競合が存在する
- 価格変動が激しい
競合が存在する
Oasys(OAS)のスムーズなブロックチェーンゲームを楽しめるコンセプトは、他にも競合する類似のプロジェクトが存在します。具体的には次のような競合相手です。
- バイナンスコイン(BNB)
- ポリゴン(MATIC)
これらの仮想通貨(暗号資産)はブロックチェーンゲームでの活用も視野に入れているため、Oasys(OAS)の強力なライバルです。特にバイナンスコイン(BNB)は時価総額でイーサリアム(ETH)に次ぐ第三位という巨大な規模を誇ります。
こういった相手と競合するため、競合に敗れるリスクがあるのも事実です。そのため、Oasys(OAS)だけでなく、他の仮想通貨(暗号資産)の情報収集も怠らないことが大切です。
価格変動が激しい
仮想通貨(暗号資産)はもともと価格の変動が激しい資産でもあります。その中でもOasys(OAS)のような新興の仮想通貨(暗号資産)は、なおさら価格変動が激しいのが特徴です。
このような特徴から所有することで価格が急上昇するメリットがあるものの、その反動として急激な下落を起こして資産価値を失う恐れもあります。つまり、所有するタイミングや取引するタイミングを誤ると損をするリスクがあるのです。
損をしないためには、Oasys(OAS)の過去の値動きや仮想通貨(暗号資産)全体の状況をチェックすることで、リスクを回避しやすくなります。
引用元:https://www.oasys.games/
Oasys(オアシス/OAS)の将来性は?
Oasys(OAS)を取得するにあたって知っておきたいことは、その将来性です。ここでは、Oasys(OAS)の将来性について、有望といえる理由と将来が怪しいという理由の2つから解説しましょう。
Oasys(オアシス/OAS)が有望といえる理由
Oasys(OAS)が有望といえる理由はゲーム専門のプロジェクトとして見た場合、有力なゲーム企業が多く参加していることです。これは多くのプロジェクトにはない強みです。
Oasys(オアシス/OAS)の将来性が怪しい理由
将来性が怪しい理由としてライバルの存在が挙げられます。ブロックチェーンゲームのシステムについては、世界中の関係者が問題点を感じています。
そのため、バイナンス(BNB)やポリゴン(MATIC)以外にも多くの参入が起こるリスクもあるのです。この競合に敗れる可能性もあるため、怪しいといえるでしょう。
仮想通貨としての将来性は?
将来性はある程度の地位で安定すると思われます。仮想通貨(暗号資産)として見れば中堅のアルトコインでおさまったとしても、有力ゲーム企業がゲームで利用すれば存続し、一定の価値が見出せます。
この点がOasys(OAS)の将来性を左右するでしょう。他の仮想通貨(暗号資産)と合わせて利用するのが効果的といえそうです。
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Oasys(オアシス/OAS)の購入方法をステップごとに解説
Oasys(OAS)は、日本の仮想通貨取引所で購入できる仮想通貨(暗号資産)です。日本円で入金作業ができるため、購入までのハードルが低く、初めて仮想通貨(暗号資産)を扱う方にも難しくないといえるでしょう。
Oasys(OAS)を購入するまでの流れを簡単に解説しましたので、参考にしてみてください。
国内仮想通貨取引所で口座を開設する
最初に国内の仮想通貨取引所で口座を開設しましょう。Oasys(OAS)の場合、bitbank、DMM Bitcoin、SBI VCトレード、OK Coin Japanで取り扱われています。
口座開設は、本人確認書類を用意してメールなどから手続きを行えます。Oasys(OAS)を含め、自分が扱ってみたい仮想通貨(暗号資産)がある取引所を選択すると便利です。
開設した口座に購入資金を入金する
口座を開設できたら、購入資金を入金しましょう。仮想通貨(暗号資産)の状況にもよりますが、数百円から仮想通貨(暗号資産)を購入できます。最初は無理のない金額で取引をスタートしてみてください。
Oasys(オアシス/OAS)のチャートを確認する
仮想通貨(暗号資産)はさまざまな要因によって価格が変動します。仮想通貨取引所はアプリが用意されているので、アプリで値動きを確認するとベストな購入タイミングを見つけやすいです。
過去の値動きを確認しながら、Oasys(OAS)の購入ボタンを押すと購入完了です。
その後は、Oasys(OAS)の値動きを確認しながら取引を行っていくことになります。
Oasys(オアシス/OAS)で期待される今後
Oasys(OAS)の今後はどのようになるのでしょうか。一つの目安として、Oasys(OAS)は期待されるプロジェクトが存在します。
ここではそのプロジェクトである「OASYX」について解説しましょう。
NFTプロジェクト「OASYX」
「OASYX」とは、Oasys(OAS)が展開するNFTのプロジェクトです。これによってユーザーやゲーム開発会社がデザインしたキャラクターなどをNFTで所有管理できるようになります。
すでに人気格闘ゲームの「バーチャファイター」を利用したNFTのコラボレーションも展開されました。今後も他のゲームとのコラボが行われる可能性があるため、注目のポイントです。
仮想通貨(暗号資産)とNFTの関係については、下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
Oasys(OAS)はブロックチェーンゲームの利用を想定した仮想通貨(暗号資産)です。国内外の有力ゲーム会社の協力やコラボレーションを行い注目が高まっています。
同様のコンセプトによる競合はあるものの独自のNFTプロジェクトで今後も目の離せないブロックチェーンといえるでしょう。
ビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産)を探している方は、Oasys(OAS)は注目の候補です。Oasys(OAS)の特徴などを参考に運用に役立ててみてください。