Azuki(アズキ)とは?特徴や価格推移、NFTの買い方を解説
2024.11.01
ここ数年、NFT(Non-Fungible Token)はプロジェクトだけでなく、個人でも作品を出品する人が増え、大きな盛り上がりをみせています。そんな中、「Azuki(アズキ)」は日本アニメに強く影響を受け、クオリティの高いデザインで多くの指示を集めているNFTプロジェクトの一つです。
Azuki(アズキ)は、現実世界でのグッズの提供やメタバース事業を計画しており、今後の活動が注目されています。この記事では、そんなAzuki(アズキ)の特徴や購入方法を解説します。
Azuki(アズキ)とは?
Azuki(アズキ)は、2022年1月にリリースされたNFTで、販売開始直後に完売した人気作品です。日本アニメをイメージさせるイラストで、キャラクターの横顔を描いた洗練されたデザインが特徴です。Azuki(アズキ)は、「PFP(プロフィールピクチャー)」と呼ばれるNFTの一種で、SNSなどのプロフィール画像として利用されています。
作品数は10,000点となっており、NFTマーケットプレイスではどれも高値で取引されています。運営メンバーは各業界で実績のある人ばかりなので、今後の活動が注目されています。
Azuki(アズキ)の3つの特徴
人気NFT「Azuki(アズキ)」の3つの特徴をみてみましょう。
- 日本アニメをイメージしたNFT
- 保有者限定のコミュニティ「The Garden」に入れる
- 運営メンバーは匿名だが実績がある人ばかり
ひとつずつ解説します、
日本アニメをイメージしたNFT
Azuki(アズキ)は、日本のアニメテイストとストリート調を取り入れたNFTコレクションです。キャラクターによっては、刀やちょうちんなどの日本文化を象徴するアイテムが描かれているNFTもあり、日本文化に強く影響を受けていることがわかります。
また、スケボーやパーカー、タトゥーといったストリート調のモチーフも取り入れることによって、独特の世界観を演出しています。日本古来の文化と現代ファッションを組み合わせ、懐かしくも新しいデザインが評価されている点といえるでしょう。NFTについての詳しい情報はこちらをご覧ください。
保有者限定コミュニティ「The Garden」に入れる
Azuki(アズキ)のNFTを持っていれば、保有者限定の「The Garden」というコミュニティに入ることができます。The Gardenコミュニティに入れば、ストリートファッションブランドとコラボしたウェアの入手や、限定NFTの配布、ライブイベントへの参加など、特別な権利を得られる予定です。
また、Azuki(アズキ)は、メタバース(仮想空間)での世界最大コミュニティを目標にしています。SandboxやDecentralandといった別のプラットフォームとの連携も予定されており、今後さらなる活動領域の拡大が期待できます。
運営メンバーは匿名だが実績がある人ばかり
Azuki(アズキ)の運営メンバーは、IT業界で実績のある人物が集まっています。アメリカのスタートアップ企業「Chiru Labs」を中心に企画が進められ、以下のコアメンバーは全て匿名で活動していることも特徴です。
- ZEGABOND氏:元DeFiエンジニア
- LOCATION TBA氏:元FaceBookエンジニア
- 2PM.FLOW氏: 元Googleエンジニア
- HOSHIBOY氏:Y Combinatorでの受賞歴有り
匿名とはいえ、これだけの実績を持つメンバーが創業者ということで、Azuki(アズキ)はリリース当初から注目を集めていました。
引用元:https://nftpricefloor.com/ja/azuki
Azuki(アズキ)のこれまでの価格推移
Azuki(アズキ)のこれまでの価格推移をみてみましょう。Azuki(アズキ)は、2022年1月に8,700点がリリースされ、その後のプライベートセールで残りの1,300点がリリースされました。リリースの3ヶ月後には、フロア価格が25ETHを記録し急激な価格上昇をみせました。
その後は、価格の落ち込みがありながらも徐々に数値を上げていき、2023年6月にはフロア価格15ETHまで回復しました。2023年後期からは下落が続いていますが、これはNFTの冬相場が影響しており、AzukiだけでなくNFT市場全体の価格が下がっているのが現状です。
しかし、それでも3ETH以上の値を付けているので価値の高さが伺えます。今後のプロジェクト活動と合わせて価格動向もチェックしておきましょう。
引用元:https://www.azuki.com/world/hilumia
Azuki(アズキ)の今後の活動予定
Azuki(アズキ)には、今後の活動予定などを表明したロードマップがありません。しかし、その代わりにプロジェクトが目指す未来や信念を表したマインドマップがあります。それには、コミュニティを重要視していることや、今後はメタバースへの進出が計画されていることが記されています。
また、先ほど述べたように、限定コミュニティでのグッズのほかにトークンの発行も予定されています。時期などの詳細は明らかになっていませんが、今後の活動内容に期待が持てます。
引用元:https://opensea.io/ja/collection/azuki
Azuki(アズキ)の購入方法
ここでは、Azuki(アズキ)を購入する方法を以下の手順で解説します。
- 国内取引所で口座開設する
- イーサリアム(ETH)を購入する
- ウォレットを準備する
- イーサリアム(ETH)をMetaMaskに送金する
- OpenSeaとMetaMaskを連携する
- OpenSeaでAzuki(アズキ)を購入する
国内取引所で口座開設する
まずは、仮想通貨(暗号資産)取引所で口座を開設しましょう。国内の主な取引所は以下があります。
- Coincheck
- OKJ
- bitbank
イーサリアム(ETH)を購入する
取引所で口座開設できたら、NFT取引で必要な仮想通貨(暗号資産)のイーサリアム(ETH)を購入します。なお、NFT購入時にはガス代と呼ばれる手数料が別途必要なので、NFTの価格より余分にイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
イーサリアムについての詳しい情報はこちら。
ウォレットを準備する
次は、ウォレットを準備しましょう。ウォレットとは、仮想通貨(暗号資産)やNFTを入れておく財布のような物のことです。ウォレットの種類はいくつかありますが、これからNFTを始める方は「MetaMask(メタマスク)」がおすすめです。いろんなプラットフォームと連携が可能で、GoogleChromeブラウザで簡単にインストールできます。
MetaMaskについてはこちらをご覧ください。
イーサリアム(ETH)をMetaMaskに送金する
続いて、購入したイーサリアム(ETH)をMetaMaskに送金します。取引所で購入した仮想通貨(暗号資産)は、取引所の口座に保管されたままとなっています。そのため、他のプラットフォームなどで使えるように、さきほど準備したMetaMaskに送金しておきます。
MetaMaskのアドレスを確認し、取引所から手続きをすれば送金可能です。ここまでで、NFT購入準備は完了です。
OpenSeaとMetaMaskを連携する
NFT購入の準備ができたら、OpenSea(オープンシー)とMetaMaskを連携します。「OpenSea」とは、世界最大規模のNFTマーケットプレイスでNFTの購入や出品が可能です。
https://opensea.io/
OpenSea公式サイトにアクセスしたら、ウォレットアイコンをクリックしてMetaMaskで手続きを済ませれば連携完了です。 OpenSeaとMetaMaskの連携方法はこちらをご覧ください。
OpenSeaでAzukiを購入する
最後に、OpenSeaでAzuki(アズキ)を購入しましょう。OpenSeaの検索窓で「Azuki」と検索し、購入ページへ移動します。その際は、公式を証明した青色のバッジが付いていることを確認してください。
Azuki(アズキ)公式販売ページに移動したら、購入したいNFTの「Buy now」をクリックします。
すると、ウォレット確認画面が表示されるのでMetaMaskを選択します。MetaMaskの承認手続きを済ませればAzuki(アズキ)の購入完了です。
なお、承認手続きの際にガス代が表示されます。ガス代価格は時間により変動するので、少しでも節約したい場合は時間をおいてから購入しましょう。購入したAzuki(アズキ)NFTは、OpenSeaのウォレットアイコンから確認できます。
まとめ
今回は、Azuki(アズキ)NFTの特徴や購入方法を解説しました。Azuki(アズキ)は、日本アニメや文化に強く影響を受け、現代ファッションを取り入れたデザインが特徴のNFTです。今後はコミュニティの拡大やメタバース事業の展開が予定されており、Azuki NFTはこのような活動への参加チケットといえます。
今後の活動に期待が集まっているAzuki(アズキ)に興味をお持ちの方は、まずはCoincheckで口座開設を済ませましょう。
Coincheckについての詳しい内容はこちら