「仮想通貨(暗号資産)の次のバブルはいつ来るのだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。仮想通貨の次のバブルがいつ来るかは正確に予測できませんが、ビットコインの半減期サイクルや米国の金融政策などが相場を考えるうえで注目されています。

この記事では、次のバブルが注目される時期の目安や引き金となる要因、RWAなど話題のテーマ、投資する際に気をつけたいリスクまで、わかりやすくまとめました。

なお、法令上は「暗号資産」と呼ばれますが、本記事では「仮想通貨」と表記します。

Q1: 仮想通貨の次のバブルはいつごろと予想されていますか?

2026年9月時点では、仮想通貨市場の次のバブル(本格的な上昇相場)がいつ来るかを正確に予測することはできません。

ただし、今後の相場を考えるうえでは、過去の半減期後の値動きが参考になります。2024年4月のビットコイン半減期後、2025年10月には12万6,000ドルを超える過去最高値を記録しました。一方、2026年は大きく調整し、9月時点では過去最高値を大きく下回っています。

今後の相場を予測する際は、半減期サイクルだけでなく、金融政策などの動向にも注意が必要です。

次の半減期は2028年ごろと見込まれています。半減期は約4年ごとに起こりますが、正確な時期はブロック生成のペースによって変わります。過去の値動きはあくまで参考情報であり、次の半減期が新たなバブルを保証するものではありません。

Q2: 次のバブルを引き起こす主な要因(契機)は何ですか?

次の上昇相場を左右する主な要因として、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策、現物ETFを通じた資金流入、仮想通貨をめぐる規制整備などが挙げられます。いずれも価格上昇を保証するものではありませんが、市場参加者が注目する材料です。

米国の金利政策(利下げサイクル)と流動性の拡大

FRBは2026年7月会合で政策金利を3.50-3.75%に据え置いており、2026年に入ってからは利下げを見送っています。今後利下げが再開されるかどうかや、金利の動向・市場の流動性は、仮想通貨を含むリスク資産への資金配分に影響する要因のひとつです。

ビットコイン・イーサリアムに続く現物ETFの進展

米国でビットコインやイーサリアムの現物ETFが承認されて以降、ETFを通じた市場への資金流入は相場を支える大きな要素となっています。2026年8月17日から21日までの1週間においても、両ETFへ合計約26億ドルの純流入が確認されるなど、投資家からの根強い需要を示しています。

さらに、ビットコイン・イーサリアムに続き、ソラナ(SOL)やリップル(XRP)といったアルトコインの現物ETFも、2025年9月のSEC一般上場基準承認を機に相次いで上場しています。上場直後は機関投資家の資金流入が見られましたが、2026年に入ってからは資金を引き揚げる動きも見られるなど、資金の流れは一様ではありません。対象銘柄の拡大が今後の市場全体の資金流入にどこまでつながるかが注目されます。

機関投資家や大手金融機関の本格的な市場参入

仮想通貨に投資できる上場商品や制度の整備が進むことも、機関投資家や大手金融機関が市場に参加しやすくなる材料のひとつです。

米国では2025年9月、SECがデジタル資産を含む商品ベースETPについて一般上場基準を承認し、一定の条件を満たす商品の上場手続きを簡素化しました。ただし、規制の内容は国や地域、時期によって異なるため、最新情報を確認することが大切です。

Q3: 次の仮想通貨バブルで注目されているテーマや分野は何ですか?

次の市場トレンドとして注目されている分野には、現実世界の資産をブロックチェーン上でトークン化する「RWA(現実世界資産)」や「AI(人工知能)×Web3」、処理速度の向上や手数料の削減につながる「レイヤー2(L2)」などがあります。

RWA(現実世界資産)のトークン化と伝統金融の融合

株式や債券、ファンドなどの資産をブロックチェーン上で扱えるようにするトークン化の取り組みが進んでいます。市場規模はまだ限定的ですが成長しており、伝統的な金融とブロックチェーンをつなぐ分野として注目されています。

AI(人工知能)技術とブロックチェーンのシナジー

AIエージェントが自律的に決済やサービス利用を行うためのウォレットや決済基盤など、AIとブロックチェーンを組み合わせる取り組みも進んでいます。AI×Web3は、新たなサービスや利用方法につながる分野として注目されています。

ガス代削減と高速化を実現する「レイヤー2」エコシステム

「レイヤー2」は、ブロックチェーンの処理能力を拡張し、取引手数料(ガス代)の削減や処理速度の向上につなげる技術です。より低コストで取引できる環境を整えることで、ブロックチェーンの使いやすさを高める役割があります。

Q4: 次のバブルに備える際の投資リスクや注意点は何ですか?

次のバブルを期待して投資を行う際は、市場の急激な価格変動(ボラティリティ)を踏まえ、余剰資金の範囲内で無理のない投資を心がけるとともに、分散投資も意識することが大切です。また、詐欺的なプロジェクトやセキュリティリスクについても十分に確認しましょう。

《出典》
暗号資産の利用者のみなさまへ|金融庁

規制強化やプロジェクトの破綻による市場の冷え込みリスク

仮想通貨市場は、規制強化やプロジェクトの破綻によって冷え込む可能性があります。また、サービスによっては、事業者の経営悪化や破綻などによって資産の返還に影響が生じるリスクもあります。投資やサービス利用の前には、最新情報やリスク説明を確認することが大切です。

自己管理(ウォレット)やフィッシング詐欺へのセキュリティ対策

ウォレットの秘密鍵や認証情報の管理に加え、フィッシング詐欺にも注意が必要です。メールやSMSに記載されたリンクを安易に開かず、公式サイトをブックマークしてアクセスするほか、ワンタイムパスワードや生体認証などを活用しましょう。

《出典》
フィッシング対策|警察庁

まとめ

2026年9月時点では、仮想通貨の次のバブルがいつ来るかを正確に予測することはできません。FRBの金融政策や現物ETFへの資金流入、規制動向に加え、RWAやAI×Web3、レイヤー2などが注目材料です。仮想通貨は価格変動が大きいため、リスクを理解したうえで無理のない範囲で判断しましょう。

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