26日開催のFOMCで次の利上げか!?｜ビットコイン予測今週のポイント2023.7/10

今週のビットコイン市場のポイント
2023.7/10 〜 7/16

暗号資産積立ポートフォリオについて

毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。

今週はポートフォリオの変更はありません。

先週の暗号資産市場は、週初こそBTCで31,000ドル台へ乗せ（円ベースでも440万円台）堅調な動きを見せましたが、7日（金）に雇用時計の発表を控える中、週末にかけてポジション調整とともにやや軟調に推移しました。

7日（金）には雇用統計6月が発表され、非農業部門雇用者数が20.9万人増、失業率3.6％となりました。特に平均時給が+4.4％と前月の+4.0％からさらに上昇し、強い雇用情勢が続いていることが示されました。この発表を受けて長期債利回り４％台に乗せ、株式市場も大きく下落しました。

暗号資産も同様に下落しBTCも3万ドル割れを見せましたが、押し目買いが入り3万ドル台に戻して終えています。

6月のFOMC議事録の内容から当局メンバーのインフレに対する強い姿勢が確認されている中、先週の雇用統計で依然として強い雇用が確認されました。

今週は6月のCPIの発表があり、物価の動向がどのようになっているかが注目されますが、基本的には今月25‐26日に開催されるFOMCでの次の利上げが行われると考え、マーケットは景気減速の織り込みを強めるのではないかと思われます。

暗号資産市場もそうした影響を受ける可能性がありますが、基本的にはBTCの次なる上昇へ向けたもみ合いを続け3万ドル台を固める動きになると見ています。