週末の雇用統計に注目｜ビットコイン予測今週のポイント2023.8/28-9/03

今週のビットコイン市場のポイント
2023.8/28 〜 9/03

暗号資産積立ポートフォリオについて

毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。

今週はポートフォリオの変更はありません。

先週の暗号資産市場は、多少の上げ下げはあったものの上値は重く、また下値も堅くといった状況で狭いもみ合いに終始した形となりました。

金融市場全般としては週末のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演に注目があつまっていましたが、パウエル議長は今までの考え方について改めて述べるにとどめ新しいコメントはありませんでした。

これによりFRBは今後の政策について幅広いオプションを確保したと見られ、これから発表される雇用統計やCPIの動向に注目していくこととなります。

結果として米国株式市場は警戒感を強めた上値の重い展開から少し反発して終了しています。

先週のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長は「インフレ率が下がったことは喜ばしいが、まだ高すぎる。今後、必要なら更なる利上げの準備がある。」とコメントしています。

こうしたコメントを受けてマーケットでは9月のFOMC会合では利上げは行わず、11月の会合時に0.25％利上げをするとの観測が強くなっています。

今後の方向性を占う初めのデータが今週末の雇用統計の発表になります。今週は米国、中国で景気動向を示す経済指標の発表もあり、今後の米国ならびに世界経済の方向を示す週となるかもしれません。

暗号資産市場については引き続き下値を固める展開と見ています。