BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
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BTCドルベースで 70,000ドルを突破!史上最高値を更新|ビットコイン予測 今週のポイント2024.3/11-17

BTCドルベースで 70,000ドルを突破!史上最高値を更新|ビットコイン予測 今週のポイント2024.3/11-17

今週のビットコイン市場のポイント
2024.3/11 〜 17

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


暗号資産ポートフォリオの変更

今週はポートフォリオの変更はありません。

先週のビットコイン市場の振り返り

先週はパウエルFRB議長の議会証言がありましたが、「景気後退に向かうリスクはない。インフレは急速に低下している。ソフトランディングは出来る。年内いずれかの時期に利下げを行うのが適切になる。」との内容で目新しいものはなく、市場の波乱にはつながりませんでした。また週末に発表された雇用統計では、非農業部門就業者数が27万5,000人と予想の20万人を大きく上回りました。また失業率は3.9%とここ3ヶ月留まっていた3.7%から上昇しました。ただ過去2ヶ月分の就業者数で16万7,000人の下方修正が発表され、全体としては労働市場の減速が示唆される状況でした。

米国金融市場では、パウエル議長の議会証言を警戒した動きから週初は調整しましたが、証言の内容が伝わると安心感からしっかりしたと動きなりました。しかし週末8日(金)にエヌビディアが51ドル安と大きく下落し、NY株の3指数は下落して終えています。

BTC現物ETFへ多くの資金流入が発生しBTCの価格を大きく押し上げる展開

暗号資産市場は、週明けから活発な動きを見せています。特にBitcoin(BTC)は、円ベースでの価値が初めて1,000万円を超える大きなマイルストーンを達成しました。この価格の大幅な上昇は、市場の楽観的な見方と投資家の強い関心を反映しています。しかし、その後、利益確定売りによる圧力が増し、一時的に価格は大きく下落しました。にもかかわらず、BTCは価格を回復させ、1,000万円前後での取引が続いています。

同じ期間に、Ethereum(ETH)も強い買い支えを受け、58万円台で週を締めくくっています。ETHの堅調なパフォーマンスは、市場全体の健全な成長を示唆しています。一方で、XRPは週の初めに堅調なスタートを切りましたが、週末にかけては価格調整のフェーズに入り、やや下落して週を終えています。

この期間中のもう一つの注目すべき出来事は、Bitcoinがドルベースでの価格で重要なマイルストーンを二度達成したことです。5日には、69,000ドルを突破し、2021年11月以来となる過去最高値を29カ月ぶりに更新しました。さらに、その3日後の9日には、初めて70,000ドルを超える歴史的な瞬間を迎えました。これらの出来事は、暗号資産市場が依然として大きなポテンシャルを秘めており、特にBitcoinに対する強い信頼と期待があることを示しています。

全体として、この週の暗号資産市場は、Bitcoinの価格が新たな高値を更新し、Ethereumも堅調に推移する一方で、XRPなどの他の通貨は調整期に入るなど、さまざまな動きが見られました。これらの動向は、市場の変動性と成長の可能性を浮き彫りにしており、投資家には慎重な分析と戦略的な投資が求められます。

今週の注目の経済イベント

今週は米国で消費者物価指数と生産者物価指数の発表があります。前回予想を上回る伸びを示した1月の消費者物価指数に株式市場が動揺して1ヶ月が経ち、同じような状況にならないかと米国株式市場は警戒しています。どのよう結果になるかは発表を待つしかなく、静かに見守りたいと思います。

ただ株式市場ではエヌビディアが急落しており、半導体銘柄について調整が進む可能性が高くなっています。また株式市場の上昇はエヌビディアが牽引してきたとも考えられ、しばらく市場全体で調整局面入りとなるかもしれません。

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

今週のビットコイン相場は、非常に注目されています。特に、円ベースで1,000万円台の定着は大きな意味を持ち、ドルベースでの史上最高値更新後の市場動向に多くの投資家が目を光らせています。最近の価格の動きは、新たな史上最高値を立て続けに更新する中で、利益確定の売りが増えていることが確認されています。しかし、それと同時に、ビットコイン現物ETFへの資金流入も続いているため、売りと買いが交錯する複雑な市場状況となっています。このような背景を踏まえると、ビットコインが1,000万円を固める動きが今週も見込まれるでしょう。

一方で、米国商品先物取引委員会(CFTC)のロスティン・ベーナム議長が「イーサリアムは商品である」と述べたこと、そしてブラックロックおよびフィディリティがイーサリアムの現物ETFを上場申請していることは、市場にとって大きなニュースです。SECがイーサリアムの上場の可否判断を延期している状況は、イーサリアムの将来性に関する議論を引き続き促していますが、ビットコイン現物ETFから連想されるポジティブなイメージがイーサリアムにも波及する可能性があります。そのため、イーサリアムも今週堅調な動きを見せる可能性が高いと考えられます。

ビットコインに関しては、市場は引き続きETFへの関心や最高値更新後の動向に注目しています。利益確定の売りと新たな資金流入のバランスが今週の価格動向に大きく影響を与えるでしょう。イーサリアムについても、規制当局の動きやETF申請の進展が市場のセンチメントに影響を及ぼす可能性があります。全体として、暗号資産市場は依然として動きが活発であり、投資家は慎重な市場分析と戦略的な対応が求められる週となりそうです。