エンジンコイン(ENJ)とは?将来性と国内取引所の最新の取扱い状況を解説
監修:株式会社J-CAM 金融アドバイザー AFP認定者 倉本 佳光 Yoshimitsu Kuramoto
慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、山一証券株式会社に入社し金融業界でのキャリアをスタート。その後、メリルリンチ日本証券株式会社マネージメント・コミッティーメンバー、岡三アセットマネジメント株式会社理事などを歴任。
執筆:BitLending編集部 更新日:2026年9月15日
エンジンコイン(ENJ)は、ブロックチェーンゲーム向けプラットフォーム「Enjin Platform」のネイティブトークンで、NFTブームの中で大きく値上がりした銘柄の一つです。一方で近年は「エンジンコイン オワコン」「将来性ない」という検索も目立ちます。
結論から言うと、この不安には具体的な裏付けがあります。Coincheck・GMOコイン・SBI VCトレード(旧DMM Bitcoin)といった国内の主要取引所が、2025年から2026年にかけて相次いでENJの取扱いを廃止しており、さらにbitbankも2026年10月16日に取扱いを廃止すると発表しました。理由は、ENJに存在する2種類のネットワーク間で価格の乖離が続いていることです。一方でOKJ(オーケーコイン・ジャパン)のように、両方のネットワークに対応させることで取扱いを継続している事業者もあり、「全滅した」わけではありません。この記事では、こうした取扱い状況の変化を一次情報に基づいて整理したうえで、ENJの仕組みや将来性を判断する材料をお伝えします。投資を勧める記事ではなく、ご自身で値踏みするための情報提供が目的です。
免責事項(投資助言ではありません)
本記事は、仮想通貨(暗号資産)に関する情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買・投資行動を推奨するものではありません。暗号資産は価格変動が非常に大きく、短期間で大きな損失が発生する可能性があります。投資判断は必ずご自身の責任で行い、必要に応じて専門家へご相談ください。
利益相反に関する開示:本記事を掲載するBitLendingは、暗号資産レンディングサービスを提供しています。記事内には当社サービスへの導線が含まれる場合がありますが、特定の投資行動や暗号資産の貸出を推奨するものではありません。
エンジンコイン(ENJ)の現在価格・リアルタイムチャート
まずはエンジンコイン(ENJ)の現在の値動きを確認しましょう。なお後述のとおり、ENJには「イーサリアム版」と「Enjin Relay Chain版」という2つのネットワークが存在し、取引所によって参照する価格が異なる場合があります。下のチャートは特定の取引所のデータに基づくものであり、ご自身が利用する取引所の実際の価格とは差が生じることがある点にご注意ください。
エンジンコイン(ENJ)とは
エンジンコイン(ENJ)とは、ブロックチェーンゲームの開発・運営を支援するプラットフォーム「Enjin Platform」のネイティブトークンです。運営元のEnjin Pte Ltd.は2009年にシンガポールで設立され、20カ国以上のメンバーで構成されるグローバルな開発チームを抱えています。ENJは2018年6月にイーサリアムのメインネット上でERC-20規格のトークンとして正式に発行されました。
「エンジンコインの何が何やらわからない」という方が混乱しやすいのが、似た名前の3つの言葉です。ここで整理しておきましょう。
- Enjin Platform:開発者向けにNFTの発行・管理機能を提供するサービス群の総称。ENJはこのプラットフォーム上での取引・裏付けに使われるトークンです。
- Enjin Blockchain:Enjinが構築した独自のブロックチェーン(SubstrateベースのProof of Stake)。全体の基盤となる「Enjin Relay Chain」と、NFTに特化した複数の「Matrixchain」から構成されています。
- Efinity(Matrixchain):もともとPolkadotのパラチェーンとして構築されたNFT特化のブロックチェーンでしたが、現在は「Efinity Matrixchain」としてEnjin Blockchainにフォークされ、その一部になっています。
Enjinはこの他にも、モバイル向けの「Enjin Wallet」や、イーサリアムを使わずにNFTを発行・取引できる「JumpNet」など、ゲームやNFTに特化した複数のプロダクトを提供しています。NFTと仮想通貨の関係の基礎から確認したい方は、あわせてご覧ください。
《出典》
Enjin Blockchain Extended FAQs|Enjin公式ブログ
エンジンコイン(ENJ)とは|OKJ
エンジンコイン(ENJ)の仕組み
エンジンコイン(ENJ)を支える仕組みの一つが、ERC-20とERC-721の特徴を併せ持つ「ERC-1155」という規格です。ENJはこの規格により、ゲーム内アイテムなどのNFTの価値を裏付ける役割を果たします。NFTの裏付けに使われたENJは市場に供給されなくなるため、NFTが増えるほどENJの流通量が減り、希少性が高まる仕組みになっています。不要になったNFTはENJに変換して回収(メルト)することもできます。
供給量については、2026年9月15日時点でCoinGecko上の発行済み供給量は約20億ENJ、流通量も約20億ENJとされています。旧記事などで見られる「総供給量10億枚」という記述は、2024年以降に実施されたEFI(Efinityトークン)とENJの統合や、ガバナンス報酬としての追加発行を反映する前の古い数値です。
もう一つ押さえておきたいのが、ENJには2種類のトークンが存在するという点です。もともと1種類だったENJですが、2023年から「イーサリアム上のERC-20版ENJ」から「Enjin Relay Chain上のネイティブ版ENJ」へのトークン移行が進められており、現在は両方のバージョンが並行して流通しています。この2つのバージョンの価格差が、後述する国内取引所の取扱い廃止の直接の原因になっています。
エンジンコイン(ENJ)の特徴
仮想通貨(暗号資産)を運用するなら、該当する銘柄の特徴は押さえておくべきです。エンジンコイン(ENJ)の特徴には、以下の3つが挙げられます。
- ハイリスク・ハイリターン
- ゲーム内の仮想商品を取引できる
- トークンの価値を裏付けている
ハイリスク・ハイリターン
仮想通貨(暗号資産)は一般的に価格変動の度合い(ボラティリティ)が大きく、エンジンコイン(ENJ)も同様の傾向が見られます。2021年には、年初の価格から一時4,000%近くまで上昇したこともありましたが、その後は価格が落ち着き、下落しています。ブロックチェーンゲーム市場全体の現状もあわせて確認すると、値動きの背景を理解しやすくなります。
ゲーム内の仮想商品を取引できる
エンジンコイン(ENJ)は仮想通貨(暗号資産)としての運用だけでなく、ゲーム内の仮想商品を取引できる点も特徴です。ゲームのオリジナルトークンをはじめ、キャラクターやアイテムなどを作成・購入できます。公式からはさまざまなSDK(Software Development Kit)が提供されており、開発者はEnjin Platform上で比較的簡単にゲーム内アイテムをNFT化できます。過去には、ブロックチェーン上でマインクラフトを楽しめる「EnjinCraft」のような連携事例もありました。
トークンの価値を裏付けている
Enjin Platform上で発行されるNFTはERC-1155規格に基づいており、ENJがその価値を裏付ける仕組みになっています。ゲーム内で使わなくなったNFTは、ENJに変換(メルト)することで手元に資金を回収できます。NFTが売れなくてもメルトで一定の回収ができる点は、他の一部のNFTプロジェクトと比べた特徴です。メルト以外のNFTの稼ぎ方を知りたい方は、NFTの稼ぎ方4つもあわせてご確認ください。
エンジンコイン(ENJ)は国内取引所で買える?取扱い状況の最新まとめ
2026年9月時点で、国内の主要な暗号資産交換業者の多くがENJの取扱いを廃止、または廃止を発表しています。「コインチェックで買えると思っていた」「以前は買えたのに」という方のために、まず現状を整理します。
| 取引所 | 現在の状況 | 対応日 |
|---|---|---|
| Coincheck | 取扱い廃止 | 2026年2月9日 |
| GMOコイン | 取扱い廃止 | 2025年6月28日(2025年5月21日発表) |
| SBI VCトレード(旧DMM Bitcoin口座含む) | 取扱い廃止 | 2025年6月25日 |
| bitbank | 取扱い廃止予定 | 2026年10月16日(2026年9月14日発表、9月30日に信用取引の掛け目を0%へ変更) |
| bitFlyer | 現行の取扱暗号資産一覧に記載なし | ー |
| OKJ(オーケーコイン・ジャパン) | 取扱い中 | ー(Enjin Relay ChainとEthereum(ERC20)の両ネットワークの入出庫に対応) |
《出典》
エンジンコイン(ENJ)取扱い廃止について|bitbank公式ブログ
エンジンコイン(ENJ)の取扱い状況について|Coincheck
XEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONAの取扱廃止に関するお知らせ|GMOコイン
エンジンコイン(ENJ)、モナ(MONA)、エフシーアールコイン(FCR)の取扱い廃止にかかるスケジュールについて|SBI VCトレード
当社が取扱う仮想通貨について|bitFlyer
エンジンコイン(ENJ)/円のリアルタイムチャート・価格・相場|OKJ
「全滅」ではなく「対応が分かれている」のが実情
ここまでの一覧を見ると「もう国内では買えない」と感じるかもしれませんが、正確には多くの取引所が撤退する一方で一部は取扱いを継続しているというのが実情です。OKJは、前述の「イーサリアム版ENJ」と「Enjin Relay Chain版ENJ」の両方の入出庫に対応しており、2026年9月15日時点でENJ/JPYの販売所・取引所サービスを提供しています。Coincheck自体のサービス内容や他の取扱銘柄が気になる方は、Coincheck(コインチェック)の取扱銘柄・手数料もご覧ください。
購入する場合の一般的な流れと注意点
ENJを取り扱う取引所で購入する場合の流れは、他の仮想通貨(暗号資産)と同様です。
- 仮想通貨(暗号資産)取引所の口座を開設する(本人確認が必要)
- 日本円を入金する
- ENJを選択して購入する
口座開設には運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認書類が必要です。取扱い状況は今後も変わる可能性があるため、購入前には必ず利用予定の取引所の公式サイトで最新の情報をご確認ください。取引所選び全般については、仮想通貨取引所の手数料比較もあわせてご参照ください。
なぜ相次いで取扱い廃止になっているのか
bitbankが2026年9月14日に公表した廃止理由は、「イーサリアム上のENJとEnjin Relay Chain上のENJとの間で、継続的な価格乖離が発生しており、適正な価格形成と安定的なサービス提供の継続が困難」というものです。前述のとおりENJには2種類のバージョンが存在しますが、両者を結ぶ公式なブリッジ(相互に交換する仕組み)が実質的に機能しておらず、ERC-20版ENJの流動性が低下し、取引所間・ネットワーク間で価格に歪みが生じやすい状態が続いています。
bitbankはこれに先立つ2025年8月13日にも、両ネットワーク間で約20%の価格乖離が発生しているとして注意喚起を行っていました。1年強にわたって状況が改善しなかったことが、今回の取扱い廃止という判断につながったとみられます。
《出典》
エンジンコイン(ENJ)取扱い廃止について|bitbank公式ブログ
エンジンコイン(ENJ)の価格乖離についての注意喚起|bitbank公式ブログ
すでにENJを保有している場合に確認すべきこと
bitbankでENJを保有している場合、2026年10月16日10時までに出金手続きを行わなければ、取引所側で市場価格に基づき日本円へ換金されます(換金時期の目安は廃止から約1ヶ月後)。市場の流動性が低下している局面では、想定より低い価格で換金される可能性がある点に注意してください。GMOコイン・SBI VCトレードなど、すでに廃止済みの取引所についても、口座に資産が残っている場合は各社の告知内容を確認することをおすすめします。自分自身でウォレットを管理する方法を知りたい方は、メタマスク(MetaMask)の使い方も参考になります。なお、ERC-20版ENJをイーサリアムネットワークで送付する際は、イーサリアムのガス代が別途かかる点も押さえておきましょう。
エンジンコイン(ENJ)は「オワコン」なのか
エンジンコイン(ENJ)が「オワコン」と噂される背景には、大きく2つの要因があります。1つ目は、NFTゲーム市場全体の冷え込みです。Move to Earnの概念を広めた「STEPN」や、キャラクターを育成してバトルで稼ぐ「Axie Infinity」など、2021年に大きな話題を呼んだプロジェクトの多くが、その後トークン価格の下落や新規ユーザー数の減少を経験しています。STEPNの現状やAxie Infinity(AXS)の特徴もあわせてご覧いただくと、ジャンル全体の温度感がつかみやすくなります。
2つ目が、本記事でここまで解説してきた国内取引所での相次ぐ取扱い廃止です。これは単なる人気の陰りではなく、ERC-20版とEnjin Relay Chain版の価格乖離という具体的な技術的問題に起因しており、「オワコン」という評判を裏付ける実際の出来事だといえます。
一方で、断定できない材料もある
他方で、Enjin Blockchainの開発自体が止まっているわけではなく、OKJのように2つのネットワークへ対応させることで取扱いを継続する事業者も存在します。マイクロソフトやサムスン電子といった大手IT企業との提携実績もあり、資金調達を元にした開発が今も続けられています。「オワコン」かどうかを一言で断定するのではなく、構造的な課題を抱えつつも開発自体は継続しているという現状を踏まえて、ご自身で判断材料として活用いただくことをおすすめします。
エンジンコイン(ENJ)の今後や将来性
数値・市場動向は本記事の更新時点のものです。最新の状況は各出典リンク先でご確認ください。
過去の価格推移
OKJの公表データによると、2026年9月15日時点でエンジンコイン(ENJ)の史上最高値は1ENJあたり555.93円、史上最安値は2.12円とされています。直近1年間では約62.60%の下落となっており、2021年のNFTブーム期からは大きく水準を下げています。過去の価格そのものは将来の値動きを保証するものではない点にご注意ください。
将来性を左右する材料
エンジンコイン(ENJ)の将来性を考えるうえでは、次のような材料が挙げられます。
- Enjin Blockchainへの移行の進捗:2023年9月から進められているEnjin BlockchainへのENJ移行は完了時期が公表されておらず、現時点でも進行中です。移行が進み、イーサリアム版とEnjin Relay Chain版の分断が解消されるかどうかが、取引所の取扱い状況にも影響すると考えられます。
- 人気ゲームとの連携:Enjin Platform上で人気ゲームがリリースされたり、既存ゲームとの提携が進んだりすれば、ENJへの注目が集まる可能性があります。
- Matrixchainの活用状況:Efinity Matrixchainをはじめとする各Matrixchainを採用するプロジェクトや企業が増えるかどうかも、需要を左右する要素です。
時期が未公表の計画について、断定的な見通しを示すことは避けます。最新の開発状況は、Enjin公式ブログなどでご確認ください。
エンジンコイン(ENJ)のメリット・デメリット
ここまでの内容を踏まえて、エンジンコイン(ENJ)のメリット・デメリットを整理します。
メリット
エンジンコイン(ENJ)のメリットは、価格変動による運用益以外にも収益機会がある点です。ゲームをプレイして得たキャラクターやアイテムをNFTマーケットプレイスで売却したり、不要になったNFTをメルトしてENJとして回収したりできます。Enjin Platformを介せばQRコードで簡単にNFTを送受信でき、NFT取引の参入障壁が低い点も初心者にとって扱いやすいポイントです。
デメリット
デメリットは、価格がNFTゲーム市場全体の動向に左右されやすい点です。仮想通貨(暗号資産)市場全体が好調でも、ゲーム関連のトレンドが下火であれば価格上昇が見込みにくくなります。加えて、本記事で解説したとおり国内で取扱う取引所自体が減少しているため、購入・売却できる経路が限られ、流動性リスクが以前より高まっている点もデメリットとして押さえておく必要があります。
よくある質問
エンジンコイン(ENJ)についてよくある質問を、Q&A形式で整理しました。
エンジンコイン(ENJ)とは何ですか?
エンジンコイン(ENJ)とは、ブロックチェーンゲーム向けプラットフォーム「Enjin Platform」のネイティブトークンです。ERC-1155規格を通じてNFTの価値を裏付ける役割を持ち、ゲーム内アイテムなどのNFTの作成・取引に使われます。
エンジンコイン(ENJ)は今から買えますか?
国内では、2026年9月時点でOKJ(オーケーコイン・ジャパン)が取扱いを継続しています。一方、Coincheck・GMOコイン・SBI VCトレードはすでに取扱いを廃止しており、bitbankも2026年10月16日に取扱いを廃止する予定です。購入を検討する場合は、必ず取引所の公式サイトで最新の取扱い状況を確認してください。
コインチェックでエンジンコイン(ENJ)は買えますか?
買えません。Coincheckは2026年2月9日にENJの取扱いを廃止しています。以前にCoincheckで購入した経験がある方も、現在は新規購入も売却もできない状態です。
GMOコインやSBI VCトレード(旧DMM Bitcoin)でも買えませんか?
はい、いずれも取扱いを廃止しています。GMOコインは2025年6月28日、SBI VCトレードは2025年6月25日にENJの取扱いを廃止しました。DMM Bitcoinの口座・資産はSBI VCトレードへ移管されましたが、移管後もENJの取扱いは再開されていません。
bitbankでのエンジンコイン(ENJ)の取扱いはいつまでですか?
bitbankは2026年10月16日10時をもってENJの取扱いを廃止する予定です。それに先立ち、2026年9月30日10時には信用取引の代用暗号資産掛け目が0%に変更されます。口座にENJを保有している場合、外部への出金を希望するなら10月16日10時までに手続きが必要です。
なぜエンジンコイン(ENJ)は取引所で相次いで取扱い廃止になっているのですか?
主な理由は、イーサリアム上のERC-20版ENJと、Enjin Relay Chain上のネイティブ版ENJとの間で継続的な価格乖離が発生しているためです。両者を結ぶ公式なブリッジが実質的に機能しておらず、適正な価格形成や安定したサービス提供が難しくなったと、bitbankなど各社が説明しています。
すでに保有しているエンジンコイン(ENJ)はどうすればいいですか?
保有している取引所が取扱いを廃止する場合、多くは期限までに出金するか、期限後に取引所側が市場価格で日本円に換金して口座へ反映する対応を取っています。具体的な期限や換金方法は取引所ごとに異なるため、利用中の取引所からの告知(メールやお知らせページ)を必ず確認してください。
エンジンコイン(ENJ)は本当に「オワコン」なのですか?
NFTゲーム市場全体の冷え込みに加え、国内取引所の相次ぐ取扱い廃止という具体的な裏付けがある一方、Enjin Blockchainの開発自体は継続しており、OKJのように取扱いを続ける事業者もあります。一言で「オワコン」と断定するより、こうした複数の事実を踏まえてご自身で判断することをおすすめします。
エンジンコイン(ENJ)の将来性はありますか?
Enjin BlockchainやEfinity Matrixchainへの移行の進捗、人気ゲームとの連携状況、Matrixchainを採用するプロジェクトの増減などが、今後の需要を左右する材料になります。具体的な価格の見通しを断定することはできないため、最新の開発状況を継続的に確認することをおすすめします。
エンジンコイン(ENJ)とEfinity・Enjin Blockchainの関係は何ですか?
Enjin Blockchainは、Enjinが構築した独自のブロックチェーン全体を指し、基盤となる「Enjin Relay Chain」と、NFTに特化した複数の「Matrixchain」から構成されます。Efinityはもともと独立したブロックチェーンでしたが、現在は「Efinity Matrixchain」としてEnjin Blockchainの一部になっています。
エンジンコイン(ENJ)を少額(1万円程度)から買う意味はありますか?
多くの取引所は1ENJ単位に満たない少額からの購入に対応しているため、金額の制約自体は大きな問題になりません。ただし、本記事で解説したとおり国内で取扱う取引所自体が減少しているため、少額であっても購入前に取扱い状況と、購入後の売却・出金経路が確保できているかを確認しておくことが重要です。
エンジンコイン(ENJ)とアクシーインフィニティ(AXS)やSTEPNとの違いは何ですか?
いずれもNFTゲーム関連の銘柄という共通点がありますが、役割が異なります。ENJはNFTの価値を裏付けるプラットフォームのネイティブトークン、AXSはAxie Infinityのガバナンス・報酬トークン、STEPNのGSTは歩く・走ることで得られるMove to Earn型のユーティリティトークンです。それぞれの特徴は、前述の「オワコンなのか」の章でもご紹介しています。
エンジンコイン(ENJ)を売却した場合、税金はどうなりますか?
ENJを売却するなどして利益が出た場合、他の暗号資産と同様に原則として雑所得として課税対象になります。税率や計算方法、確定申告の流れについては、【最新版】仮想通貨の税金を完全解説で詳しく解説しています。
エンジンコイン(ENJ)に関する最新情報はどこで確認できますか?
取扱い取引所の状況は変化が早いため、各取引所の公式サイトのお知らせページで確認するのが最も確実です。プロジェクトの開発状況については、Enjinの公式ブログや公式X(旧Twitter)などの一次情報を確認することをおすすめします。掲示板やSNS上の投稿は個人の見解であることが多いため、判断材料としては一次情報とあわせて参考程度にとどめましょう。
まとめ
エンジンコイン(ENJ)は、Enjin Platformを支えるNFT裏付け型のトークンとして注目を集めてきましたが、2025年から2026年にかけて国内主要取引所の取扱い状況が大きく変化しています。イーサリアム版とEnjin Relay Chain版という2種類のネットワークの価格乖離が原因で、Coincheck・GMOコイン・SBI VCトレードはすでに取扱いを廃止し、bitbankも2026年10月16日に廃止を予定しています。一方でOKJのように両ネットワークへの対応を続ける取引所もあり、「完全に終わった」と一括りにできる状況ではありません。
ENJをすでに保有している方は、利用中の取引所からの告知と出金期限を必ず確認してください。これから購入を検討する方は、取扱い取引所が限られている現状と、価格乖離という構造的な課題を踏まえたうえで判断することをおすすめします。値動きの大きい銘柄への集中投資が不安な方は、仮想通貨の貸出で増やす資産運用という選択肢もあわせてご検討ください。本記事は投資を勧めるものではありません。購入・保有を検討する際は、最新の情報をご自身でも確認してください。