【2026年版】ビットコイン(仮想通貨)が使える店は日本にある?直接決済・ライトニング・間接ルート完全ガイド
2026.01.28
【最終更新日:2026年1月】 / 執筆・編集:リサーチチーム
本記事は、各社の公式案内・ヘルプページ等の一次情報をもとに作成しています。暗号資産(仮想通貨)での決済は店舗・サービス側の仕様変更が起きやすいため、利用前には必ず店舗・公式ページで最新条件をご確認ください。
ビットコインは、仮想通貨(暗号資産)としての利便性とブロックチェーンによるセキュリティの高さから世界中で利用されています。 日本国内でもビットコインを利用できる店舗やサービスが存在し、日常の買い物や各種サービスで活用されるケースが増えています。
日本国内において、ビットコイン(BTC)で「直接支払い」ができる場所は、実はまだ限定的です。 しかし、メルカリのビットコイン決済機能や、仮想通貨チャージ型のプリペイドカードといった「間接的な活用ルート」を含めると、その選択肢はコンビニからネット通販まで大きく広がります。
本記事では、2026年現在の「ビットコインが使える店(日本)」の最新情報に加え、支払い方法の違い、注意点、税金のリスクまで徹底解説します。 情報は随時更新されますが、利用前には必ず店舗への確認を推奨します。
この記事でわかること
【結論】日本でビットコインが使える店は?直接・LN・間接ルート早見表
日本でビットコインを「支払いに使う」方法は、大きく分けて3つです。 「どこで使いたいか」「どれだけ速さが必要か」「税金管理までできるか」で最適解が変わります。
| 方式 | 手軽さ | BTCのまま払える? | 主な利用場所 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 直接決済(オンチェーン) | △(慣れが必要) | ◎ はい | 一部家電量販店・仮想通貨対応EC等 | ブロック承認待ちが発生することも |
| ライトニング決済(LN) | ○(ウォレット準備が必要) | ◎ はい | 飲食・宿泊・小規模店・オンライン等 | 数秒決済&低コスト。店舗検索はマップが確実 |
| 間接利用(売却→円チャージ) | ◎(初心者向け) | △(決済時に売却/換算) | プリペイド経由でVisa加盟店(コンビニ/通販等) | 使える場所は激増。ただし損益管理(課税)が重要 |
「近くに使える店があるか」を最短で調べるなら、世界中の対応店を集約するBTC Mapが鉄板です。 また、日本のLN対応店舗情報は、Diamond Hands系コミュニティのマップ(統合ページ)も参考になります。
《出典》
BTC Map|btcmap.org
ライトニング決済対応店舗マップ(日本情報の統合)|Diamond Hands Wiki(Notion)
【日本】ビットコインが使える店・サービス|カテゴリ別(家電/EC/公共料金/地域の店舗)
家電・ガジェット:ビックカメラ(オンラインは条件が明確)
大手で代表的なのがビックカメラです。特にビックカメラ.com(オンライン)は、公式ページに利用条件が明記されています。 注文金額が税込10万円まで、かつ決済はbitFlyerのウォレットのみなど制限があるため、初回はオンラインで試すのが安心です。
店舗(実店舗)でも対応が案内されていますが、上限額や対象レジ等は店舗・時期で変動し得ます。会計前にレジ/店頭表示で最新条件を確認しましょう。
フリマ・EC:メルカリ(「BTCで払う」=売却→メルペイ残高に自動チャージ)
メルカリの「ビットコインの使用」は、保有BTCを決済の瞬間に売却し、メルペイ残高へ自動チャージして支払う方式です。 つまり、厳密には「店にBTCを送る」のではなく、換金(売却)を挟む間接ルートです。
条件として、1取引100万円未満などの制限が明記されています。キャンセル時は「売却額相当のメルペイ残高で返金」などの注意点もあるため、利用前に把握しておきましょう。
仮想通貨決済の通販:BitcoinMall(10万点以上の登録商品)
「ビットコインで買う体験」を目的にするなら、仮想通貨決済に特化した通販も選択肢です。 BitcoinMallは登録商品点数が10万点以上と案内されており、家電・PC・オフィス用品・キッチン用品などのカテゴリが揃っています。
公共料金・インフラ:Coincheckでんき / Coincheckガス
日本で「ビットコインを生活費に近い領域で使う」例として、電気・ガスのサービスがあります。 Coincheckは、電気・ガスそれぞれに「ビットコイン決済プラン」と「ビットコイン付与プラン」を用意していると案内しています。
ただし、供給エリアや割引条件、付与タイミングなどは細かいので、申し込み前に公式ページの条件を必ず確認してください。
飲食・宿泊・美容・個人店:店舗名は「マップで探す」が最短
ローカル店舗(飲食店・宿泊施設・美容室など)は、開店/閉店や決済端末の入れ替えで対応状況が変わりやすい領域です。 この領域は「記事に固定の店名を並べる」より、マップで最新状態を確認する方が成功率が高いため、 BTC Map(世界)+日本向けLNマップでエリア検索するのが最も確実です。
【参考】主要サービスの「決済タイプ」と条件(2026年目安)
同じ「BTCで払える」でも、実態はオンチェーン送金なのか、売却チャージなのかで意味が変わります。まずはタイプを把握しましょう。
| サービス/カテゴリ | 決済タイプ | 主な条件(要確認) | ひとこと |
|---|---|---|---|
| ビックカメラ.com | オンチェーン(提携決済画面へ遷移) | 税込10万円まで / bitFlyerウォレットのみ 等 | 条件が公式に明記されており試しやすい |
| メルカリ(ビットコインの使用) | 売却→メルペイ残高 | 1取引100万円未満 等 | 「使う=売却」なので税務管理が重要 |
| bitFlyer VISAプリペイド | BTC→円チャージ(Visa払い) | 全国のVisa加盟店/ネットショッピング可 等 | 「使える店」を一気に拡張できる |
| Coincheckでんき/ガス | BTC決済/付与 | 供給エリア/プラン条件あり | 生活インフラでBTCを使う/貯める選択肢 |
| BTC Map掲載のLN対応店 | ライトニング(LN) | 店舗ごとに異なる(店頭で要確認) | 「速い・安い」店舗決済の本命 |
※上記は公式ページ等で確認できる代表例です。実店舗の上限や運用ルールは変更されることがあるため、利用前に必ず最新条件をご確認ください。
《出典》
ビットコイン決済(オンライン)|ビックカメラ.com
ビットコインの使用(仕組み・条件)|メルカリ ヘルプ
BitcoinMallの特徴(登録商品点数など)|ビットコインモール
Coincheckでんき|Coincheck
Coincheckガス|Coincheck
bitFlyer VISA プリペイドカード(全国のVisa加盟店で利用可)|bitFlyer
【やり方】店頭での支払い手順|オンチェーン/ライトニング/プリペイド
事前準備:まず「どの方式で払うか」を決める
いきなり店頭で悩むと失敗しがちです。結論、次のイメージで選ぶのが安全です。
- LN対応店:ライトニングで支払う(速い・手数料が小さくなりやすい)
- LN非対応だがBTC対応:オンチェーンで支払う(承認待ちが発生し得る)
- 「とにかくどこでも使いたい」:BTC→円チャージのプリペイドで支払う(Visa加盟店)
ウォレットや口座の選び方が不安な方は、まずは基礎から整理できる 仮想通貨ウォレットの解説記事 も併せて確認しておくと迷いにくくなります。
オンチェーン決済(QRコード→送金→承認待ち)
- 店舗のレジで「ビットコインで支払う」を選択
- 提示されたQRコード(アドレス)をウォレットで読み取る
- 請求額を確認し送金(送金手数料・レートに注意)
- 店舗側の運用により「承認(confirm)待ち」が必要になることがある
オンチェーンは仕組みがシンプルな一方、混雑時は時間が読みにくいのが弱点です。 日常決済では、次のライトニングが主戦場になりつつあります。
ライトニング(LN)決済(数秒で完了しやすい)
2026年の文脈では、店舗決済で重視されるのは「LN対応かどうか」です。 LNはビットコインの決済速度・コスト課題を補うレイヤー2技術として説明されており、少額決済と相性が良いとされています。
- LN対応ウォレットを用意(例:Wallet of Satoshi / Phoenixなど)
- ウォレットにBTC(またはsats)を準備(入金/交換)
- 店舗のLN請求書(Lightning invoice)をQRで読み取り
- 金額を確認して送金(多くは数秒で完了)
コツ:初回は少額でテスト→問題なければ本番、が安全です。ルートが見つからず失敗することがありますが、一般に失敗時は送金が成立しません(=資金が消えるわけではない)ため、落ち着いて再試行しましょう。
プリペイド(間接利用):BTC→円チャージで「ほぼどこでも」
「近所にBTC対応店がない」「コンビニ・通販でも使いたい」という場合は、BTCを円建てでチャージして使うプリペイドが現実解です。 bitFlyerの案内では、ビットコインを円建てでチャージし、全国のVisa加盟店で使えるとされています。 これにより、実質的に利用範囲が大きく広がります。
ただし、チャージ時点でBTCを円に換算するため、税務上は損益管理が必要になります(次章で解説)。
《出典》
ライトニングネットワークとは?|Bitcoin Japan Inc.
Wallet of Satoshi(Lightning wallet)|Wallet of Satoshi
Phoenix Wallet(Native Lightning/Non-custodial)|ACINQ
bitFlyer VISA プリペイドカード(Visa加盟店/ネットショッピング可)|bitFlyer
【重要】ビットコイン決済の税金|「使う=売却」で課税対象になる
結論:少額の買い物でも「利益」が出れば申告対象になり得る
日本の税務では、暗号資産を売却した場合だけでなく、暗号資産を使用(商品購入など)した場合も、 取得価額との差額が利益として扱われるのが基本です。
特に、メルカリの「ビットコインの使用」やプリペイドの「BTC→円チャージ」は、仕組み上BTCの売却(換金)が発生するため、 決済のたびに損益が発生し得ます。
対策:履歴を残す → 年間でまとめて損益計算
現実的には、すべて手計算は厳しいため、損益計算ツールを使うのが効率的です。 たとえばCryptactは暗号資産の損益計算ツールとして提供されています。
また、より詳しく知りたい方は、自サイト内の 「ビットコインの税金(確定申告)解説」 もあわせて確認してください。
《出典》
暗号資産等に関する税務上の取扱い(総合案内)|国税庁
暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ・PDF)|国税庁
暗号資産の損益計算ツール|Cryptact
ビットコインの使用(売却→残高チャージ)|メルカリ ヘルプ
なぜ日本で増えない?普及が進みにくい理由(2026年視点)
理由1:オンチェーン決済は「現場オペレーション」と相性が悪い
店舗の会計は「数秒で確定」が前提です。一方オンチェーンは承認待ちが起きることがあり、レジが混むほど運用が難しくなります。 そのため、2026年はLNのような高速決済がカギになります。
理由2:返品・返金がややこしい(レート問題)
BTCで直接支払った場合、返金が「当時のレートの日本円」か「BTC数量」かは店舗・決済事業者の設計次第です。 ここが曖昧だと、トラブルの火種になりやすいのが現実です。
理由3:利用者側に「税務・履歴管理」の負担が残る
日本では、暗号資産を使用して利益が出た場合に申告が必要となり得るため、少額決済でも履歴管理が必要になります。 「決済が便利」だけでは普及しにくい構造的要因です。
理由4:安全面の注意も必須(交換業者の登録確認など)
暗号資産を扱う事業者は登録制度があり、利用者側も注意して選ぶ必要があります。 店舗決済に限らず、口座開設・サービス利用の入口でつまずく要因にもなり得ます。
【2025-2026トレンド】ライトニング普及と、ステーブルコイン決済との比較
トレンド1:ライトニング(LN)前提の「店舗決済」が増えやすい
オンチェーンの弱点(確定時間・手数料変動)を補う文脈で、LN対応ウォレットが整備されてきました。 「使える店」を探す際も、LN対応店(Lightning accepted)を起点に探すと成功率が上がります。
トレンド2:値動きが気になるなら「ステーブルコイン」も比較軸
BTCは価格変動が大きい一方で、値上がり期待や「BTCで払う体験」を重視する層に支持されます。 一方、支払いの安定性を重視するなら、日本円連動型のステーブルコインという発想も出てきます。 例えばJPYCは、公式に「1JPYC=1円として利用できる」旨を案内しています。
使い分けのイメージはシンプルです。
- BTC:値上がり期待/思想/海外含む広い経済圏
- ステーブルコイン:「支払いの安定性」重視(レート変動を避けたい)
【FAQ】コンビニ/Amazonは?失敗時は?よくある質問
Q. コンビニやAmazonでビットコインは使えますか?
A. 「BTCを直接送金して支払う」形での対応は一般に限定的です。 ただし、BTCを円建てでチャージしてVisa加盟店で使えるプリペイドを使えば、コンビニやネットショッピングを含む幅広い加盟店で「間接的に」利用できます。
Q. 決済するたびに税金計算が必要ですか?
A. 日本では、暗号資産を売却または使用して利益が生じた場合、申告が必要となり得ます。 少額の買い物でも利益が出れば対象になり得るため、年間を通じて履歴を残し、損益をまとめて計算する運用が現実的です。
Q. ライトニング(LN)での支払いに失敗したら?
A. LN決済は高速ですが、ルートが見つからない等で失敗することがあります。 この場合、一般に送金が成立しなければ資金は移動しません。慣れないうちは少額でテストし、店舗側に「LNの請求書(invoice)」を再発行してもらうのが確実です。
Q. メルカリの「ビットコインの使用」は店頭決済にも使えますか?
A. メルカリの「ビットコインの使用」は、メルカリ内の購入において、BTCを売却してメルペイ残高に自動チャージして支払う方式として案内されています。 まずは公式ヘルプの条件を確認してください。
《出典》
bitFlyer VISA プリペイドカード(Visa加盟店/ネットショッピング可)|bitFlyer
暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ・PDF)|国税庁
ビットコインの使用(条件・注意点)|メルカリ ヘルプ
まとめ
日本で「ビットコインが使える店」を探すときの結論は、次のとおりです。
- 直接決済(オンチェーン):対応店は限定的だが「BTCで払う体験」ができる
- ライトニング(LN):数秒決済が現実的。店舗決済の本命になりつつある
- 間接利用(売却→円チャージ):Visa加盟店で「使える場所」を一気に拡張できる
ただし、間接ルートは便利な反面、「使う=売却」になりやすく、税金・履歴管理が重要です。 まずは少額から、使いたいシーンに合う方式で試してみてください。