無料で貰えるワールドコイン(WLD)とは?特徴や将来性、買い方を解説
2026.02.03
AIの普及で「ネット上の相手が人間かどうか」を見分けにくくなる一方、ボットやなりすまし対策として「本人性の証明(Proof of Personhood)」への注目が高まっています。
その文脈で話題になっているのが、OpenAI(オープンAI)共同創業者のサム・アルトマン(Samuel Altman)氏が共同設立に関わるプロジェクト「World(ワールド、旧Worldcoin)」が発行する暗号資産のWorldcoin(WLD)です。
本記事では、「Worldcoinとは(WLDとは)?」の基本から、トークノミクス(供給量・アンロック)、足元の価格(添付チャート前提)、将来性、リスク、WLD(暗号資産)の買い方までをまとめて解説します。
最短回答:Worldcoin(WLD)は、Orb(オーブ)の虹彩認証で“1人1つのWorld ID(ワールドID)”を作り、AI時代の本人性証明と経済圏を目指す暗号資産です。
この記事でわかること
Worldcoinとは?WLD(暗号資産)の仕組みを解説
Worldcoin(WLD)は「World ID」を軸にした“本人性証明×経済圏”のトークンです
Worldcoin(WLD)は、虹彩スキャン(Orb)によって「人間であること(ユニークであること)」を証明するWorld IDを発行し、そのネットワーク上で経済圏を作ろうとするプロジェクトです。
AIでボット生成が容易になった結果、「SNS・投票・配布・クーポン・認証」などの場面で“1人1つ”の証明が必要になる、という問題意識から設計されています。
Worldcoin(WLD)の基本情報(参照日:2026年2月3日)
| 項目 | 内容 |
| 銘柄名(通貨単位) | Worldcoin(WLD) |
| WLDとは(用途の要点) | Worldネットワークの経済圏で使われるトークン(配布・取引・手数料等の用途が想定) |
| 現在価格(添付チャート時点) | 0.402ドル前後(週足チャート) |
| 時価総額ランキング | #54(変動あり) |
| 総供給量(Total supply) | 100億WLD |
| 流通供給量(Circulating supply) | 約27.8億WLD(総供給量の約28%) |
| 公式 | https://world.org/ |
※CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)の表示では「Ethereum/Optimism上のWLDを主に集計し、World Chain分は別扱いになる場合がある」旨の注記があります。指標の見方は参照元の注記も確認してください。
※World Chain(ワールドチェーン)は別記事で特集されているとのことなので、詳細はそちらをご覧ください:ワールドチェーン(World Chain)とは?
《出典》
Worldcoin price, marketcap & supply|CoinMarketCap
Sam Altmanのプロジェクトとしての位置づけ(報道)|The Verge
WLDとは?トークノミクス(最大供給量・流通量・アンロック)
「総供給量100億枚」に対して、流通は約28%です:需給のカギは“アンロック”になります
WLDを投資対象として見る場合、重要なのは「思想」だけでなく需給(供給増=売り圧力)です。
参照日(2026年2月3日)時点では、総供給量100億WLDに対して流通が約27.8億WLD(約28%)で、未流通分がまだ大きい=今後も供給が増えやすい構造と言えます。
供給の考え方(ざっくり理解)
| 項目 | ポイント |
| 総供給量(上限設計) | 100億WLD(供給の全体像) |
| 流通供給量 | 市場で売買されやすい数量(参照日で約27.8億WLD) |
| アンロック(ロック解除) | チーム・投資家・エコシステム配分などが段階的に市場へ出る仕組み(供給増) |
| 投資家目線の注意点 | アンロックが続く局面は“需給が重くなりやすい”(価格が上がりにくい要因になり得ます) |
なぜ0.4ドル付近まで下がったのか:アンロック由来の売り圧力は要因の1つです
価格下落の要因は複合的ですが、流通量が増える局面では「受け取ったトークンが売られて市場に出やすい」ため、需給面で下押し圧力になり得ます。
実際、WLDのアンロック予定は外部データサイトで追跡されており、“供給が増える前提”で需給を見ておくことが重要です。
《出典》
総供給量・流通供給量(参照日)|CoinMarketCap
トークンアンロック予定の追跡|DefiLlama Token Unlocks
WLDの特徴3選|なぜサム・アルトマン氏はOrbを作ったのですか?
Worldcoin(WLD)の特徴は「暗号資産」単体というより、World ID/Orb/World Appの組み合わせで価値を出そうとしている点にあります。
- 虹彩スキャン(Orb)で“1人1ID”を実現するWorld ID
- ゼロ知識証明で匿名性(プライバシー)を守りながら証明できる
- World Appで受け取り・管理・利用へつなげる
特徴1:虹彩スキャンのWorld IDで「人間である証明(Proof of Personhood)」
World IDは、ネット上で「その操作主体が人間である」ことを示すための仕組みです。Orbの虹彩スキャンを用いることで、“1人が複数アカウントを作る(シビル攻撃)”を難しくする狙いがあります。
特徴2:ゼロ知識証明で「証明はするが、個人情報は出さない」設計
World IDでは、ゼロ知識証明(ZKP)などの暗号技術により、必要最小限の情報だけを提示して「本人性」を証明する方向性が示されています。
「生体情報=すべて公開される」と誤解されがちですが、プロジェクト側はプライバシー保護の設計(暗号技術・監査など)を前面に出しています。
特徴3:World Appで管理し、サービス連携へ
World Appは、WLDの受け取り・保管・送受金などの入口となるアプリです。将来的には、本人性証明が必要なサービス(配布、認証、投票、クーポン等)への接続点としての役割が期待されています。
他のDID(分散型アイデンティティ)との違いは?簡易比較
上位記事でもよく語られる「なぜWorldcoinなのか?」を、DIDと比較して整理します。
| 項目 | Worldcoin(WLD)/World ID | 一般的なDID(例:ENS等) |
| 認証方法 | 虹彩スキャン(生体)で“1人1つ”を強めます | ウォレット署名/SNS連携など(複数作成が比較的容易です) |
| 匿名性 | ゼロ知識証明で必要最小限だけ提示する思想です | アドレス起点で追跡され得ます(運用次第です) |
| ボット対策 | Orbで“人間の唯一性”を押さえます | 複数アカウント対策はサービス側設計に依存します |
※ENSは「名前解決」の要素が強く、DIDの捉え方には幅があります。ここでは“本人性証明”という観点で一般化しています。
日本国内でOrb設置場所の探し方(World Appで予約する手順)
「今すぐ認証したい(WLDがほしい)」という人向けに、最短導線をまとめます。
- World Appを開き、World ID(または認証)タブへ進みます
- Orbを探す(近くのOrb検索)を選択します
- 地図から場所と日時を選び、予約を確定します
- 当日は案内に従ってOrbで虹彩スキャンを行い、World IDの認証が完了します
Orbの提供状況は地域の規制等で変わるため、最新は公式手順で確認してください。
《出典》
World IDにおけるゼロ知識証明の解説|World公式ブログ
Orbを見つけて予約する手順|Worldサポート
Orb設置場所の検索|World公式
Worldcoin(WLD)の現在価格と価格推移|0.4ドル台まで下がった理由
添付チャート(週足)では0.40ドル前後です:長期は下落トレンドが継続しています
添付の週足チャートでは、WLDは0.402ドル前後で推移しています。上場後の高値圏から下落し、戻りを作っても上値が重い(高値が切り下がる)形です。
- 週足の大局では、長期の戻り売りが出やすい形です
- 0.4ドル付近は直近の“意識されやすい価格帯”の1つです(割れると不安定化しやすくなります)
- 反発には出来高増・トレンド転換のサイン(高値切り上げ等)を伴うことが多いです
※ここは投資助言ではなく、チャートの一般的な読み方としての整理です。
0.4ドル台まで下がった背景:需給(アンロック)+規制懸念が重なりやすいです
下落要因は単一ではありませんが、WLDは流通比率がまだ低く、アンロックで供給が増える局面は売り圧力が出やすい構造です。
また各国でプライバシー面の議論が続いており、悪材料が出ると投資家心理が冷えやすい点も押さえておきましょう(次章で詳述します)。
《出典》
価格・ATH/ATL・指標(参照日)|CoinMarketCap
アンロック予定|DefiLlama Token Unlocks
【2026年版】Worldcoinの将来性:期待される3つの理由
理由1:AI時代の「ボット排除」「なりすまし対策」需要が伸びやすいです
生成AIが高度化するほど、SNSやコミュニティ、キャンペーン、投票などで“人間しか参加できない仕組み”の価値は上がりやすいと考えられます。World IDがユースケースを広げられるかが焦点です。
理由2:World Chainを含むエコシステム拡大(ただし詳細は別記事へ)
Worldは「ID」と「金融インフラ」を合わせたネットワークを目指しており、エコシステムが広がるほどWLDの利用機会も増えやすくなります。
World Chain(ワールドチェーン)については、別記事で特集されているとのことなので、ここでは概要に留めます:ワールドチェーン(World Chain)とは?
理由3:グローバル展開・提携(報道)で認知が広がる可能性があります
World(旧Worldcoin)は米国展開や提携の報道もあり、話題性・認知が広がる局面があります。もっとも、規制とのせめぎ合いが続く領域でもあるため、材料が出たときの価格変動は大きくなりがちです。
《出典》
World(旧Worldcoin)の米国展開(報道)|Financial Times
World(旧Worldcoin)の展開と論点(報道)|WIRED
WLDのリスク・懸念点(規制とプライバシー)
リスク1:各国当局のデータ保護規制(停止・調査・罰金の事例)
Worldcoin/Worldは、生体情報を扱う性質上、各国の個人情報保護当局から厳しく見られやすい領域です。たとえばスペインでは当局発表として活動停止のコミットが示されています。
また韓国でも個人情報保護当局による制裁(罰金)報道があり、規制動向は価格にも心理面にも影響しやすい点に注意が必要です。
リスク2:「生体情報をどこまで預けるか」という社会的議論が続きやすいです
プロジェクト側はプライバシー保護を前面に出していますが、利用者側の受け止め方や国ごとの文化・規制で温度差が出ます。
- 同意の取り方、説明のわかりやすさ
- データの保管・削除・監査の透明性
- 政府・当局の判断(突然の停止リスク)
リスク3:トークンの供給増(アンロック)で価格が戻りにくい局面があります
需給面では、アンロックが続く限り「売り圧力が出やすい」局面があり得ます。短期のニュースで反発しても、供給増とぶつかると上値が重くなることがあります。
《出典》
スペイン当局の発表|AEPD(Spanish Data Protection Agency)
韓国PIPCの判断(整理)|Digital Policy Alert
アンロック追跡|DefiLlama
WLDの買い方・Worldcoinの取扱所は?
2026年2月時点:主要国内取引所の公開一覧ではWLDの記載が確認できません
国内で直接買えるかはタイミングで変わりますが、少なくとも主要国内取引所の「取り扱い一覧」公開ページ(Coincheck・bitFlyer等)では、WLDの記載が確認できませんでした。
そのため現時点では、海外取引所での購入が現実的なケースが多いと考えられます(※最新状況は各取引所の取り扱い一覧で要確認です)。
なお、日本で新規上場が進む場合は、JVCEAの資料(グリーンリスト等)や市場環境の変化が影響することがあります。
WLDの買い方:最短ルート(例)
代表的な手順は以下です(取引所UIは更新されるため、最終確認は各サービスの最新案内に従ってください)。
- 国内取引所で口座開設し、日本円を入金します
- 送金用の暗号資産(例:XRPなど)を購入します(手数料や送金速度で選びます)
- 海外取引所で口座開設し、国内取引所から暗号資産を送金します
- 海外取引所でUSDT等に交換し、WLD/USDTなどのペアでWLDを購入します
※海外取引所の利用には、居住国制限・本人確認・規約などの確認が必要です。
「上場期待(ホワイトリスト/グリーンリスト)」に触れるなら
国内上場の可能性を語る場合は、「どこかが上場しそう」という憶測ではなく、JVCEAが公開している資料(取扱暗号資産の一覧、グリーンリスト等)を起点に確認するのが安全です。
《出典》
Coincheck 取扱通貨一覧|Coincheck
bitFlyer 取り扱い一覧|bitFlyer
グリーンリスト等の公開資料|JVCEA
Worldcoin(WLD)に関するよくある質問
Q.Worldcoinをもらう方法は?
A.基本はWorld Appでアカウント作成→Orbで認証(World ID)という流れです。配布(グラント)の有無や条件は地域・時期で変わるため、アプリ内表示と公式案内を確認してください。
Q.Orb設置場所はどこで確認できますか?
A.公式のOrb検索ページ、またはWorld Appの「Orbを探す」から確認できます。予約手順は公式サポートの案内が確実です。
Q.Worldcoin(WLD)の最大のリスクは?
A.大きくは(1)規制・当局判断(停止・調査等)、(2)プライバシーへの社会的受容、(3)アンロックによる需給悪化です。短期ではニュースで価格変動が大きくなりやすい点にも注意してください。
まとめ
Worldcoin(WLD)は、Orbの虹彩認証で「人間である証明(World ID)」を作り、AI時代の本人性証明と経済圏を目指すプロジェクトです。
- WLDとは:Worldネットワークの経済圏を支えるトークンです
- 投資視点の要点:総供給量100億に対し流通は約28%で、アンロック(供給増)が需給を左右しやすいです
- リスク:規制・プライバシー議論・供給増の3点は必ずチェックしてください
- 行動導線:Orb予約は公式手順(World App/公式サポート)で確認してください
最終更新日:2026年2月3日
出典方針:制度・規制・供給量など変動しやすい情報は、公式・一次情報(当局、公式サイト、主要データサイト)を優先して確認しています。