OKcoinJapan アプトス(APT)国内初上場

アプトス(APT)国内初上場

国内暗号資産取引所、OKCoinJapan はアプトス(APT)の取り扱いを今月26日17時より開始すると発表した。アプトスの取り扱いは今回のOKCoinJapanが初。これにより、OKCoinJapanの取り扱い銘柄数は37になる。国内暗号資産取引所のなかでも、取り扱い銘柄数が多い点はOKCoinJapanの強みだろう。

八木編集長FOCUS

 同社のCOOである八角さんは、Iolite(アイオライト)の連載企画を持っていただいている関係から、お話をさせていただく機会もある。OKCoinJapanは何より取引をしてもらうことに重きをおいて、事業を展開していると話していた。口座開設数ではなく、いかにユーザーの方々に取引をしてもらうかということだ。シンプルだからこそ、UI/UXへのこだわりを感じ今後もより魅力溢れる取引所になる可能性があると期待を寄せている。

Metaが開発したプログラミング言語「Move」を用いたアプトス

 アプトスに話を戻したい。アプトスはMetaが開発したプログラミング言語「Move」を用いたレイヤー1ブロックチェーンという点が最たる特徴だと思っている。OKCoinJapanはアプトスの取り扱い背景について、「当社はアプトスにおける国内有数のメインネットのバリデータとなっている」と言及しており、取引所自身が実際にエコシステムに参加しているという点は、暗号資産が好きな人であれば利用動機になりうる感覚はご理解いただけると思う。よりプロジェクトに寄り添った取引所なのではないだろうか。

先日はbitFlyer初のIEOであるエルフトークン(ELF)が、抽選・配布が予定されていた当日に延期を発表し、最終的に発行体であるHashPaletteとbitFlyerは段階的なロックアップを設ける形で合意に至っている。これはbitFlyer初のIEOで、失敗が許されない状況だからこそ起こったと考える。これにより、取り扱い開始直後にトークンの価格が暴落するようなことは一定程度防げる一方で、ユーザーへの説明が不十分ななかで、事業者の思惑が見え隠れする少し残念なIEOであった。国内大手取引所の縮図も、今年から大きく動き始めるかもしれない。

OKCoinJapan、26日からアプトス(APT)の取り扱いを開始 日本初

[Iolite記事]
OKCoinJapan、26日からアプトス(APT)の取り扱いを開始 日本初