ビットコインを買うタイミング・売るタイミング|ボラティリティ対策も解説
2025.12.26
ビットコイン(BTC)は「いつ買うか」「いつ売るか」で成果が大きく変わりやすい一方、価格変動(ボラティリティ)が大きく、感情で売買すると失敗しやすい資産です。
この記事では、2016年から現在までの長期の値動き(半減期・最高値・暴落)をベースに、買うタイミング・売るタイミングの“目印”をできるだけ具体的に整理します。 さらに、楽天ポイントビットコインの引き出しタイミング、メルカリでビットコインを売るタイミングと出金の注意点までまとめます。
この記事でわかること
【結論】ビットコインを買うタイミング・売るタイミングの考え方
結論から言うと、ビットコインの売買タイミングは「当てにいく」より、“当たりやすい局面で淡々とルール通りに動く”ほうが再現性が上がります。
- 買うタイミング:急落・調整で“過熱が冷めた局面”に分割で入る(積立も有効です)
- 売るタイミング:高値更新で強気が極端に傾いた局面は「分割利確」+「撤退ライン」を先に決めます
- ボラティリティ対策:レバレッジを避け、ポジション量を絞り、現金余力を残します(メンタル崩壊を防ぎます)
このあと、2016年以降の実データを“地図”として使いながら、買い・売りの目印を具体化していきます。
【2016〜2025】ビットコインの価格推移(半減期・ATH・暴落の位置)
まずは、相場の大枠をつかむために長期チャートを確認しましょう。 ビットコインは歴史的に、「半減期 → 上昇 → 過熱 → 急落 → 回復」のような周期的な動きを繰り返してきました。
次の表は、2016年以降の「目印になりやすい出来事」と「代表的な価格帯(目安)」を整理したものです。
※参照元により数値がわずかに異なることがあります(取引所・指数・高値/終値の違いなど)。
| 年 | 出来事(相場の目印) | 価格の目安(USD) |
| 2016 | 2回目の半減期 | (半減期は“起点”として意識されやすいです) |
| 2017 | 急騰局面(バブル的な上昇) | 約2万ドル付近まで上昇 |
| 2018 | 弱気相場の底(大きな調整) | 約3,200ドル付近 |
| 2020 | 3回目の半減期 | (半減期前後で需給期待が高まりやすいです) |
| 2021 | 強気相場のピーク | 約6.9万ドル付近 |
| 2022 | 弱気相場の底(大きな下落) | 約1.56万ドル付近 |
| 2024 | 米国で現物ビットコインETFが承認/4回目の半減期 | (資金流入・期待の材料になりやすいです) |
| 2025 | 過去最高値(ATH)更新後、年末は高値圏→調整 | 一時11.8万ドル付近/年末は約8.9万ドル付近 |
この期間の特徴はシンプルです。
上昇期のワクワクより、下落期の“落差”のほうが大きい――これがビットコインのボラティリティです。
だからこそ「買い方(分割)」と「売り方(分割利確+撤退ライン)」が重要になります。
ビットコインを買うタイミング:長期・中期・短期の目印
「ビットコインを買うタイミング」は、投資期間で答えが変わります。 ここでは、長期(年単位)/中期(数カ月)/短期(数日〜数週)に分けて“目印”を整理します。
長期(年単位):いちばん再現性が高いのは「分割買い(積立)」
- 基本戦略:毎月(または毎週)一定額で買う(ドルコスト平均法)
- 狙い:天井も底も当てにいかず、ボラティリティを味方につけます
- 相性がいい局面:大きな調整が入って“買うのが怖い”と感じる時期ほど、積立は効きやすいです
中期(数カ月):調整局面の「下げ止まり確認」+「材料の整理」
中期は「下がったから買う」ではなく、“下げ止まりつつあるか”を確認します。 たとえば次のような組み合わせが目印になります。
- 値動き:急落 → 反発 → もう一段の下げ(または横ばい)→ 反転、のような“揺り戻し”
- 材料:半減期、ETFなどの資金流入、金融政策(利下げ期待/後退)
- 注意点:材料が出た直後は“織り込み済み”で逆に動くこともあります
短期(数日〜数週):テクニカルは「補助輪」として使う
短期売買をするなら、移動平均線・高値安値のライン・出来高・RSIなどのテクニカルは有効ですが、“テクニカルだけで勝つ”のは難易度が高いのも事実です。 初心者は、まず「買う回数を減らす(=厳選します)」ことが大切です。
初心者向け:買いのルール例(テンプレ)
- 毎月の積立:生活防衛資金とは別枠で、無理のない金額のみ
- 追加購入:大きめの下落が来たら、積立とは別に“2〜4回に分けて”買い増し
- 禁止事項:焦って一括・借金・レバレッジで取り返そうとしません
ビットコインを売るタイミング:利確・撤退・税金のポイント
「ビットコインを売るタイミング」で大事なのは、利益確定(利確)と撤退ラインを“先に”決めることです。 上昇中は強気になり、下落中は怖くなりやすいので、感情が入る前にルール化します。
分割利確:いちばん実務的で、後悔が減ります
「ここが天井!」を当てるのは難しいので、利確も分割が基本です。
- 例:含み益が大きくなったら10〜20%ずつ、数回に分けて利確
- 例:最高値更新が続く局面で、少しずつ利確して“元本回収”を優先
撤退ライン:想定外のボラティリティから資金を守ります
- 目的:資金を守って次に参加できる状態を残します
- やり方:買い増しを繰り返す前に「ここまで下がったら一部撤退/全撤退」を決めておきます
税金:利確するなら“手取り”まで見ておきましょう
日本では、暗号資産を売却・使用して生じた利益は、原則として確定申告が必要になるケースがあります。 利確するなら、税金を差し引いた手取りも含めて計画しておくと安心です。
初心者向け:売りのルール例(テンプレ)
- 利確:含み益が大きいほど“分割で薄く売ります”
- 撤退:想定外の下落に備えて、必ず撤退ラインを置きます
- 税金:年内に利確するなら、損益集計・申告準備もセットで進めます
ビットコインのボラティリティと対策(リスク管理)
ビットコインのボラティリティ(価格変動の大きさ)は、短期間で資産が増える魅力と引き換えに、短期間で大きく減るリスクでもあります。
データ感:過去には「高値から-70%〜-80%級」の下落もあります
- 2017年の高値圏(約2万ドル付近)→2018年の安値圏(約3,200ドル付近)
- 2021年の高値圏(約6.9万ドル付近)→2022年の安値圏(約1.56万ドル付近)
ボラティリティ対策の優先順位(初心者はここだけでOKです)
- 投資額を落とします:眠れなくなる金額は多すぎます
- 分割で買う・分割で売ります:一括勝負をしません
- 現金余力を残します:下落時に“詰む”のを防ぎます
- レバレッジを避けます:ボラティリティ×レバは事故率が跳ねます
「タイミングを当てる技術」よりも、「壊れない設計(リスク管理)」が先です。
楽天ポイントビットコイン:引き出しタイミングと注意点
「楽天ポイントビットコイン 引き出しタイミング」は、ひとことで言うと“利益確定(または損切り)をしたい時=運用をやめたい時”です。
まず重要:楽天ポイントビットコインは“暗号資産を購入するサービス”ではありません
楽天ポイントビットコインは、ポイントで暗号資産の値動きを疑似体験するサービスであり、BTCを買って外部ウォレットに送るようなものではありません。
引き出しの考え方(タイミング)
- ポイントを使う予定があります:通常ポイントに戻して使える状態にします
- 値上がりしたので一旦確定したいです:運用中ポイント→通常ポイントへ引き出します
- ボラが怖くなりました:下落が続く局面で“運用を小さくする”ために一部引き出します
注意点
- 引き出し時は、提示される取引価格を考慮したポイント数で通常ポイントに移ります(=実質「売却」扱いの感覚です)
- 運用中ポイントは増えることも減ることもあります。減った分の補填はありません
- 一度に大きく動かすのが不安なら、引き出しも“分割”が無難です
メルカリ:ビットコインを売るタイミングと出金の流れ
「メルカリ ビットコイン 売るタイミング」は、一般の取引所と同じく、“利確したい時/損失を確定してリスクを落としたい時”が基本です。 ただしメルカリ特有の注意点があるので、ここを押さえておくと失敗しにくいです。
手数料は無料でも、スプレッド(取引コスト)はあります
メルカリのビットコイン取引は、売買そのものの手数料はかからない一方で、売買価格にスプレッド(取引コスト)が含まれます。 そのため、短期で何度も売買するとコストが効いてきます。
売却後のお金は“自動でメルペイ残高に移りません”
売却したお金は、いったんビットコイン取引用のお金として保有されます。 メルペイ残高として使う/銀行出金するなら、別途「メルペイ残高へ移す」操作が必要です。
メルカリでの出金の流れ(ざっくり)
- ビットコインを売ります
- ビットコイン取引の「設定」からメルペイ残高へ移します
- 必要なら、メルペイ残高から銀行へ振込申請します
メルカリで「売るタイミング」を決めるコツ
- 短期売買を増やしすぎません(スプレッド負けを避けます)
- 「使う予定があるお金」になったら、相場都合より先に出金を優先するのも手です
- 利確は分割、撤退ラインも事前に決めておきます
24時間365日動く市場:時間帯・入金反映・円安の考え方
ビットコイン市場は24時間365日動きます。だからこそ、「入金が反映されるまでの時間」も含めて段取りが重要です。
入金反映:銀行によって“即時”か“翌営業日”かが変わることがあります
日本の銀行振込は、仕組みや金融機関の対応状況により、夜間・土日祝の反映が変わることがあります。 直前に慌てないよう、余裕のあるタイミングで入金しておくのが安全です。
円安の影響:円建てBTCは「BTC/USD × USD/JPY」です
日本円で見たBTC価格は、ビットコインそのものの値動きに加えて、ドル円(USD/JPY)の影響も受けます。 円安が進むと、ドル建てが横ばいでも円建てが上がって見えることがあります。
失敗しにくい「売買ルール」テンプレ(初心者→中級者)
最後に、買うタイミング・売るタイミングでブレないためのテンプレです。 このままコピペして、自分用に数字だけ調整して使ってください。
買いのルール(例)
- 基本:毎月◯円を積立(生活費・緊急資金とは完全に分けます)
- 追加:大きな下落局面が来たら、追加資金を「3回」に分けて投入
- 上限:暗号資産の合計投資額は、金融資産の◯%まで
売りのルール(例)
- 利確:含み益が◯%に達したら、保有の10%を売ります(これを数回)
- 撤退:購入平均から◯%下落したら、一部を現金化してリスクを落とします
- 例外:生活に必要なお金は、相場より優先して現金化します
チェックリスト(売買前)
- これは「余剰資金」ですか?(生活費に触れていませんか)
- 買い/売りは“一括”になっていませんか?(分割になっていますか)
- 撤退ラインは決まっていますか?(決まっていないなら買いません)
- 取引コスト(スプレッド)を理解していますか?
よくある質問(FAQ)
Q. ビットコインは結局、いつ買うタイミングがいいですか?
初心者〜中級者なら、「積立+大きめの調整時に分割で追加」が最も再現性が高いです。 底当てよりも、壊れない買い方を優先してください。
Q. ビットコインを売るタイミングはありますか?
「天井当て」ではなく、分割利確+撤退ラインが基本です。 使う予定があるお金になったら、相場より優先して現金化する判断も有効です。
Q. ボラティリティが高いと何が問題ですか?
予想と逆に動いた時のダメージが大きく、感情的な売買に陥りやすい点です。 対策は「投資額を落とす」「分割」「現金余力」「レバレッジ回避」です。
Q. 暴落したら買い場ですか?それとも危険ですか?
暴落直後はさらに下がることもあるため、“いきなり一括”は危険です。 反発→揺り戻し→落ち着き、のような流れを待ち、分割で入るのが無難です。
Q. 楽天ポイントビットコインの引き出しタイミングはいつですか?
ポイントを使いたい時、利益(または損失)を確定して運用を小さくしたい時が基本です。 引き出しは実質「売却」の感覚なので、必要なら分割も検討してください。
Q. メルカリでビットコインを売ったら、すぐ現金になりますか?
売却したお金はまず取引用に保有され、メルペイ残高として使うには「メルペイ残高へ移す」操作が必要です。 銀行出金する場合は、さらに振込申請が必要になります。
Q. メルカリは手数料無料って本当ですか?
売買手数料はかからない一方で、提示価格にスプレッド(取引コスト)が含まれます。 短期で売買回数が増えるほど不利になりやすい点に注意しましょう。
Q. ビットコインは何時に動きやすいですか?
24時間動きますが、世界の市場参加者が増える時間帯は出来高が増え、値動きが大きくなりやすい傾向があります。 ただし「特定の時間だけ必ず上がる/下がる」というものではありません。
Q. 円安だとビットコインは上がりますか?
円建てBTCはドル円の影響を受けるため、円安だと円建て価格が押し上げられることはあります。 ただしBTC自体の下落が大きいと円安でも下がるので、両方を見るのが大切です。
Q. 初心者が一番やりがちな失敗は何ですか?
「上がっている時に焦って一括で買う」「下がって怖くなって投げ売りする」の往復です。 これを避けるだけで、成績は改善しやすいです(分割・ルール化・余剰資金)。
注意:本記事は情報提供を目的としたもので、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。