メルカリで ビットコインを 賢く使う方法!メルカリの仮想通貨取引の始め方
2024.11.06
フリマサイトのメルカリでは、アプリ内でビットコインの取引ができるサービスを実施しています。不用品の売上金でビットコインを購入したり、ビットコインの売却益でメルカリ内の買い物をしたりできるため、メルカリユーザーの方は詳細を知りたいかもしれません。
そこで本記事では、メルカリでビットコイン取引をする方法を詳しく解説します。メルカリ以外でビットコインを使えるお店も紹介しますので、ビットコインの可能性を広げたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
出典:https://about.mercoin.com/
メルカリのビットコイン取引とは
メルカリのビットコイン取引とは、メルカリの子会社である株式会社メルコインが提供するサービスです。メルカリアプリでの売上金やポイントを利用して、ビットコインの購入ができます。もちろん、アプリ内に入金チャージして購入もできますが、不用品の売上金で買える、つまり現金なしでビットコイン取引を始められるのは、仮想通貨(暗号資産)初心者にとって大きな魅力でしょう。
また、メルカリのビットコイン取引は、以下の特徴が挙げられます。
- 1円から購入可能
- いつでも売却可能
- 入出金に手数料0円
ビットコインを売却すると、利益がメルペイ残高に移動します。メルペイ残高はアプリ内の買い物はもちろん、メルペイに対応している実店舗でも利用可能です。ビットコインを普段の生活に活用しやすくなるため、メルカリユーザーでビットコインに興味があるのなら活用してみるのがおすすめです。
ビットコイン取引の利用条件
メルカリのビットコイン取引を利用するには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
-
- 日本に住んでいる
- アプリ内で本人確認が完了している
- 18歳以上75歳未満である
特に海外在住の方は、利用できないので注意してください。
メルカリでビットコイン取引をする流れ
メルカリでビットコイン取引をする際は、以下の流れで行います。
- メルカリアプリのアカウント登録をする
- ビットコイン取引画面にアクセスする(マイページの「ビットコイン」をタップ)
- お金をチャージする(メルペイ残高・金融機関・ネットバンク・ATMからチャージ)
- ビットコインを購入する(1円から購入可能)
- アプリ内で運用額を確認する
- ビットコインを売却する
- 売却額を出金する(メルペイ残高に移動される)
- 取引履歴を確認する(マイページ→ビットコイン→取引履歴)
ビットコイン取引は「メルカリアプリのみ」の対応です。Webサイトから取引はできませんので、まだアプリを利用していない方はダウンロードしておきましょう。詳しい取引の流れはメルカリ公式ガイドをご覧ください。
参照:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1473/
メルカリでビットコイン取引をする際の注意点
メルカリでビットコイン取引をする際は、以下の2つに注意してください。
- 売却時に損失が出る場合がある
- 売却益が年間20万円を超えると確定申告が必要になる
順番に解説します。
売却時に損失が出る場合がある
ビットコインを含む仮想通貨(暗号資産)は、価格変動がとても大きい金融商品です。短期間で大きなリターンを得られるメリットがある一方で、暴落による損失を被るケースもあります。
メルカリに限定した話ではありませんが、ビットコイン取引をする際は「元本割れのリスク」を頭に入れた上で行いましょう。なお、メルカリアプリでは価格変動通知の機能がありますので、設定しておくのがおすすめです。
売却益が年間20万円を超えると確定申告が必要になる
ビットコインを含む仮想通貨(暗号資産)の売却益は「雑所得」に分類されます。雑所得は年間20万円を超えると確定申告を行う必要がありますので、対象となる方は忘れずに行いましょう。
なお、売却益の確認は「メルカリアプリ内の取引履歴」を活用することで、月単位で確認可能です。
参照:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1369/
メルカリでビットコインを使う方法
メルカリアプリ内の買い物にビットコインを使用する際は、以下の手順で行います。
- 購入画面で「ビットコインの使用」をタップする
- 「全て使用する」または「一部使用する」をタップする
- 金額が足りない場合:併用する決済方法を選択する
- 支払い内容を確認して「購入する」をタップする
- 生体認証を行う
- 購入完了
詳しく操作方法はメルカリ公式サイトで解説されていますので、気になる方はご覧ください。
参照:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1506/
メルカリのビットコイン使用条件
メルカリではビットコインを使用して買い物ができますが、以下の条件を満たす必要があります。
- メルカリアプリでの利用である(Webサイトのメルカリでは使えない)
- メルカリShop以外である
- ビットコイン取引機能の利用手続きが完了している
- ビットコインの残高がある
- 1取引のビットコイン使用額が100万円未満である
- メルペイ残高が100万円未満である
- ビットコイン取引機能のメンテナンス時間外である(毎週水曜日13:50〜16:03は利用できない)
買い物についてもWebサイトからはできないので注意してください。メルカリでビットコインを使用するならアプリを利用しましょう。
引用元:https://coinmap.org/
メルカリ以外でビットコインが使えるお店を探す方法
ビットコインはメルカリ以外で使うことも可能です。以下の3つの方法で対応するお店やサービスを探せますので活用してみてください。
- coinmap
- Bitcoin日本語情報サイト
- bitpress
それぞれの特徴を解説します。
coinmap
coinmap(コインマップ)は、世界中のビットコイン決済可能な店舗を「ヒートマップ」で把握できるサービスです。
ヒートマップが赤いところほど、ビットコイン対応店舗が集まっており、日本でも東京や大阪は使える店舗が多い印象です。
出典:https://coinmap.org/
全体像を把握しやすいため、特に海外旅行をする際はチェックしておくといいでしょう。
Bitcoin日本語情報サイト
Bitcoin日本語情報サイトは、ビットコイン決済可能な店舗を「カテゴリー別」で把握できるサービスです。
家電・書籍・ファッションなどで分けられているため、自身の興味に沿って店舗を探せます。ただし、情報が古い可能性もありますのでご注意ください。
参照:https://jpbitcoin.com/shops
bitpress
bitpress(ビットプレス)は、ビットコイン決済可能な店舗を「エリア別」で把握できるサービスです。掲載されている店舗は少なめですが、手軽に探せるため一度チェックしてみるといいでしょう。
参照:https://bitpress.jp/shop/
メルカリ以外でビットコインが使えるお店やサービスの例
メルカリ以外でビットコインが使えるお店やサービスを、いくつかピックアップしてみました。
- 楽天ウォレット
- ビックカメラ
- ビットコインモール
- bitFlyer
順番に紹介します。
楽天ウォレット
楽天ウォレットは、楽天グループが提供する仮想通貨(暗号資産)取引サービスです。手持ちのビットコインを電子マネーの「楽天キャッシュ」にチャージすることで、「楽天ペイ」や「楽天ポイント」の加盟店で利用できるようになります。
楽天市場・コンビニ・飲食店など、全国どこでも使えるため、メルカリ同様に使いやすいサービスです。
参照:https://www.rakuten-wallet.co.jp/
ビックカメラ
ビックカメラは、大手家電量販店です。全国の店舗でビットコイン決済に対応しており、通販サービスも展開しているため、家電購入の際はチェックするといいでしょう。
参照:https://www.biccamera.com/bc/c/info/payment/bitcoin.jsp
ビットコインモール
ビットコインモールは、仮想通貨(暗号資産)決済専門のショッピングサイトです。クレジットカードを利用しないため、個人情報の漏洩を心配する必要がありません。登録商品も10万点以上あるため、使い勝手の良いサイトと言えます。
参照:https://bitcoinmall.jp/
bitFlyer
bitFlyerは、仮想通貨(暗号資産)取引所ですが、取引だけではなく「ビットコインの寄付」もできます。寄付用のアカウントを作成すれば、日本赤十字社へビットコインの送金ができるため、「苦しんでいる人を助けたい」という方は利用してみるといいでしょう。
参照:https://bitcoindonations.bitflyer.com/
まとめ
本記事では、ビットコインをメルカリで使う方法を紹介しました。メルカリではビットコインの購入・売却だけでなく、その利益をアプリ内の買い物やメルペイ対応店舗で使用できます。ビットコインの購入も不用品の売上金でできるため、初心者でも気軽に始められるのが魅力です。
またメルカリ以外にも、ビットコイン決済に対応する店舗は徐々に増えてきていますので、この機会に気軽に始められるメルカリのビットコイン取引をチェックしてみてください。