押し活でアイドルをアップデート！【仮想通貨（暗号資産）NIDT(Nippon Idol Token)】とは？

この記事では、女性アイドルに特化した仮想通貨（暗号資産）「NIDT」について解説していきます。

投機的なイメージのある仮想通貨（暗号資産）ですが、このNIDTはアイドルやアイドルファンにフォーカスされて作られており、アイドルが活躍できるフィールドを広げるなど、今までの仮想通貨（暗号資産）とは少し違った要素をもっています。

押し活に熱心なファンほど受ける恩恵が大きくなる特徴があるほか、卒業するアイドルのその後の人生にも影響する大変重要な仮想通貨（暗号資産）です。

そんな魅力的で、少し変わったNIDTをこの記事では紹介していきます。

1.NIDTとは？

NIDT「Nippon Idol Token（日本アイドルトークン）」は日本発の仮想通貨（暗号資産）です。

ブロックチェーン技術やメタバースを使ったアイドル活動を通じ、「アイドル活動の新しいあり方を模索し実現することで、夢、感動、喜び、共感を生み出す事」を目的として2023年3月、株式会社オーバースによって、日本発の仮想通貨（暗号資産）としては国内4例目となるIEO（Initial Exchange Offering）を行いました。

翌4月には、アイドル像の固定概念を打ち破り、今まで誰も見たことがないアイドルを創設するため、「IDOL3.0PROJECT」が華々しくスタート。

総合プロデューサーにはAKB48や櫻坂46などを成功に導いた秋元康氏が就任することになり、メタバースでの活動や世界進出を前提にNIDT経済圏創設を視野に入れた壮大なプロジェクトが立ち上がりました。

2.NIDTの特徴

NIDTは仮想通貨（暗号資産）のため、24時間取引を行うことができ、短期間で大きな利益を産む可能性があります。

しかもNIDTはただの投機対象としての要素だけでなく、アイドルやアイドルファンにフォーカスされて作られた仮想通貨（暗号資産）のため、独特で魅力的な特徴があります。

ここではNIDTの魅力的な特徴を、大きくわけて２つ紹介します。

2-1.アイドルへの愛が権利に

「IDOL3.0PROJECT」ではNIDTを保有し、押し活（アイドルへの愛）をすることで押し活レベルが上がる押し活サイクルが導入されています。

スクリーンショット 2023-04-07 19.15.32.png — （引用：https://www.nidt.network/project-nidt）

【押し活サイクルの流れ】

押し活する
　　↓
押し活ポイントゲット
　　↓
NFTゲット
　　↓
押しレベルUP

押し活レベルが上がるごとにさまざまな権利や特典、さらに運営の一部における意思決定（投票権）を得ます。

現在発表されている意思決定（投票権）には次の３つがあります。

セットリスト決定投票権
衣装決定投票権
クリエイティブ決定投票権

このように「IDOL3.0PROJECT」では、運営に携われることでファンがアイドルをファン好みにアップデートできます。

2-2.押し活とNIDT

押し活レベルを上げることでさまざまな特典や権利を受けられる「IDOL3.0PROJECT」ですが、押し活レベルを効率よく上げるにはNIDTを活用し、押し活ポイントを獲得する必要があります。

NIDT公式HPでは、NIDTの具体的な活用方法や構造を「NIDTエコノミクスの設計」として公表し説明しています。

スクリーンショット 2023-04-07 19.15.16.png — （引用：https://www.nidt.network/project-nidt）

NIDTエコノミクスの設計を要約すると、次の3つの要素に分かれます。

2-2-1.NIDTの長期保有、消費で押し活ポイントゲット

NIDTの保有状況に応じて、毎月NFTを獲得します。また、NIDTでライブチケットや物販を購入した場合は、現金で購入した場合よりも多くの押し活ポイントをゲットできます。

2-2-2.NFTの売買

押し活ポイントやNIDTの保有、消費でさまざまなNFTの還元を受けられますが、これらはNIDTを使用しトレード（売買）できます。

NFTの種類によっては大きな資産価値がつく可能性もあり、今後は投機的対象になる可能性もあります。

2-2-3.NFT経済圏

アイドル業界が今までかかえていた問題として、スポンサーの意向による影響を色濃く受けていたため、既得権益が優先されファンが望むアイドル活動のプロデュースに支障をきたしていました。

そのため、オーバース社は仮想通貨（暗号資産）であるNIDTをIEOすることによって約15億円の資金調達を行い、NIDT経済圏を構築することによって継続した資金調達が可能となり、自由でファン目線のアイドル活動プロデュースができるようになりました。

3.NIDTを保有するメリット

ここまでNIDTの特徴を紹介してきましたが、あらためてNIDTを保有するメリットをまとめると次の3つです。

3-1.運営に関与

押し活レベルを上げることで、運営の一部における意思決定（投票権）を獲得します。

3-2.押し活ポイント＋ゲット

NIDTでライブチケットを購入した場合、日本円で購入した場合と比べて10倍の押し活ポイントをゲットできます（一例）。

3-3.NIDTの保有、使用で優先権や割引、又は交流ができる

それぞれジャンルごとのメリットは次の表のとおりです。

グッズ	ライブ	ファン交流
レアNFT、デジタルアイテム購入	限定リアルライブ参加権	トーク会当選確率アップ
限定グッズ、ノベルティ獲得	ライブ優先席抽選権	専用トーク会招待
通常グッズ、販売時割引	チケット当選率アップ	メタバース上での専用ファンミーティング
	チケット販売時割引	メンバーへの投げ銭

また、NIDTは仮想通貨（暗号資産）としての保有メリットもあります。

仮想通貨（暗号資産）を保有するメリットは下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

「仮想通貨（暗号資産）のメリットとは？　デメリットも併せて解説」

4.NITDを保有するリスク

NIDTはロックアップ解除による価格の下落が発生します。

NIDTの発行総数は10億枚ですが、IEOによる新規発行数は3億枚のみです。残りのNIDTは、一定の期間が経過するまで取引を制限する「ロックアップ」がかかっています。

（引用：https://www.nidt.network/_files/ugd/361f70_b8362c9101c0431b9ed4988199e01107.pdf）

ロックアップが解除されると市場に流通するNIDTが多くなり、価値が希薄化するためロックアップ解除のタイミングでは一時的に価格が下がります。

しかし価格の下落はあくまでも一時的なものです。昨年2023年7月と10月、そして今年2024年1月にロックアップが解除されたと思われますが、下のグラフを見てわかるように価格の推移に大きく影響を与えているようすはありません。

（引用：https://bitcoin.dmm.com/trade_chart_rate_list/nidt-jpy）

以上の事から、NIDTを短期トレードする場合はロックアップを意識する必要がありますが、長期で保有する場合は影響が少ないため過剰に警戒する必要はありません。

5.NIDT今後の動向

NIDTが持つユーティリティーの価値上昇や、NIDT価格の上昇は、今後の「IDOL3.0PROJECT」にかかっています。そこで「IDOL3.0PROJECT」が今後予定している活動を３つ紹介します。

5-1.メタバース展開

IDOL3.0PROJECTはNFTなどを展開するため、「Web3.0」の技術を活用しながらアイドル活動領域を広げていくことを公言しています。

そのメインステージとなるのがメタバース（仮想空間）です。

5-2.海外進出

アイドルファンの主要な年齢層は20代～30代とされていますが、今後の日本では少子高齢化のよってこの年代が確実に減少するため、IDOL3.0PROJECTでは海外のファンを継続的に獲得していく必要があるとして、具体策を３つをあげています。

Webサイト、SNSでの多言語展開
AIを活用した世界中のファン同士のコミュニケーションサポート
楽曲や映像のデジタル配信の推進

5-3.卒業メンバーの未来をサポート

IDOL3.0PROJECTには「卒業メンバーの未来をサポートするNIDTプロジェクト」というものがあります。

今までアイドル業界は、卒業年齢に達したアイドルが卒業後に実社会で就業するのが容易ではないという課題がありました。

そこでIDOL3.0PROJECTでは卒業するメンバーにNIDTを割り当てる計画をしています。これにより「メンバーが不安なくアイドル活動に専念でき、活動の質の維持につながる」としているため、グループの活躍が期待できるのはもちろんですが、ファンのNIDT購入意識が高まり、今後NIDTの価格上昇に貢献する可能性があります。