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倉本の国際経済の見どころ|国際経済の重要な出来事や抑えておくべきポイントを取り上げてわかりやすく解説

倉本の国際経済の見どころ   

株式会社J-CAM金融コンサルタントの倉本佳光が40年以上金融業に従事してきた経験を元に国際経済の重要な出来事や抑えておくべきポイントを取り上げてわかりやすく解説するコラムです。刻々と変化する相場のモメンタムをキャッチアップしていきます。

機関投資家に高まる金投資の重要性

機関投資家に高まる金投資の重要性

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機関投資家に高まる金投資の重要性

6月21日に「金投資の今/新たな投資への流れ」として金投資を取り上げました。ここでは最近の金投資へ傾斜する世界の状況をご紹介するとともに分配金や配当金等のない金投資にレンディングによる利息受け取りが出来るようになった事を紹介しました。

金投資の現状と新たな利息受け取りの手法

そのような中で、欧米の有力な運用機関であるシュローダー社とUBS社による金投資に向けたコメントをご紹介します。

既にご案内をしていますが、世界の金融市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待に加え、各国中央銀行による金買い入れや地政学的緊張の中での安全資産としての需要増から、金は今年、最高値を更新し、現在は若干の調整場面を迎えていますが、高値圏で底堅い動きを続けています

米国債の状況と金投資の利点

一方、FRBの利下げ時期を巡る不透明感から、米国債相場は乱高下を繰り替えし、米国債の指数は昨年の上昇から下落に転じています。

米国の財政赤字に対する懸念も、米国債に対する弱気を強めている要因です。高金利で国債の利払い費が増える中、トランプ大統領時代の減税に続き、バイデン政権下でもコロナ禍で給付やウクライナ支援など財政支出が急増し、財政赤字が拡大しています。

中央銀行による金保有の増加

またワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が最近出したリポートによると、金準備高調査を2018年に開始して以来最も多い約20の中銀が金の保有量を増やすと見込んでいるとのことです。

投資責任者

投資責任者のコメント

こうした国際的な環境の変化を受けて世界的に有力な運用機関の投資責任者二人が次のように述べています。

シュローダー社 グループ最高投資責任者(CIO) ヨハナ・カークランド氏

財政リスクや地政学リスクそしてインフレリスクといった種類のリスクは金へ投資する事でうまくカバーすることが出来ます。仮に投資判断を誤ったとしても金投資はかなり良いパフォーマンスを得られるという利点があります。

かつてほど分散投資のメリットを得られない現状では、米国債への投資よりも金投資を選びます。

米国債などの国債への投資は依然としてポートフォリオの一角を占めるものの、それは「利回り」という「昔ながら」の理由によるものです。

カークランド氏は厳しいインフレと米国の財政状況を懸念しており、「これほどの財政支出において、本当に恐ろしいリスクは公的債務の問題です」。と述べ、金投資へのシフトを推奨しています。

UBSグローバル社 投資責任者(CIO) マーク・ヘーフェル氏

米国債と米ドルに対する懸念があれば、金は恩恵を受けます。ウクライナを巡り、米ドルや米国の金融システムがある程度武器化されており、各国中央銀行は代替手段を持つべきだと認識しています。多くの中央銀行が金を購入しており、この傾向は続くでしょう。

結論

現在、世界にあるリスクは多種多様になっています。こうしたリスクに備える資産として金投資が再認識され、改めて注目を集め始めています。