ファイナンシャルプランニングの重要性を検証する
2023.08.03
2,019年に金融庁金融審議会「市場ワーキング・グループ」の報告書で『老後の30年間で2,000万円不足する』と取り上げられ、「2,000万円問題」として話題となりました。
これ以降、個人型確定拠出年金「iDeCo」や「つみたてNISA」が広く認知されるようになり、
また人生に必要なお金を考えるファイナンシャル・プランニングが注目されるようになりました。
結婚する、家を建てる、子供を育てる、老後に備える・・・など、自分たちの将来の目標や夢を実現するために、実現までの計画をしっかり立てる事が大切です。こうした人生のイベントについて計画をしていくこと、いわゆる人生設計がライフプランです。
そしてライフプランに対して総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に向けて考えていく手法が「ファイナンシャル・プランニング」です。
こうした計画を立てるためには、金融、保険(生命保険、損害保険)、不動産、住宅ローン、税制、年金制度などの知識が必要となりますが、わたしたちと一緒に考え、サポートしてくれるパートナーとしての存在がファイナンシャル・プランナー(FP)です。
国内では、1987年に日本FP協会が設立され、CFP資格者24,613名、AFP資格者163,152名が登録されています。(2022年8月)また2002年からファイナンシャル・プランニング技能検定も国家資格として始まりました。
CFP資格は、世界25カ国・地域で認められ、世界共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供出来るプロフェッショナルである事を証明する上級資格です。
AFP資格は、25年以上の歴史を持ち、国内で広く普及しているFP資格です。
ファイナンシャル・プランニングについては、個人ごとに環境や条件そして目標が異なり、またお金に関することでもあるので知り合いや親にも相談しにくかったり、また相談しても満足な答えを得られなかったりします。
FPへの相談は、気兼ねなく話ができ、自分にあった答えを見つける良い方法だと思われ、FPを活用する方が今後増えていくのではないでしょうか。