【BTCレイヤー2】仮想通貨(暗号資産)スタックスの特徴と購入時の注意点を解説!
2024.09.17
仮想通貨(暗号資産)の「スタックス」は ビットコインのレイヤー2として注目されている仮想通貨(暗号資産)です。 ビットコインにスマートコントラクト機能を実装することを目的として掲げています。
この記事を読んでいる中には「スマートコントラクトのことがよくわからない」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では 仮想通貨(暗号資産)スタックスの特徴や将来性、購入時の注意点 などをまとめています。
スタックスの登場によってビットコインがどのように変わっていくのか、気になる方はぜひ最後までお読みください。
出典:https://www.stacks.co/
スタックスとは?
通貨名称 | スタックス(Stacks) |
---|---|
ティッカーシンボル | STX |
コンセンサスアルゴリズム | PoX(Proof of Transfer) |
上場時期 | 2019年7月 |
発行枚数 | 18億2千万枚 |
現在価格 | 269.38 円 |
公式HP | https://www.stacks.co/ |
スタックスとは、 ビットコインのブロックチェーンにスマートコントラクトを導入すること目的とした 仮想通貨(暗号資産) です。今までビットコインは通貨としての役割しかありませんでしたが、スマートコントラクトが導入されることでNFTの発行やDAppsの開発ができるようになります。
将来的にはイーサリアムのように、ビットコインを基盤とした大きな経済圏になることが期待されています。
スタックスの特徴
ここからはスタックスの大きな特徴を紹介していきます。
スタックスの特徴は以下の2つです。
- ビットコインにスマートコントラクトを導入した
-
Pox(Proof of Transfer)が採用されている
1つずつ詳しく解説していきます。
ビットコインにスマートコントラクトを導入
スタックスは、 ビットコインにスマートコントラクトを導入することができる仮想通貨(暗号資産)です。
スマートコントラクトとは、特定の条件整ったとき、事前に決めておいた契約を自動的に実行するプログラムのことで、イーサリアムに導入されていることで有名です。
今までイーサリアム上でしかできなかった、NFTの発行やDAppsの開発が、ビットコインのブロックチェーンでもできるようになり、ビットコインの可能性が大きく広がりました。
Pox(Proof of Transfer)が採用されている
スタックスには 独自のコンセンサスアルゴリズムであるPox(Proof of Transfer)が採用されています。
PoXとは、ビットコインのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)のセキュリティを活用しつつ、スマートコントラクトの実行を可能にする仕組みのことです。
これによってビットコインの強固なセキュリティを受け継ぎながら、独自のスマートコントラクト機能を実現できます。
また、スタックスをステーキングすることでビットコインを報酬として受け取ることもできます。
スタックスに将来性はある?
スタックスの将来性を判断する上で重要な内容を以下の2つにまとめました。
- ビットコインを中心とした経済圏の創出
- 日常生活での活用事例
スタックスに投資しようと思っている方はぜひチェックしておきましょう。
ビットコインを中心とした経済圏の創出
スタックスはビットコインを中心とした大きな経済圏を作り出せる可能性があります。
今までビットコインは通貨としての役割しかありませんでしたが、スタックスの登場で機能性が大きく向上しました。
- 金融システム(DeFi)
- ゲーム
- NFT発行
など、さまざまな分野での活用が期待されています。簡単にいうと ビットコインのブロックチェーン上で、イーサリアムと同じことができるようになります。
ビットコイン上で発行されるNFT「Ordinals」 が購入できるようになっており、新しい可能性は徐々に見えてきています。
日常生活での活用事例も
スタックスは、お買い物の決済手段として使えるようになる可能性があります。
実際に、 韓国の決済プラットフォーム「Paycoin」と連携をして、連携加盟店での決済手段として使える ようになっています。
現在確認できるのは韓国での事例だけですが、今後世界でスタックスの活用が広がれば将来的な価値は高まることでしょう。
スタックスの価格推移
スタックスの直近1年の価格推移を見ていきましょう。
出典:https://www.bybit.com/ja-JP
こちらの画像は直近1年間のチャートです。
2023年4月からはほとんど横ばいで推移していましたが、2024年に入り一気に価格が上昇しています。同時期にビットコインの価格も上昇しているので、 ビットコインに連動して価格変動が起きている ことが分かります。
時価総額No. 1のビットコインと同じような値動きをするのであれば、長期的な目線で見ても将来性が期待できます。
スタックスの購入方法
ここからはスタックスを購入する手順を解説していきます。
スタックスは国内では取り扱っている取引所がないので、海外の取引所からしか購入できません。
以下のステップでスタックスを購入できます。
- コインチェックでビットコインを購入
- 海外取引所の口座を解説
- コインチェックからビットコインを送金
- 海外取引所でスタックスを購入
1つずつ解説していきます。
コインチェックでビットコインを購入
出典:https://coincheck.com/ja/
スタックスを購入するためには、国内でビットコインを用意して海外取引所に送金する必要があります。そのため、まずは国内の取引所でビットコインを購入しましょう。
ビットコイン購入には「コインチェック」がオススメです。 コインチェックなら500円からビットコインの購入ができる ので仮想通貨(暗号資産)初心者でも安心して取引ができます。
コインチェックの詳細は以下の記事で解説しています。
Coincheck|毎月更新|日本の仮想通貨(暗号資産)取引所を徹底分析!
海外取引所の口座を開設
次に海外の取引所で口座を解説していきましょう。
スタックスを取り扱っている 海外取引所の中でオススメなのは「Bybit(バイビット)」 です。バイビットの公式サイトは日本語にも対応しているため、初心者でも簡単に口座を開設できます。
コインチェックのビットコインを送金
海外取引所の口座開設が完了したら、コインチェックからビットコインを送金していきます。
ビットコインを送金するためにはウォレットアドレスが必要なので、海外取引所のマイページからウォレットアドレスを探して、コピーしておきましょう。
コインチェックにログインしたら「暗号資産の送金」→「宛先を編集」の順でクリックすると、宛先を入力できるので、コピーしたウォレットアドレスを入力します。
送金したい分のビットコインを入力して送金しましょう。
海外取引所でスタックスを購入
海外取引所のウォレットにビットコインが入金されているのを確認したら、スタックスを購入する準備は整いました。
各海外取引所の画面に従って取引をしましょう。
スタックス購入時の注意点
ここからはスタックスを購入する際の注意点を2つだけ解説していきます。
-
海外取引所でしか購入できない
-
ビットコインの価格と連動している
いずれも決して無視できないポイントなのでぜひ確認しておきましょう。
海外取引所でしか購入できない
スタックスは現在、国内の取引所では購入できません。
購入するためには海外の暗号資産取引所の口座を開設する必要があるので、初心者の方にはハードルが高いかもしれません。
海外の取引所は金融庁の認可を受けていないことが多いため、利用する場合は自己責任でお取引する必要があります。
ビットコインの価格と連動している
スタックスはビットコインの価格変動に大きな影響を受けてしまいます。
そのため ビットコインが暴落した場合は、スタックスも同時に暴落してしまう可能性が高いです。 仮想通貨(暗号資産)は値動きが激しいので、余剰資金の範囲内でリスク管理をしながら投資しましょう。
初心者にオススメの仮想通貨(暗号資産)
スタックスは将来性のある仮想通貨(暗号資産)ですが、初心者だと「海外取引所での取引が不安」という方も多いのではないでしょうか?
ここからは日本国内で購入できる初心者にオススメの仮想通貨(暗号資産)を2つ紹介していきます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
それぞれ簡単に解説していきます。
ビットコイン(BTC)
通貨名称 | ビットコイン |
ティッカーシンボル | BTC |
チェーン規格 | BRC-20 |
上場時期 | 2010年 |
発行枚数 | 2100万枚 |
現在価格(2024年3月30日時点) | 1BTC/約1060万円 |
仮想通貨(暗号資産)の王道といえばビットコインです。
ビットコインは2009年に誕生した、1番最初の仮想通貨(暗号資産)です。
当時は1BTCで1円以下の価値でしたが、2024年3月には、1BTCの価値が1000万円を突破したことで話題になりました。
コインチェックであれば500円からビットコインを購入できるので、初心者でも安心して投資できます。
イーサリアム(ETH)
引用:https://ethereum.org/en/
通貨名称 | イーサリアム |
ティッカーシンボル | ETH |
チェーン規格 | ERC-20 |
上場時期 | 2015年7月 |
発行枚数 | 無制限 |
現在価格(2024年3月30日時点) | 1ETH/約53万円 |
イーサリアムとは、ブロックチェーンにスマートコントラクトの機能をもたせた分散型プラットフォームです。
プラットフォーム内で使われる通貨をETH(イーサ)といい、世界第2位の時価総額となっています。
イーサリアムはWEB3をリードするさまざまなサービスの基盤となっており、今後さらに成長していくことが予想されています。
まとめ
この記事では仮想通貨(暗号資産)スタックスについて解説してきました。スタックスはビットコインのレイヤー2として注目されているので、将来的にも期待できる仮想通貨(暗号資産)です。
スタックス購入のためにはコインチェックで口座を開設して、海外取引所に送金する必要があります。
コインチェックなら少額からでもビットコインを購入できるので、初心者の方にはオススメの取引所です、アプリも使いやすく迷うことなく取引ができるでしょう。