BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
ナガトモヒロキ コラム|クリプト最前線 Crypto Frontiers

ナガトモヒロキ|クリプト最前線  
――Crypto Frontiers

30カ国以上の海外渡航で出会った海外富裕層との交流を深め、独自のネットワークを生かして世界を旅しながらリアルな視点でクリプトの今をリポートする。趣味は写真。トライアスリートとしても世界各国のIRONMAN RACEにチャレンジしている。

レンディング活用におけるリスクを考える

レンディング活用におけるリスクを考える

お客様から頂く質問に「取り扱い通貨の種類を増やして欲しい。」という声を多々頂く。

「現状その予定は無い。」というのが回答になるのだが、理由としては通貨を増やすという事はその分背負うべきリスクも増える事になる。

ボラティリティが激しいアルトコインなどは触るに恐ろしい。

仮に年間で8%枚数を増やせても、通貨自体の価格が下がった場合、結果はどうだろうか?誰もが想像したくないだろう。

昨年はDefi銘柄がとても盛り上がりを見せた。なぜならDefiステーキングなどでAPY60%を超えるような高料率のものが数多く現れたからだ。(*APY ▶️ 複利で運用した場合、1年間で得られる収益率の事。)

APY60%という数字を見て皆様はどう思うだろうか?全財産を注ぎ込んで勝負する千載一遇のチャンス‼️

と捉える方は危険である。一旦冷静になって考え直して欲しい。

仮に通貨の枚数が60%増えたとしても、通貨自体の価値が70%下落したらどうなるだろうか?

総資産が100あったとすると、この場合の結果は48になる。実際に今年の相場ではそのような出来事があった。APRやAPYが全てでは無い事が分かるだろう。

APYに釣られて通貨を購入しステーキングした結果、資産を失う事になり通貨の価値が回復するまで待ち続ける塩漬けコース入りとなる。

日本円で保有しておけば良かったと後悔しても遅い。いくら円安と言っても何十%も資産が減る訳では無い。何もしなければ何も起こらないのだから時には静観する事も大事である。

アルトコインはまだまだアルトコインなのだ。

暗号通貨自体は1万種類以上存在する。値上がりにフォーカスしたweb上の噂、2次情報3次情報に惑わされはいけない。

ブロックチェーンが世に出てまだ14年。教科書と呼べるほど文化の集積は無く絶賛発展途上の渦中に我々は居る。

BTCはデジタルゴールドとして不動の時価総額No1、ETHはNFTやブロックチェーンゲームやweb3インフラとしての役割と期待感、ステーブルコインはドル通貨の保有で円安ヘッジが可能に。

先ずはこれらの通貨のリサーチをして自身の最適解を見出してはいかがだろうか?

弊社は現在国内最高料率を提供している。貸借料率は大事ではあるが、それ以上に顧客の資金を預かる身として安定性と継続性が大事だと思っている。

投資には入り口と出口がある。昨今のNFTでは無いが、入り口至上主義的なムーブメントも見受けられる。我々はお客様をゴールへ導き初めて評価される立場に居る事を忘れてはならない。

レンディング事業者も国内外含め数多く存在する。今後その数は増えるだろう。
ビットレンディングはあくまでCefiである。
どこまでいってもCefiである。

まだまだ発展途中ではあるがCefiレンディングサービスの利点をとことん追求して磨いて行きたい。その上でビットレンディングが皆様のお役に立てれば非常に嬉しい。

*この内容はあくまで長友個人の考えを記したものであり金融アドバイスに値するものでは無い。