暗号資産はじめてガイド
Cryptocurrency Beginner’s Guide
暗号資産（仮想通貨）のはじめ方｜暗号資産（仮想通貨）の種類｜暗号資産取引所の口座を作り方
暗号資産はじめてガイド
For Biginners
暗号資産（仮想通貨）のはじめ方
暗号資産（仮想通貨）を取引するためには、取引所と呼ばれるプラットフォームを利用する必要があります。信頼性の高い取引所を選びましょう。
暗号資産取引所の選び方
- 取扱通貨の種類
- 取引所ごとに取り扱っている暗号資産（仮想通貨）は異なる場合があります。自分が取引したい暗号資産（仮想通貨）が取り扱われているかを確認しましょう。
- 取引手数料
- 取引所は取引手数料を課す場合があります。取引手数料、預入手数料、引き出し手数料などを比較し、自分の取引スタイルや予算に合った取引所を選びましょう。
- 入出金方法
- 取引所がサポートしている入出金方法を確認しましょう。クレジットカード、銀行振込、暗号資産（仮想通貨）の入出金など、自分にとって便利な方法が利用できるかを確認しましょう。また、入出金に関連する手数料や処理時間も重要な要素です。
- アプリの使いやすさ
- 取引所の使いやすさも重要です。直感的で使いやすいユーザーインターフェースを持つ取引所を選ぶことで、取引や資産の管理がスムーズに行えます。
- 信頼性とセキュリティ
- 取引所の信頼性とセキュリティは非常に重要です。選ぶ取引所は、セキュリティ対策や資金の保護に力を入れていることを確認しましょう。
暗号資産（仮想通貨）の種類
暗号資産（仮想通貨）はビットコイン（BTC）をはじめ多くの種類があり、世界中で9,000種類以上も存在するとされています。※
暗号資産（仮想通貨）は数多くの種類がありますが、大きく2種類に分けることができます。一つはビットコイン（BTC）で、もうひとつはアルトコインです。アルトコインとは代替のコインという意味で、ビットコイン以外の無数にある暗号資産（仮想通貨）のこと全てを指します。
※ GMOコイン.「ビットコイン（BTC）などの暗号資産（仮想通貨）の種類や特徴、日本で買える銘柄を紹介！」.https://coin.z.com/jp/column/bitcoin-type/,（2023年4月24日）ビットコイン
ビットコイン（BTC）は、最初に作られた暗号資産（仮想通貨）で、時価総額が最も高い暗号資産（仮想通貨）となっています。
暗号資産（仮想通貨）がビットコイン（BTC）とアルトコインに分けられるように、暗号資産（仮想通貨）の中でも特別な存在です。アルトコインはいずれも、ビットコイン（BTC）を基にして作られました。
知名度が高く安定した通貨であることから、初心者でも始めやすい銘柄の一つです。
また店舗で使用できることもあるなど、決済に使いやすい通貨でもあり、一部の国では法定通貨に採用されるほどです。
金より投資価値が高いといわれることもあるほどで、安定して価格上昇されると予想されています。
イーサリアム
イーサリアム（ETH）は、アルトコインの代表格的存在の暗号資産（仮想通貨）で、ビットコイン（BTC）に次ぐ知名度と時価総額ランキングの高さを誇ります。
大きな特徴として「スマートコントラクト」と呼ばれる技術が用いられていることが挙げられ、仲介者不要でスムーズに契約できる上に、改ざんされるリスクが低いのが強みです。
またイーサリアム（ETH）をベースに、アプリや暗号資産（仮想通貨）が開発されているのも特徴です。
イーサリアム（ETH）は定期的にアップデートを行い改良が続けられており、大型アップデートが行われれば、さらなる価格の上昇も起こり得ると予想されています。
暗号資産取引所の口座を作る
セキュリティ対策や使いやすさを重視した選択肢です。しかし、取引所の選択は個人のニーズや好みによって異なる場合がありますので、各取引所の利用規約や手数料、口コミなどを参考にして自身に合った取引所を選ぶことをお勧めします。また、取引所での口座開設後も、セキュリティ対策と自己責任の意識を持つことが重要です。
口座開設の手順
- 取引所の選択
- 暗号資産（仮想通貨）を取引するためには、取引所と呼ばれるプラットフォームを利用する必要があります。信頼性の高い取引所を選びましょう。
- 口座開設
- 選んだ取引所のウェブサイトにアクセスし、新規口座を開設します。必要な個人情報を提供し、アカウントの作成手続きを進めます。アカウントのセキュリティを強化するため、二段階認証の設定を行うことをおすすめします。
- 本人確認
- 取引所では、ほとんどの場合、本人確認のための手続きが必要です。身分証明書や居住地証明書などを提出し、身元を確認する手続きを行います。
- 入金
- 取引所に資金を入金して、暗号資産（仮想通貨）の購入に使用する準備をします。入金方法や手数料については、各取引所のウェブサイトやヘルプセンターを参照してください。
- 取引所と販売所
- 暗号資産（仮想通貨）を取得するにはユーザー同士で暗号資産（仮想通貨）の取引を行う取引所とユーザーが暗号資産（仮想通貨）を購入するためのプラットフォームである販売所があります。
- ウォレットについて
- 暗号資産（仮想通貨）を保管するには取引所に預けておく他に、自分で暗号資産（仮想通貨）を保管するためのウォレットを利用することも可能です。ウォレットにはホットウォレット（オンライン）とコールドウォレット（オフライン）の2種類があります。
販売所と取引所
取引所と販売所は、暗号資産（仮想通貨）の取引方法や目的に応じて選択されます。取引所はより高度なトレーディングやトレードツールを利用したいトレーダーに適しています。一方、販売所は簡単な購入や初心者向けの取引に適しています。
重要な点として、取引所や販売所を選ぶ際にはセキュリティ、手数料、取引ペア、利用規約などを考慮することが重要です。また、口座開設前に各プラットフォームの利用規約や手数料、セキュリティ対策などを十分に確認することをお勧めします。
口座開設の手順
- 取引所［Exchange］
- 取引所は、ユーザー同士が暗号資産（仮想通貨）を交換するためのプラットフォームです。取引所では、売り手と買い手がマッチングされ、取引が成立します。取引所は一般的に多様な暗号資産（仮想通貨）の取引ペアを提供しており、ユーザーは自分の希望する通貨を取引できます。取引所はトレーダーにとってはより自由度が高く、価格の変動に応じた取引が可能です。
- 販売所［Brokerage］
- 販売所は、ユーザーが暗号資産（仮想通貨）を購入するためのプラットフォームです。販売所では、ユーザーが暗号資産（仮想通貨）を直接販売所から購入する形式となります。販売所は一般的にシンプルなインターフェースを提供し、初心者にとって使いやすいです。ただし、通常は取引所よりも取引ペアや機能が限られている場合があります。
ウォレットについて
ウォレット（Wallet）は、暗号資産（仮想通貨）を安全に保管し、送受信するためのデジタルな財布や保管庫のことを指します。暗号資産（仮想通貨）の所有権やプライベートキー（秘密鍵）を管理し、取引や資産の保管を行うために使用されます。
ウォレットの種類
- ソフトウェアウォレット
- ソフトウェアウォレットは、デスクトップアプリケーションやモバイルアプリケーションとして提供されるウォレットです。ユーザーは自分のデバイス上にウォレットをインストールし、そこで秘密鍵を生成して保管します。ソフトウェアウォレットはオンライン接続時に使用され、便利な操作性と高いセキュリティを提供します。
- ハードウェアウォレット
- ハードウェアウォレットは、専用の物理デバイスとして提供されるウォレットです。ユーザーの秘密鍵はハードウェアウォレット内に安全に保管され、オフラインで保護されます。ハードウェアウォレットはオンライン接続時にも使用されますが、秘密鍵はデバイス内で署名され、ユーザーのコンピューター上に漏洩することはありません。
ウォレットの選択には、セキュリティ、使いやすさ、対応している暗号資産（仮想通貨）、バックアップおよび復元機能などが重要な要素となります。特にウォレットのセキュリティは非常に重要であり、信頼性の高いウォレットを選ぶことが重要です。
秘密鍵ってなんですか？
秘密鍵（Private Key）は、暗号資産（仮想通貨）ウォレットにおいて重要な要素です。暗号資産（仮想通貨）の所有権や資産の管理を行うために使用される鍵です。
具体的には、暗号資産（仮想通貨）の取引や送金を行う際には、所有者が秘密鍵を使用して取引署名を行います。この署名は、取引の正当性と所有権の証明を行うために必要なものです。
秘密鍵は長いランダムな文字列や数値の組み合わせで構成されており、非常に高い数学的な複雑さを持っています。一度生成された秘密鍵は、所有者以外に知られることなく、安全かつ秘密裏に保管する必要があります。
重要なポイントは、秘密鍵を紛失すると、そのウォレット内の資産にアクセスすることができなくなるということです。そのため、秘密鍵は安全かつバックアップされた状態で保管されるべきです。また、ハードウェアウォレットなどのセキュリティ機能を備えたデバイスを使用することで、秘密鍵の漏洩や不正アクセスから保護することができます。
秘密鍵の安全な管理は暗号通貨の保管において非常に重要な要素です。秘密鍵を厳重に保管し、セキュリティに注意を払うことで、資産の安全性を確保することができます。
