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Iolite 編集長FOCUS|Web3.0領域のトピックを深掘り

Iolite 編集長FOCUS   
――Web3.0領域のトピックを深掘り

急速に注目を集める新たなトレンドWeb3.0。「メタバース」・「NFT」・「DAO」などのWeb3.0テクノロジーとAIや量子コンピューティングなどが融合することによって生み出す世界とは?これらの次世代情報テクノロジーによって、組織や企業のあり方、個々の働き方や人間関係のあり方、更には物事の価値感や価値基準といったもの、すなわち人類の生き方自体が大きく変革していくことになるでしょう。飛躍的な技術革新がもたらす人類のネクストライフスタイルとは?目を離すことができない注目の最前線を追います。

ショート動画 運用術

ショート動画 運用術

ショート動画 運用術

日本人が持つ感性の1つ、「侘び寂び」

「侘び」とは、「寂び」の美しさを見出す心。「寂び」とは、経年変化によってさびれ、変化する独特な美しさ。これを合わせて、慎ましく質素ななかに、奥深さや豊かさなどの美しさを感じる美意識を指す言葉だと認識している。

 日本特有のものであれば「盆栽」をみた時、この「侘び寂び」という感性が働く。時計やアクセサリーも年月の経過とともに、さびれが良いアクセントになってくるものもある。

コンテンツについても、この「侘び寂び」の感性が働くことがあると最近になって思い始めた。数十年前の映画の質素な感じを、当時の思い出とともに味わう人も少なくないだろう。作品にもよるとは思うが、現代のコンテンツは最先端技術のごった煮のようなものが多く、感動と共に処理が追いつかない感覚になり、どこかお腹がいっぱいだ。

文章や動画というコンテンツを制作する身としては、ある種コンテンツの飽食時代に食べすぎて感覚が鈍らないように、ときに断食やオーガニックなコンテンツを取り入れてみようかとも考え始めている。

八木Iolite編集長FOCUS

2021年9月、SNSの運用と動画の編集者として今の会社に就職。当時の私はSNS運用の経験はあったため、ある程度会社の力になれる自信があったが、動画の編集に関しては、制作で人気のAdobe premiere Proは使い慣れておらず、スマホの動画編集アプリかiMovieを使って編集するレベルで動画編集者と名乗れるレベルではなかった。編集を続ける過程で、VYONDと出会いアニメーション動画を量産したこともあった。おかげさまで、入社当時より動画編集のスキルは上がったと思う。

すでにその頃にはショート動画が人気を博しており、今ではショート動画を目にしてチャンネルを知り、メインの動画を見てチャンネル登録をするという流れが主流になっている。

こと、本を書くとなると大抵の場合、編集者とライターがペアになって1つの本を作る。マーケティングを編集者がサポートすることもあるが、流通、マーケティング、デザインそれぞれ担当者が別に存在してチームに参画して本を広めていく。

しかし、YouTubeクリエイター、TikToker、そのほかSNSや動画プラットフォームで配信をする方々は、動画の構成、編集・デザイン、マーケティングまで一人で始めることがほとんどだと思う。

ただ、下世話な話題にはなるが、ショート動画での収益化は非常に難しいようだ。というのも動画の再生単価はアカウントの属性にもよるが、通常動画は0.05円~0.2円が相場。対して、ショート動画の収益は0.003円から0.01円が相場のようだ。

ポジティブな側面があるとすれば、より多くの人に認知してもらうことを考えた時に、ショート動画が別のプラットフォームとの親和性が高いということだろう。具体的には1つの動画を作り、TikTok、インスタグラム、Twitter、国内ではLINE VOOMへの配信も可能だ。この点が、ショート動画が成熟した理由の1つとしてあると思う。

また傾向として面白いのが、PRの案件でショート動画活用する場合、フォロワー数を獲得することよりも、「バズる」ことを目標としているということだ。言葉を濁さずいうと、投稿されるアカウントへの影響を配慮している余裕など案件を依頼する側にはなく、とにかくバズらせてほしいというのが本音だ。

インフルエンサーは影響力を持てば持つほど、自身の持っている媒体へのレピュテーションリスクと向き合い、マネージメントしなければならない。あくまで個人的な見解だが、個人がここまで高い能力を持っているということは、組織はさまざまな資本のレバレッジを効かせることが、組織化する価値の本質なのだろう。

#Shorts “戦国時代”を勝ち抜け!「ショート動画マネタイズ・集客マニュアル」

[Iolite記事]
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