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Iolite 編集長FOCUS|Web3.0領域のトピックを深掘り

Iolite 編集長FOCUS   
――Web3.0領域のトピックを深掘り

急速に注目を集める新たなトレンドWeb3.0。「メタバース」・「NFT」・「DAO」などのWeb3.0テクノロジーとAIや量子コンピューティングなどが融合することによって生み出す世界とは?これらの次世代情報テクノロジーによって、組織や企業のあり方、個々の働き方や人間関係のあり方、更には物事の価値感や価値基準といったもの、すなわち人類の生き方自体が大きく変革していくことになるでしょう。飛躍的な技術革新がもたらす人類のネクストライフスタイルとは?目を離すことができない注目の最前線を追います。

XRP100%急騰の要因と裏話

XRP100%急騰の要因と裏話

バルセロナパビリオン

「神は細部に宿る」近代建築の巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの名言である。建築に携わる方だけでなくとも、一度は聞いたことがあるという方も多いのではないだろうか。

数日前、某有名出版社の印刷を担当されている営業の方とお話しする機会があった。端的にいえば、印刷を任せてもらえないかという営業ではあったものの、担当された印刷物のサンプルをたくさんお持ちいただき、印刷に関する話も聞かせてくれた。

「最近写真に興味があるんですよね」と世間話をしながらサンプルを見させていただいていると、私が手に取っていたサンプルに「その写真はもう少し綺麗に撮れるはずなんですよね」と先方が一言。

その時、ビジネス誌でありながらデザインにこだわりを持って作っているIolite(アイオライト)の強さを再認識した。

7月28日に発売されるIolite9月号は、銀髪のアーティストの方が表紙を飾ってくれた。発売10日前には、Onlineにも最新の表紙デザインが反映されるので楽しみにしていてほしい。

Iolite9月号7月28日発売

撮影は私が最も信頼するカメラマンの1人である方に依頼し、写真を元にデザイナーと議論と調整を重ねデータ入稿を終えた。雑誌の表紙に使用する写真は高解像度でなければ綺麗に印刷されないということはもちろんのこと、髪1本1本が綺麗に写るようにするためには照明が鍵となるようだ。

光を強く当てすぎれば銀髪は白飛びし、暗すぎると銀髪と認識できない。前号の表紙を飾ってくれた「imma」さんのクリエイティブチームと仕事をしてから、私の中で仕事における普通の基準は変わった。自分でも1本の銀髪にここまで執着しているところに変態的な一面を感じるが、このディテールへのこだわりは別の仕事にも影響すると思っている。

校正に例えればわかりやすいかもしれない。Ioliteの場合、20,000字以上のインタビュー原稿を編集して、2ページの記事を作ることもある。全ページにそのような工数がかかるわけではないが、少なくとも私だけで300,000字以上は校正をかけている。私以上に見てくれている編集部のメンバーもいる。そして私の仕事は「1/300,000」の間違いに責任を取る仕事でもある。

手に取った読者の方々には記事に書かれた有益な情報と共に、関わったクリエイターの熱を感じてくれるような雑誌だと思ってもらえるように、これからも努めていきたい。

Iolite編集長FOCUS

XRP100%急騰の要因と裏話

いつもメルマガをご覧いただいている皆さんには、少し9月号の情報を先出ししたい。今号ステーブルコインの特集で、米リップル社コーポレート戦略担当バイスプレジデント、吉川絵美さんのインタビュー記事が上がる。

情報感度の高い方はご存知の通り、ニューヨーク州南部地方裁判所のアナリサ・トーレス判事が、XRPが一般投資家に販売される場合は「有価証券」には該当しないと判断を下した。なお機関投資家に販売される場合には「無登録で、違法な証券販売にあたる」としている。部分的勝訴ではあるものの、この判決の報道を受けXRPは7月13日、64円台から116円台へと急騰した。

吉川さんとは、ちょうどIolite9月号の原稿のやり取りを行なっていたところで飛び込んできたニュースで、場違いとは重々承知の上で「Emiさん、このような表現は適切かどうかわかりませんが、おめでとうございます。

良きタイミングでご一緒できたことを嬉しく思います!」と一文添えたところ、「どのような状況でも、色眼鏡をかけることなく弊社の活動について取り上げていただいたり、真摯に向き合っていただけたこと感謝いたします。」と返信をいただいた。

実は編集長として駆け出しだった頃、インタビューをさせていただいた時に、至らぬところが多々あったであろう私にも吉川さんは、優しくフラットに接してくれて、XRPレジャーの説明も噛み砕いてお話してくださった。

とあるイベントで吉川さんがモデレーターをされていた時には、パネリストの方々を吉川さんが下のお名前で呼ばれていたのを見て、「モデレーターをされている時、下のお名前で呼ばれているのが素敵だと思ったので、僕もEmiさんとお呼びしても良いですか?」と直談判したこともあった。

メールでEmiさんと書いて送らせていただいているのはそんな出来事の末、了解をいただいたためだ。

話を元に戻すが正直なところ、9月の発売号でインタビューのオファーをしたときにこのタイミングでリップル社が勝訴することを想定していたわけではない。しかし、ご縁というものは不思議なもので、結果的に雑誌のようなオールドメディアとしては神がかったタイミングでリップル社にお話を伺っていることになったのだ。

 全ての人に好かれることは難しいが、ご縁をいただいた方にいつも真摯な態度で接することで協力者は増えると思う。良い人間関係は運を運んでくれる。雑誌に掲載させていただいた多くの方々には、出版という仕事でこれからも恩返ししていきたい。

XRP裁判Ripple

[Iolite記事]
【NEWS】米裁判所、一般投資家向けXRPについて「有価証券に該当せず」と判決