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2024年暗号資産市場の見通し|ビットコイン予測 今週のポイント2024.1/8-14

2024年暗号資産市場の見通し|ビットコイン予測 今週のポイント2024.1/8-14

今週のビットコイン市場のポイント
2024.1/8 〜 14

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

暗号資産ポートフォリオの変更

今週のポートフォリオの変更はありません。



先週のビットコイン市場の振り返り

 さて昨年末からの市場の動きを振り返ってみますと、米国金融市場では株式、債券、為替、商品の各市場とも目立った動きはなく、暗号資産市場では手じまい売りもしくは年内の利益確定売りというような展開で上値が重い動きとなりました。BTCが600万円前後、ETHが32万円前後、XRPが88円台で年末を迎えています。

2024年になると2日未明からBTCの現物ETFについてのSECによる承認期待が高まりBTCで44,000ドル台(640万円台)まで急伸する場面もありましたが、その後、3日には「SECがETF申請を拒否する」との観測が流れて調整しています。

 しかし、4日以降に再度BTCの現物ETFについての承認期待が高まりました。特に「ブラックロックが1月10日にBTC現物ETFが承認されると予想している」との報道が流れたのがきっかけとなったようです。1月10日はARKが申請しているBTC現物ETFの最終承認期日となっています。 このような状況の中でBTC640万円台、ETH32万円台半ば、XRP81円台で新年第1週を終えています。

膨らむか?利下げ期待!注目は11日の米国CPI発表

今週の注目の経済イベント

米国金融市場では昨年末の過剰ともいえた「金利引き下げ期待」についての見直しが見られ、米国長期国債利回りが上昇し、株価も落ち着いた動きを見せています。その中で11日に発表される12月の米国CPIが当面の「金利引き下げ期待」へ影響を与えると見られますので注目されます。

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

このように現在の金融市場では、米国における利下げの期待が高まっています。そんな中、暗号資産市場において特に注目されているのが、米国証券取引委員会(SEC)の動きです。投資家たちは、SECがビットコイン上場投資信託(ETF)を承認するかどうかに注目しています。この決定は、暗号資産セクターにとって重要な瞬間となる可能性があります。

もしSECが実物ビットコインETFを承認すれば、暗号資産市場にとって画期的なマイルストーンとなります。これにより、機関投資家の増加や暗号資産を正当な金融資産として広く受け入れることが期待され、投資家の信頼が大きく高まり、市場活動が活発になることで、暗号資産の価値が上昇する可能性があります。

しかし、この話題は昨年後半から非常に期待され、議論されてきたため、SECの承認が発表された場合でも「材料出尽くし」や「利益確定売り」の反応が見られる可能性があります。また、承認されてもされなくても、今週は暗号資産市場が大きく上下に振れる可能性が高いと考えられるため注意が必要です。

2024年の暗号資産の見通し

さらに、2024年の暗号資産市場の見通しについてですが、ビットコインの「半減期」という重要なイベントに注目する必要があります。ちなみに次の半減期は今年の3月頃と推定されています。ビットコインの半減期は、マイナーに支払われる新たなビットコインの報酬が半分に減少するイベントです。このイベントは、ビットコインの供給量が限られていることを反映しており、ビットコインが発行されてから約4年ごとに訪れます。半減期は、ビットコインの希少性を高め、長期的には価値の上昇を促す要因とされています。

過去の半減期を振り返ると、その度にビットコインの価格に顕著な変動が見られました。例えば、最初の半減期は2012年に発生し、その後の1年間でビットコインの価格は大幅に上昇しました。同様のパターンは、2016年と2020年の半減期でも観察され、それぞれの後に価格が上昇する傾向が見られました。これは、新規ビットコインの供給減少が市場に与える心理的影響と、実際の供給減少が価格に与える影響の組み合わせによるものです。

半減期による影響は、短期的な市場の変動とは異なり、中長期的な視点で考える必要があります。次の半減期が近づくにつれて、市場参加者の間で期待感が高まる可能性があるため、SECの決定と合わせて暗号資産市場の動向を注意深く観察することが重要です。