BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
今週はFOMC議事録要旨の 公表に注目!|ビットコイン予測 今週のポイント2023.11/20-26

今週はFOMC議事録要旨の 公表に注目!|ビットコイン予測 今週のポイント2023.11/20-26

今週のビットコイン市場のポイント
2023.11/20 〜 26

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


暗号資産ポートフォリオの変更

[6回目]11月の10万円分の積立は以下の通りです。

[BTC/JPY|5,244,000]のレートにて
BTCに70,270円分
0.0134BTCを購入しました。


[ETH/JPY|280,000]のレートにて
ETHに19,992円分
0.0714ETHを購入しました。


[DAI/JPY|151.00]のレートにて
DAIに9,815円分
65DAIを購入しました。

11月 積立ポートフォリオの取引履歴


先週のビットコイン市場の振り返り

先週の暗号資産市場は、BTCで530万円台~550万円台の高値圏でのもみ合いとなり、全体も同様な動きとなりました。

経済指標の発表として14日(火)にCPI(消費者物価指数)、15日(水)にPPI(生産者物価指数)がありましたが、CPIは総合で前月比横ばいとなり市場予想の+0.1%を下回り、前年同月比でも+3.2%と市場予想の+3.3%を下まわりました。特に前月の+3.7%との対比が目立った点となります。一方、PPIでも前年同月比+1.3%で市場予想の+1.9%や前月の+2.2%を大きく下回りました。

こうした物価指標の上昇鈍化の流れを受けて米国10年債利回りは、4.4%台へ大きく低下しましたが、株式市場の反応は鈍く週を通じて小幅なもみ合いに終始しました。

暗号資産市場も金融市場の動きを受けてもみ合い展開となりましたが、そうした中、15日(水)にSEC(米証券取引委員会)がハッシュデックスの現物ビットコイン上場投資信託(ETF)の審査判断を延期すると発表しています。暗号資産市場では、この発表を受けてBTCを中心に下落しましたが、下値は堅く崩れるような展開とはならず、甘い地合で週を終えています。

FOMC議事録要旨の公表

今週の注目の経済イベント

今週は21日(火)にFOMC(公開市場委員会)の前回議事録要旨の公表があります。前回のFOMC(11月1日)以降、FRBによる利上げ停止と来年の利下げ開始の観測が強まり、米国では債券市場の利回りが大きく低下し、株式市場は堅調な展開となっています。

前回議事録要旨の内容が、こうした米国金融市場の観測を後押しするものとなるのか、あるいは、時期尚早とした内容であるのか、注目を集めるところとなります。

この公表内容次第で、来年への期待を持った一段高の動きとなるのか、あるいは高値警戒感もあるだけに調整局面へ向かう事になるのか重要な1日となりそうです。

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

暗号資産市場は、こうした金融市場の動向を見守る展開となります。ただ審査判断の延期が伝えられるSECによるETF審査ですが、引き続き検討される重要な個別材料として暗号資産市場の大きな注目点であり、独自の展開も十分考えられます。

また24日(金)に国内のCPI発表があります。日銀行は今年に入って徐々に政策変更を行ってきていますが、国内の物価動向によっては、さらに引締め気味のスタンスを強めることも考えられます。為替動向にも影響があるだけに注目をしたいと思います。