BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
暗号資産市場の最新動向を理解する。|ビットコイン予測 今週のポイント2023.10/30 -11/ 5

暗号資産市場の最新動向を理解する。|ビットコイン予測 今週のポイント2023.10/30 -11/ 5

今週のビットコイン市場のポイント
2023.10/30 〜 11/5

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


暗号資産ポートフォリオの変更

今週のポートフォリオの変更はありません。



先週のビットコイン市場の振り返り

先週の暗号資産市場は、思わぬ材料に後押しされて一段高い水準でもみ合う展開となりました。週初BTC460万円台、ETH25万円台、XRP79円台でもみ合う動きとなっていましたが、証券市場のクリアリング機関であるDTCC(デポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション)にブラックロックが申請しているBTCの現物ETFのティッカーが掲載されていた事が判明し、BTCが買われ、この動きが最大規模の踏み上げを誘発しBTCがさらに急騰する展開となりました。他の暗号資産も連れて上昇しています。

24日にBTCは34,000ドル台に進み510万円台、ETH27万円台、XRP85円台となっています。その後はもみあう展開となりましたが、米国企業の決算の不振やイスラエルによるガザ地上作戦の拡大などを受けての利益確定売りがあり、若干調整してBTC510万円前後、ETH26万円台、XRP82円台で週を終えています。

重要指標の発表が重なる|日銀金融政策決定会合|FOMC|米国雇用統計

今週の注目の経済イベント

先週は米国経済指標発表で24日にS&PグローバルによるPMIや25日に新築住宅販売件数があり、いずれも米国経済の堅調さを示すものであったことから米国長期金利が上昇し、米国株式市場は大きく下落する動きとなっていましたが、暗号資産市場には大きな影響は有りませんでした。

尚、クリアリング機関であるDTCCは日本の証券保管振替機構に相当するところで、米国証券取引の決済と清算、証券登録などの金融サービスを提供する米国証券市場において重要な機関です。

今週も米国、中国で景気動向を示す重要な経済指標の発表がありますが、そうした中で日本銀行の金融政策決定会合と米国のFOMCが開催され、その結果が注目を集める週となります。

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

今週はまず30-31日に国内で日本銀行の金融政策決定会合があります。米国の長期金利高止まりの影響を受け1ドル=150円台を付けた最近の円安の動きもあり、「長短金利操作の再修正」が行われるか注目されます。もしドル円相場を意識した形でこの修正が行われれば、円ベースでの暗号資産価格への影響もありますので、要注意の話題となります。

またその翌日には米国FOMCの結果発表があり、パウエルFRB議長のコメントが注目されます。その内容によっては米国金融市場だけでなく、コモディティ市場や暗号資産市場にも影響が出ることも想定されますので、こちらも大変注目されるところとなります。

今週はこうした大きなイベントが終了するまでは、大きな動きをとることは難しいと思われます。また現在のBTCの水準は短期的に買われすぎたとも見られ、基本的には現在の水準を固めるもみ合いとなると見ています。

ただ週末には米国で雇用統計の発表があり、この雇用統計の結果によっては大きな波乱となることも想定されますので、緊張感のある1週間と言えそうです。