BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
  • HOME
  • >
  • 今週のビットコイン
  • >
  • 消費者物価指数発表後に 「リスクオン」状態へ|ビットコイン予測 今週のポイント2024.5/20-26
消費者物価指数発表後に 「リスクオン」状態へ|ビットコイン予測 今週のポイント2024.5/20-26

消費者物価指数発表後に 「リスクオン」状態へ|ビットコイン予測 今週のポイント2024.5/20-26

株式会社J-CAMはWebX2024のプラチナスポンサーです。

キンカゴールドの取扱いを始めました。

BitLending XNK取扱い開始

今週のビットコイン市場のポイント
2024.5/20 〜 26

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


先週のビットコイン市場の振り返り

先週の米国金融市場では、週初は注目を集める経済指標の発表がなく、落ち着いた動きに終始していましたが、15日(水)に入り消費者物価指数4月が労働省から発表されると、その結果が「前月から鈍化傾向気味である」との感触を受けて、米国債券市場ではすべての年限で大きく利回りが低下し、10年国債利回りは0.1%低下しました。

また米国株式市場では債券市場での大幅な金利低下から「リスクオン」状態へ一気に進み、NYダウ平均は一時4万ドル台へ乗せ349ドル高で終了しました。このほかS&P500が61ポイント高、NASDAQが231ポイント高で終了し3指数とも市場最高値を更新した1日となりました。翌16日は少し冷静さを取り戻しましたが、17日には落ち着いた動きながらもNYダウ平均は40,003ドルと終値で4万ドルへ乗せて終了しています。

加熱するビットコインマーケット

ビットコイン総じて上昇基調を維持

一方、暗号資産市場も米国金融市場の動向に連動して動きました。13日から14日にかけては軟調気味で推移し、ビットコイン(BTC)は960万円前後で取引されていました。しかし、15日の消費者物価指数発表後、金融市場同様に活気づき、BTCは1,000万円台に上昇しました。イーサリアム(ETH)は46万円台、リップル(XRP)は79円台半ばに回復しました。

特にビットコインは、1,025万円(66,000ドル)近辺で上値が重くなり、もみ合いが続きました。週を通して、市場はボラティリティが高まりましたが、総じて上昇基調を維持しました。

今週の注目の経済イベント

今週は上場企業の決算発表もピークを過ぎ、目立った経済指標の発表が少ない状況です。しかし、重要なイベントとして、FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録が注目されています。

先週15日に発表された4月の消費者物価指数(CPI)は前月から鈍化しており、金融市場では「リスクオン」の動きが見られました。今回のFOMC議事録はCPI発表前の議論を含むため、インフレ指標に対する金融当局の考え方が確認でき、今後の金融政策の方向性を見出す手がかりとなるでしょう。

ミーム株の動向

先週、米国株式市場ではミーム株が一時急騰しました。ミーム株とは、SNSで大きな注目を集め、一般的には業績に関係なく株価が短期間に大きく変動する銘柄を指します。代表的な例として、GameStop(GME)やAMCエンターテイメント(AMC)が挙げられます。これらの株式は、特に個人投資家の集団行動によって急激な価格変動を見せることが多く、リスクの高い投資対象とされています。

モルガン・スタンレーのトレーディング・デスクは、現在の市場に対する危機意識を示し、「過度の悲観論よりも、投資家の強気すぎる姿勢が市場崩壊のリスクを高めている」とコメントしています。また、Bloombergの調査では、ミーム株の急騰を受けて43%の調査参加者が「市場のピークが近づいている」と警告しており、「相場にフロス(泡)が生じている可能性」を示唆しています。

今週の企業決算

今週の注目イベントとして、5月22日(水)に予定されている半導体大手エヌビディアの決算発表があります。エヌビディアは昨年からの米国株式市場の上昇を牽引してきた企業であり、その成長性が今後も続くかどうかが注目されています。決算内容次第では、株式市場全体のムードに大きな影響を与える可能性があるため、慎重な注視が必要です。

株式市場の見通し

先週の「リスクオン」ムードは、今週も続くと予想されています。特に、CPIの鈍化を受けた利下げ期待が株式市場の強気ムードを支えています。しかし、モルガン・スタンレーが指摘するように、過度の強気姿勢は市場のリスク要因ともなり得ます。投資家は楽観的な市場ムードに対して警戒を怠らず、慎重なスタンスを保つことが重要です。

ミーム株

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

マクロ経済の影響に注目

今週の暗号資産市場は、米国の経済指標や金融政策に大きな影響を受けることが予想されます。特に、FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録の発表が注目されており、これはインフレに対する金融当局の見解を確認する重要な手がかりとなります。

先週の消費者物価指数(CPI)の発表後、ビットコイン(BTC)を含む主要な暗号資産は「リスクオン」の動きを見せました。今週も、インフレ指標や金融政策の動向が市場の価格動向に大きな影響を与えると考えられます。

技術的要因

イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークの進展が市場に与える影響も注目されています。特に、スケーラビリティの向上やトランザクションコストの低減が期待されており、これが市場の活性化に寄与する可能性があります。

市場のボラティリティ

暗号資産市場は依然として高いボラティリティとなると予想されます。先週の消費者物価指数の発表後、ビットコインは一時1,000万円台に上昇しましたが、1,025万円(66,000ドル)近辺で上値が重くなり、もみ合い状態が続きました。今週も経済指標や規制の動向に敏感に反応することが予想されます。投資家は慎重なスタンスを保ちつつ、短期的な価格変動に対応することが求められます。

まとめ

今週の暗号資産市場は、経済指標や金融政策の動向、技術的な進展、および規制環境の変化に大きく影響されることが予想されます。特に、FOMC議事録の内容やビットコインETFの動向が市場の方向性を決定づける要因となるでしょう。高いボラティリティを伴う市場環境において、投資家は最新の情報を常に確認し、適切なリスク管理を行うことが重要です。



暗号資産ポートフォリオの変更

2月・3月・4月はBTC・ETHを割高とみて、積立をスキップし、キャッシュでプールしています。