BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
半減期に備える|ビットコイン予測 今週のポイント2024.4/1-7

半減期に備える|ビットコイン予測 今週のポイント2024.4/1-7

今週のビットコイン市場のポイント
2024.4/1 〜 7

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


先週のビットコイン市場の振り返り

先週の米国金融市場は週末金曜日のPCEデフレーター3月の発表を控えておとなしく始まりました。しかし27日(水)に発表されたコンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数3月の結果が104.7と2月の104.8から減速しほぼ横ばいでかつ予想を下回ったことから米国景気の先行きに対する楽観が強く広がり、米国株式市場はディフェンシブ株や景気敏感株が上昇してNYダウ平均が477ドル高、S&P500が44ポイント高となりました。NASDAQはエヌビディアなどが安く甘い動きとなりました。

また週末29日(金)発表のPCEデフレーター2月は前年同月比+2.5%と予想と一致し、コアPCEも前年比+2.8%と1月の+2.9%から減速しました。前月比は+0.3%で1月の+0.5%から減速しています。この結果から市場関係者では「コアのサービス・インフレは鈍化しているので、この調子は継続すると思われる」と見られています。この日の米国はグッドフライデーで市場はほぼ休場でしたので、市場の反応は今週に持ち越されています。

このような環境の中で暗号資産市場は、前週からの売りが継続していましたが、株式市場でコインベースの株価が上昇したことで連想買いから上昇しました。BTCで7万ドル台に乗り71,000ドルまで進みましたが、その後は上値が重く、BTCが1060万円台、ETHが53万円半ば、XRPが94円後半で週を終えています。

今週の注目の経済イベント

今週は、米国で先週末に発表されたPCEデフレーターに関して市場がどんな反応からはじまるのか注目され、また4月1日(月)には国内で日本銀行の短観、米国でISM製造業景気指数3月の発表があります。今週はこうした景気動向を示す経済指標の発表が日米欧と続き、週末には米国雇用統計の発表があります。

先だっての米国FRBパウエル議長の発言では、インフレ動向は徐々に落ち着くとの見通しの元、今後の景気の先行きに対して警戒感を持って見ている様子が窺えました。今週発表される様々なデータの結果がどうなるのか注目され、その状況によって米国利下げに対する期待が上下に振れることになりそうです。

bitcoinの半減期は4月20日前後

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

今週および2024年4月のビットコイン相場に関して、複数の要素を考慮した見通しを示します。まず、米国債券市場においては、インフレの長期化に対する警戒感から長期金利の高止まりが見られます。この状況は、米国株式市場や暗号資産市場にどのような影響を及ぼすかが注目されるポイントです。

特にビットコインに関して言えば、今月の20日前後に重要なイベントである半減期を迎えることが予測されています。過去半年間で、為替の影響を排除したドルベースでのビットコイン価格は170%も上昇しており、この上昇はビットコインETFへの資金流入と半減期への期待が背景にあると考えられます。しかしながら、これらの要因がどれほど影響しているのかを正確に把握することは困難です。その上で、順調すぎる急上昇が続いている中、半減期前後には一時的な大きな価格調整が生じるシナリオも想定しておくことが重要と言えます。

このような市場の不確実性を踏まえると、投資家は一定程度早めに利益を確定させたり、価格が大きく下落した場合には買い増しを検討するという具合に柔軟な選択肢を持っておくべきでしょう。重要なのは、急激な価格変動に動揺せず、事前に複数のシナリオを想定し、対応策を練っておくことです。これにより、市場の変動に柔軟に対応し、機会を最大限に活用することが可能となります。

総じて、今週および今月のビットコイン相場は、米国の金融市場の動き、半減期への期待、そして過去半年間の価格上昇の持続可能性に対する市場参加者の見方に大きく左右されると見られます。投資家は市場の警戒感を持ちつつも、柔軟な戦略を練ることが求められます。



暗号資産ポートフォリオの変更

2月・3月・4月はBTC・ETHを割高とみて、積立をスキップし、キャッシュでプールしています。