ビットコイン、荒波の1週間! 80,000ドル攻防戦の行方|ビットコイン予測 今週のポイント2025.3/17-23
2025.03.17
先週の暗号資産市場の動向
先週の暗号資産市場は、トランプ大統領の政策である関税問題により、米国経済の先行き見通しに不安が高まり、週を通じて大混乱となった米国金融市場の影響を受けて上値の重い展開が続きました。
ビットコイン(BTC)の価格推移
週初、BTCは82,000ドル(約1,225万円)近辺から始まり、若干調整した後に80,000ドル(約1,160万円)近辺から反発し84,000ドル(約1,240万円)近辺まで上昇しましたが、米国株式市場の大幅安を受けて再度80,000ドル(約1,180万円)近辺まで急落しました。
翌11日は79,000ドル(約1,175万円)近辺から下値を探る動きとなり、77,000ドル(約1,145万円)割れまで下落しました。その後、ロシアとウクライナの和平合意期待が高まり、82,000ドル超まで上昇しましたが、上値は重く81,200ドル(約1,210万円)近辺まで戻されています。
その後も関税問題による先行き不安に揺れる株式市場の影響を受けて、80,000ドルから84,000ドルを上下する動きとなりましたが、週末に株式市場が割安感から大きく上昇したのを受けて85,000ドル(約1,265万円)台まで一時上昇し、84,700ドル(約1,260万円)近辺で週を終えています。
ETHとXRPの動き
ETHは週を通じて1,810ドル(約27万円)~2,015ドル(約30万円)のもみ合い、XRPも1.95ドル(約290円)〜2.30ドル(約340円)のもみ合いが続きました。
ETHは28万円台半ば、XRPは350円程度で週を終えています。

米国金融市場の動向
米国金融市場は、冒頭でも述べているようにトランプ大統領による関税問題により大きく揺さぶられました。3月10日(月)はトランプ政権による不確実性から米国経済の減速懸念が高まり、株式市場は大幅安となりました。
- NYダウ平均 -890ドル
- S&P500 -155
- NASDAQ -727
翌11日(火)も続落となりましたが、ロシアとウクライナの和平合意期待で下げ幅を縮小した印象です。
12日(水)は注目された消費者物価指数が前年同期比+2.8%で、前月の+3.0%や市場予想の+2.9%を下回りました。またコア指数も+3.1%で同様に伸びが鈍化したことからS&P500が小反発し、NASDAQは+212となりました。NYダウ平均は小安く-82ドルでした。
生産者物価指数と関税問題
13日(木)には生産者物価指数が発表され、こちらも鈍化となりました。しかし、株式市場では激化する関税合戦を嫌気し、株式3指数は再度大幅安となりました。
- NYダウ平均 -537ドル
- S&P500 -77
- NASDAQ -345
この影響でS&P500は調整局面入りとなっています。
14日(金)になると、株式市場は大幅安が続いたことによる割安感が台頭し、買い戻しが入り急反発しました。
- NYダウ平均 +674ドル
- S&P500 +117
- NASDAQ +451
今週の経済イベントカレンダー
Calendar of Economic Events This Week
月 | 日 | 曜日 | 日本時間 | 国 | 経済イベント | 重要度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 17 | 月 | 10:30 | 中国 | 新築住宅販売価格2月 | ★★★☆☆ |
3 | 17 | 月 | 11:00 | 中国 | 鉱工業生産、小売売上高2月 | ★★★☆☆ |
3 | 17 | 月 | 21:30 | 米国 | 小売売上高2月 | ★★★★★ |
3 | 17 | 月 | 21:30 | 米国 | NY連銀製造業景気指数3月 | ★★★☆☆ |
3 | 18 | 火 | 21:30 | 米国 | 住宅着工件数2月 | ★★★☆☆ |
3 | 18 | 火 | 22:15 | 米国 | 鉱工業生産、設備稼働率2月 | ★★★★☆ |
3 | 19 | 水 | 未定 | 日本 | 日銀金融政策決定会合 | ★★★★☆ |
3 | 19 | 水 | 19:00 | 欧州 | ユーロ圏消費者物価指数(HICP)2月 | ★★☆☆☆ |
3 | 19 | 水 | 27:00 | 米国 | FOMC(連邦公開市場委員会) | ★★★★★ |
3 | 20 | 木 | 21:30 | 米国 | フィラデルフィア連銀景況感指数3月 | ★★★★☆ |
3 | 20 | 木 | 21:30 | 米国 | 新規失業保険申請件数3/9-3/15 | ★★★☆☆ |
3 | 20 | 木 | 23:00 | 米国 | 中古住宅販売件数2月 | ★★★★☆ |
3 | 21 | 金 | 08:30 | 日本 | 全国消費者物価指数2月 | ★★★☆☆ |
今週の注目イベント
FOMCの動向
今週のイベントで最も注目されるのは、米国のFOMCです。米国金融市場では政策金利据え置きと見ており、政策金利の引き下げはないと思われますが、パウエルFRB議長の会見での発言内容が注目されます。
今回の会合では、トランプ政権による関税問題が米国経済に与える影響について討議されると考えられ、今後の金融政策に対する当局の見解が明らかになると思われます。
日銀の金融政策決定会合
一方、日銀の金融政策決定会合も予定されており、こちらもトランプ政権による日本経済への影響についての討議が中心となる見込みです。今後の利上げ時期について、植田総裁の会見が注目されます。

米国経済指標の発表
また、米国の小売売上高や新規失業保険申請件数の発表が予定されており、関税問題がこれらの指標にどのような影響を与えているのかがポイントになります。特に小売売上高は月曜日に発表されるため、その内容次第ではFOMCの議論に影響を及ぼす可能性もあります。
今週の市場の展望
今週の米国株式市場は、こうしたいくつかのイベントを睨みながら、米国景気の先行きを考え、調整局面入りとなったS&P500をはじめとして、リスク資産市場の行方を探る週となりそうです。
暗号資産市場も同様に、経済指標の結果やFOMCの発表に注目し、価格動向に十分に注意する必要があります。
結果として、週を通じて金融市場は関税問題による影響と和平期待に翻弄された形となりました。
今週の金融市場のポイント
今週の金融市場では、米国10年国債利回りは若干上昇したものの、ロシアとウクライナの和平合意期待によりWTIは66ドル近辺でのもみ合いに終始しました。一方で金価格は週末に一時1トロイオンス3,000ドルを超え、2,983ドルで終えたのが特徴と言えます。

BTC積立企画
2023年6月から月毎に10万円分の暗号資産を実際に積み立てていき、そのポートフォリオを公開する企画です。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、日本の取引所でも取り扱われており、米ドルとペッグ(連動)するステーブルコインであるダイ(DAI)を対象としています。
これまでの暗号資産積み立ての状況
Accumulation Status
[期間:2023.06.05 〜 2025.04.03]
ポートフォリオの現在の資産価値
円
含み益(現在の資産価値 - 合計積立金額)
円
利益率
%
積み立て回数
16 回
合計積立金額
1,600,000 円
ポートフォリオの構成
ポートフォリオ
銘柄 | シンボル | 対円レート | 保有数量 | 日本円換算 | 構成比 |
---|---|---|---|---|---|
ビットコイン | BTC | [BTC/JPY]円 | 0.1523 BTC | 円 | % |
イーサリアム | ETH | [ETH/JPY]円 | 1.8884 ETH | 円 | % |
ダイ | DAI | [DAI/JPY]円 | 80 DAI | 円 | % |