BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
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「半減期後に42,000ドルまで下落の可能性」JPモルガン|ビットコイン予測 今週のポイント2024.3/4-10

「半減期後に42,000ドルまで下落の可能性」JPモルガン|ビットコイン予測 今週のポイント2024.3/4-10

今週のビットコイン市場のポイント
2024.3/4 〜 10

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


暗号資産ポートフォリオの変更

今週はポートフォリオの変更はありません。

先週のビットコイン市場の振り返り

先週の米国金融市場では前半は29日に発表される1月のPCEデフレーター(個人消費支出価格指数)の発表を控えて慎重な展開となり、NYダウ平均は月曜日から3日連続安でした。

29日に発表されたPCEデフレーターは前年同月比+2.4%と前月の+2.6%から鈍化し、また前月比も予想された+0.4%を下回る+0.3%となりました。この結果を受けて米国金融市場はリスクオンのムードが高まり、米国10年債利回りは4.1%台へ低下、株式市場ではハイテク株を中心に上昇しました。NYダウ平均は39,087ドル、S&P500は5,137、NASDAQは16,274で週を終え、S&P500とNASDAQは高値を更新しました。

BTC現物ETFへ多くの資金流入が発生しBTCの価格を大きく押し上げる展開

暗号資産市場はこのような米国金融市場とは大きく違った動きを見せ、BTC現物ETFへ多くの資金流入が発生しBTCの価格を大きく押し上げる展開となりました。BTC価格は週初51,000ドル台から始まり29日には63,000ドル近辺まで上昇し、週末には61,000ドル台で終え、円ベースでも930万円台となりました。ETHも51万円台、XRPも89円前後と上昇して終えています。

今週の注目の経済イベント

今週、米国では6-7日パウエルFRB議長による議会証言、8日には雇用統計の発表があります。議会証言では雇用統計やCPIの発表を控えて引き続き慎重な発言をパウエル議長が行うと予想されます。

 今週はISM非製造業景気指数の発表もあり、米国金融市場では引き続きインフレ動向を注視しながら一喜一憂する動きとなりそうです。

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

先週のBTC現物ETFへの資金流入が示したように、投資家は依然として暗号資産に強い関心を持っています。このトレンドが今週も続く場合、半減期に向けてドルベースの最高値へトライする動きが続きそうです。特に、マクロ経済指標や金融市場の動向が投資家のリスク意欲に影響を与える中、安全資産やハイリスク・ハイリターン資産への分散投資戦略として、暗号資産が選好される可能性があります。

もちろん米国をはじめとする主要経済圏で発表される経済指標や中央銀行の政策決定は、市場センチメントに大きな影響を及ぼします。インフレデータ、雇用統計、金利決定などが予想を上回るか下回るかによって、リスク資産への投資意欲が変動するため、BTC価格にも影響を与える可能性があります。

また、BTCの価格は技術的な分析や市場心理にも敏感です。特に、重要な抵抗線やサポートラインの突破は、短期的な価格動向に大きな影響を与える可能性があります。また、市場の恐怖・貪欲指数などのセンチメント指標も、投資家心理の変化を捉える上で重要です。

結論として、今週のBTC現物ETFへの資金流入は、市場の信頼感のバロメーターとして機能します。マクロ経済指標、政策発表、技術的なポイント、グローバルな市場動向を注視しながら、BTC市場の動きを予測することが重要です。

ただ「利下げ延期ならビットコイン価格上昇抑制の可能性も」としたグレースケールのレポートやJPモルガンによる「半減期後に生産コストである42,000ドルまで下落の可能性」と分析したレポートが相次いで出されており、高値圏での動きは波乱含みとなりそうです。

長期的にはBTC価格を中心として暗号資産市場の動きは堅調と考えていますが、短期的には十分に注意をしていただければと思います。