BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
機関投資家の市場参入には時間が必要|ビットコイン予測 今週のポイント2024.1/15-21

機関投資家の市場参入には時間が必要|ビットコイン予測 今週のポイント2024.1/15-21

今週のビットコイン市場のポイント
2024.1/15 〜 21

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


暗号資産ポートフォリオの変更

[8回目]1月の10万円分の積立は以下の通りです。

[BTC/JPY|6,232,500]のレートにて
BTCに49,860円分
0.008BTCを購入しました。


[ETH/JPY|330,000]のレートにて
ETHに49,995円分
0.1515ETHを購入しました。

2024年1月 積立ポートフォリオの取引履歴




先週のビットコイン市場の振り返り

先週の暗号資産市場は「SECによるBTCの現物ETFが承認されるのか」に注目が集まりました。週初、「承認」の偽情報により乱高下した後、1月10日(水)にSECからBTCの現物ETFの上場申請されていた11銘柄が承認されました。この発表を受けて暗号資産は全面高の展開を見せ、BTCが710万円台、ETHが39万円前後、XRPが90円台を付けましたが、その後、材料の事実売りと見られる利益確定の売りから上値が重くなり、週末にかけて調整局面となりました。週末にはBTC620万円前後、ETH36万円台、XRP83円台となっています。

先週1月11日(木)に米国の消費者物価指数(2023年12月)の発表がありました。金融市場は昨年12月のFOMCで政策金利の据え置きが決定され、今年の利下げ期待を強めていましたので、その期待が正当化されるかに注目が集まっていました。発表の内容は「、エネルギーや食品を除いたコアCPIが前年同月比+3.4%と11月の+3.1%から0.3%上昇し予想値も上回りました。今回の発表は、インフレを低下させる難しさを改めて浮き彫りにしました。金融市場では債券利回りが一時上昇し、ドルも買われるなどの動きがありましたが、依然として楽観論は根強く、大きな混乱にはなりませんでした。

 暗号資産市場もCPIよりもETFへの注目度が高く、CPIの発表には反応はありませんでした。

ビットコイン現物ETF承認も機関投資家の市場参入本格化はQ2以降か

今週の注目の経済イベント

今週は、米国を初めとしてEU、中国そして日本で景気の動向を示す多くの経済指標が発表されます。これからの各国、各地域での金利、株価そして為替の動向を探るポイントになるかもしれません。

特に世界経済をリードする米国において、今年の利下げ期待とソフトランディング期待が強く支配している現状が肯定されていくのか注目されるところになります。

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

一方、暗号資産市場では先週同様に金融市場の反応に留意するよりも暗号資産市場内での需給に注目が集まると思われます。BTCの現物ETFが承認され、その取引が暗号資産市場にどういった影響を及ぼすのか見ていくことになると思われます。

機関投資家によるBTCの現物ETFへの投資開始には未だ時間が必要と思われますので、目先はBTCで42,000ドル(600万円)前後での下値を固める動きが続くと見ています。