BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
今後の株価を左右する重要な決算発表続々!

今後の株価を左右する重要な決算発表続々!

今週のビットコイン市場のポイント
2024.1/29 〜 28

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


暗号資産ポートフォリオの変更

今週はポートフォリオの変更はありません。

先週のビットコイン市場の振り返り

先週の暗号資産市場は金融市場の動きから離れ、BTCを中心とした値固めの動きに終始しました。週初、BTCは39,000ドルを割れ、円ベースで570万円台まで下落しました。週半ばに39,000ドル~40,000ドルの動きで円ベース580万円~590万円、週末にようやく40,000ドルへ乗せ610万円台まで回復して終えています。ETHやXRPなどもこれに連れた動きとなりETH33万円台、XRP77円前後となっています。

先週のイベントではまず日本銀行の金融政策決定会合が開かれ、現在の金融緩和の継続が決定しました。会合では委員たちの間で、金融緩和策の出口に向けた議論が一段と活発になっていることが示されており、ことしの春闘での賃上げの状況などを踏まえて日銀がどのような判断をするのかが今後の焦点となります。会合後にやや円高に動く場面もありましたが落ち着いた動きとなっています。

米国では、1月のPMI(購買担当者景気指数)が発表され、総合PMIが52.3と予想を上回る堅調な結果となり、また26日のPCEデフレーター12月でPCEコア価格指数が前年同月比+2.9%と3年ぶりの低水準となりました。FRBが目指すインフレの低下と経済の落ち着いた動きが示されたと米国株式市場は堅調な動きとなっています。

今週の注目の経済イベント

米国では今週も製造業を中心とした景気動向を示す経済指標が発表されるほか、週末には雇用統計の発表があります。そうした日程の中にFOMCの日程が組み込まれており、この会合でどのような判断がなされるのか注目されます。

 1/31[wed]28:00 FOMC,2/1[fri]22:30 雇用統計

 現在、米国の金融市場では年内に6回の利下げを想定しており、この3月にも利下げがあるとの観測を強めています。こうした市場の楽観的な想定に対してFOMCメンバーがどのように議論し、会合後のパウエル議長がどのように発言をするのか、今後の方向感を示す重要なイベントとなります。

 一方、米国株式市場では決算発表が続いています。今週には30日アルファベットマイクロソフトの2社、2月1日アップルアマゾンメタの3社が決算を発表します。米国株式市場を牽引しているマグニフィセント・セブンのうちの5社が発表しますので、これからの株価の動向を左右する発表となりそうです。

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

先週、米国SECはブラックロック社が申請しているETHの現物ETFの可否判断を3月へ延期しましたので、ETFに関する新たな材料はしばらくないと思われます。

今週の暗号資産市場は、基本的にはBTCの現物ETFの動向を見ながらBTCで40,000ドルを固めるような動きを想定しています。

ただ株式市場では決算発表の結果によって株価が大きく上下する事も考えられます。その際には楽観論がさらに強まったり、あるいは楽観論のはしごが外される事も考えられ、暗号資産市場の動きに影響を与えることもあるかもしれません。決算発表にも注目したいと思います。