BitLending|最高利率10% 預けて増やす暗号資産レンディング
BTCは強気相場の初期段階なのか?

BTCは強気相場の初期段階なのか?

今週のビットコイン市場のポイント
2024.2/5 〜 11

暗号資産積立ポートフォリオについて


毎月一度、10万円分の暗号資産を購入し積み立てていきます。

購入する銘柄は「ビットコイン」と「イーサリアム」、そして米ドルペッグ通貨である「ダイ」の中から選択します。積立ポートフォリオはマーケットの動向に対して最適となるよう銘柄の構成比を調整していきます。


暗号資産ポートフォリオの変更

今週はポートフォリオの変更はありません。

先週のビットコイン市場の振り返り

先週は米国のFOMC会合を初めとして多くの経済指標などの発表があり、また注目される米国大手企業の決算発表もあり盛りだくさんな週となりました。そうした中で暗号資産市場の動きは想定したレベルよりもやや高い水準でしたがBTCで42,500ドル、円ベースで630万円台中心のレンジ相場の動きとなりました。

週初、米国ではケースシラー住宅価格指数11月が発表され、1987年の集計開始以来の過去最高値である313.80を記録し、5ヶ月連続で最高値を更新しました。これは中古住宅の在庫不足が価格を押し上げたと考えられます。また同日にCB(コンファレンスボード)消費者信頼感指数1月はほぼ予想通りでしたが114.8と発表されました。(予想は115)これも2021年12月以来の高水準で消費者が感じているインフレ率の鈍化、金利低下への期待、雇用の良好さを示したものと考えられます。こうした発表を受けて米国株式市場は週初上昇して始まっています。

その後、1月31日のFOMC会合で政策金利の据え置きが決定し、会合後のパウエルFRB議長の会見で市場が期待する3月利下げを否定するコメントが出され米国株式市場は下落しました。

しかし、30日に発表されていたアルファベットとマイクロソフトの決算が好調であったこと、さらに2月1日のアマゾンとメタが素晴らしい決算であった事を受けて米国株式市場はNYダウ平均とS&P500が新高値を更新しています。一方、2月2日に発表された米国雇用統計で失業率は3.7%でしたが、非農業部門就業者数が35.3万人増加し予想の18.5万人を上回り、また労働者の平均時給が+6.8%と前月の+4.7%から上伸したことで米国10年債利回りは大きく上昇しています。

このように先週は注目される大手企業の好調な決算をはやす楽観的な動きと引き続き堅調な経済活動を憂慮する動きが交錯する状況となりました。

暗号資産市場では、このような経済指標の発表と米国金融市場の動きから多少上下する展開でしたが、全体としては一定のレンジ内で動く比較的落ち着いた状況で週を終えています。

今週の注目の経済イベント

今週はあまり経済指標の発表はありませんが、日米の貿易収支などの発表と中国の物価に関する発表があります。米国の長期金利が上昇している場面で日本銀行の金融正常化についての関心が高まる可能性もあり、為替市場への影響があるのか注目したいところです。

 アーク・インベストメント・マネジメントは、ビットコインが「強気相場の初期段階にある」との見解を示しました

今週のビットコイン・暗号資産マーケットの見通し

暗号資産市場に関しては、近頃の傾向として安定した価格帯での取引が続いていることが指摘されています。市場は下値を固め、安定を保ちながらも、特に注目されているビットコインに関する楽観的な見解が存在しています。この楽観的な見解の一つとして、米国の著名な投資管理会社であるアーク・インベストメント・マネジメントは、ビットコインが「強気相場の初期段階にある」との見解を示しました。さらに、同社はビットコインに対する長期投資が、機関投資家にとって魅力的なリターンを生み出す可能性があるという報告をしています。

この楽観的な見方は、ビットコインの半減期に向けて市場の期待を高めています。ビットコインの半減期とは、ビットコインのマイニング報酬が半分に減少する周期的なイベントであり、通常、このイベントはビットコインの価格に重要な影響を及ぼすと考えられています。半減期によって新たに市場に流入するビットコインの量が減少し、その結果として供給圧力が緩和されることから、価格が上昇すると期待されるのです。

このような市場の期待と、アーク・インベストメント・マネジメントなどの機関からの前向きな評価を背景に、暗号資産市場は引き続き安定した動きを見せつつも、下値を少しずつ切り上げていくと予想されています。これは、市場がもみ合いながらも、徐々に安定した成長を遂げ、価格が上昇していく様子を示唆しています。投資家たちは、これらの動向を注視しながら、市場の将来に対する戦略を練っているのではないでしょうか