国内のレンディング事業者については、①暗号資産交換業者(暗号資産取引所)が提供するサービスと ②レンディング専門業者が提供するサービスに大きく分類することができます。
① 暗号資産取引所でレンディングする場合
貸借料率は年率で1%前後と比較的低めの設定となっています。何故かと言いますと、ユーザーから借りた暗号資産を自社サービス内でのレバレッジ取引などに活用することが基本になるからです。
つまり、暗号資産取引所の収益モデルは薄利多売型の手数料収益になるので、ユーザーへ還元できる貸借料率も自ずと低くなるというわけです。暗号資産取引所の中には年率で5%と謳っている会社もありますが、必要以上にユーザーから暗号資産を借りる事は難しく募集枠も限られことから、ユーザーの貸出したいタイミングで十分に貸出せないことになります。ですから、結果的に年利1%の枠に落ち着くといった状況になります。
② ビットレンディング等、専門のプラットホームでレンディングする場合
ユーザーから借りた暗号資産を海外の暗号資産交換業者や機関投資家などへ再度貸出して運用します。
つまり、市場で収益を得る事を目的としておりますので①の場合と比べてユーザーへ還元できる貸借料率は必然と高くなります。
ビットレンディングはレンディング専門事業者の他社と比較しても倍ほどの貸借料率を提供しているのはなぜですか?
1. 有力な海外取引所やクリプトファンドなど複数の機関と資産マネジメント契約を結んでおり、独自のポートフォリオを組んでいる。(分散管理のために1機関あたり最大で預かり資産全体の20%までとしています。)
2. Web3.0領域の総合誌『Iolite アイオライト』を運営している事業基盤がある。
3. パートナー企業と最新の金融工学やアルゴリズムを活用し、リスクコントロール下での安定運用を実現しています。